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京大・折田先生像

今年はリセットさん 受験生緊張ほぐす

京都大に登場した「折田先生像」。今年はゲーム「どうぶつの森」の「リセットさん」だった=京都市左京区で2018年2月25日、野口由紀撮影

 国公立大2次試験の前期日程が全国一斉に始まった25日、京都大や京都工芸繊維大など京都府内の国公立大7大学でも実施され、受験生が試験に挑んだ。【野口由紀】

 京都大には前期日程募集人員2698人に対し7861人が志願。大学入試センター試験の結果を元に選抜された約7600人が国語と数学の試験を受けた。京都市左京区の吉田キャンパスには朝早くから受験生が訪れ、直前まで参考書を読み込み、最終調整する姿があった。試験会場の教室では教員らが問題を配布後、目を閉じて集中力を高めるなど緊張した面持ちで試験開始を待っていた。

 構内には毎年恒例の「折田先生像」も出現した。任天堂の人気ゲーム「どうぶつの森」のキャラクター「リセットさん」像で、ツルハシを持ったもぐらの傍らには「京大にリセット禁止の学風を築くために多大な功績を残した人です」などとの説明が書かれている。他のゲームキャラクターが「それじゃ、がんばってきてね!」と語りかける絵も貼られており、受験生の緊張をほぐしていた。

 元々前身の旧制三高の初代校長、折田彦市氏の胸像があったがいたずらが続き、大学側が撤去。以降、入試シーズンになると学生らがユニークな人形を「折田先生像」として設置するようになった。

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