鳳凰の前菜
いきなりシェフの本気を感じました。鳳凰を表す為にニンジンの細工にどれだけ時間がかかったか。エビ、クラゲ、腸詰め、牛脛、鴨、エビテリーヌ?料理も抜かりなかったです。前菜で既に今夜は良い宴になると確信しました。
佛跳牆
シェフ直々に登場です。後ろの方には僕が得意のモザイク入っています。キム坂道総書記に誉められているモザイク技術です。
仕上がり
金華ハムかと思ったら雲南ハムだそうです。そして、冬茹、浮き袋、鮑、ホタテ、横浜ナマコ、特大フカヒレ、烏骨鶏です。僕の原価計算によるとこの1壺で最低20万円、もしかしたら50万円と言われても疑いません。
お味の方は今まで食べた佛跳牆で最も素晴らしく、呆然としながら無言で食べました。
ちなみにこんな乾貨が大量投入されてました。
様々な乾貨を使うので最低8人揃わないと本格的な物は出来ません。今回は僕の中華料理の先生が佛跳牆などキチガイじみたスープ食べる面々を8人ご存知とかで開催されましたが、普通は難しいと思います。もし次回食べれるとすればスイーツ佛跳牆クラブを僕が開催するしかないですが、超高級なのでちょっと無理かと思っています。
法螺貝の炒め
大法螺貝とユリの根、ヤングコーン、これが主菜でも充分な役者でした。
名古屋コーチンのアロゼ
中国では何と言うかわからなかったのでフランス料理の名前にしました。熱々の油を何度も何度も上からかけ続けて火を通してあります。こちらの焼き物は塩鶏が僕のお勧めですが、これはさらに上の次元でした。
活イセエビ炒め
生きてるイセエビは刺し身ではあんまりうまくないですよね。やはりこうでなくてはと思う出来でした。
ハタの蒸し物
少し生が残る絶妙の蒸し加減に中華料理の歴史を感じます。火の料理とは良く言ったものです。日本料理の魚料理ってバカの1つ覚えなの?と思うビアンキュイのみ。なので皆さん刺し身を喜ぶんですね。八戸の焼き魚を思い出す火入れでした。
田七とピータン
店の屋上で栽培してる田七、前回も頂きまして良かった記憶しかないです。それが高級料理なのでピータンがプラスされてます。お恥ずかしながら火の入ったピータン初めて食べまして、調味料としての大いなる可能性を感じました。
うなぎのトーチー蒸し
中華のうなぎはぶつ切りで炒めが基本なのに一匹トグロですか。取り分け可能まで骨に包丁が入ってますが切れてるところは全くなさそうでした。ニンジンで既にわかってましたがシェフの包丁技術を改めて感じる一品でした。
イーフー麺
香港から取り寄せたとか。小麦粉とアヒルの卵、水が一切入らない麺です。一度揚げてあり、これをパクったのが日本のカップヌードルと言われています。本家なのでカップヌードルとは比べ物になりませんが。
デセール
カジカガエルの卵管です。干した物を戻してゼリー状でした。ツバメの巣と並ぶ高級デセールで僕も名前だけ聞いた事がありましたが実物は初めて見ました。お味の方はシロップが担当してまして本体の味は特にない中華デセール標準の物ですが、あの小さなカジカガエルの卵菅?これだけで百匹とは言わないかもしれませんけどいったい何匹必要ですかね。山のカエルなので捕獲困難、日本では確か天然記念物ですよね。
戻す前の干し卵菅
中華料理の中でも究極の奥義を場末の南粤美食にて。中華街には見た目だけ豪華なお店が連なっています。しかしこちらぐらいの料理が出来るお店は存在するのでしょうか?店は見た目によらないです。
佛跳牆
仕上がり
お味の方は今まで食べた佛跳牆で最も素晴らしく、呆然としながら無言で食べました。
ちなみにこんな乾貨が大量投入されてました。
様々な乾貨を使うので最低8人揃わないと本格的な物は出来ません。今回は僕の中華料理の先生が佛跳牆などキチガイじみたスープ食べる面々を8人ご存知とかで開催されましたが、普通は難しいと思います。もし次回食べれるとすればスイーツ佛跳牆クラブを僕が開催するしかないですが、超高級なのでちょっと無理かと思っています。
法螺貝の炒め
名古屋コーチンのアロゼ
活イセエビ炒め
ハタの蒸し物
少し生が残る絶妙の蒸し加減に中華料理の歴史を感じます。火の料理とは良く言ったものです。日本料理の魚料理ってバカの1つ覚えなの?と思うビアンキュイのみ。なので皆さん刺し身を喜ぶんですね。八戸の焼き魚を思い出す火入れでした。
田七とピータン
うなぎのトーチー蒸し
イーフー麺
デセール
戻す前の干し卵菅
中華料理の中でも究極の奥義を場末の南粤美食にて。中華街には見た目だけ豪華なお店が連なっています。しかしこちらぐらいの料理が出来るお店は存在するのでしょうか?店は見た目によらないです。
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