イギリスのリバープール出身のマーク・ロバーツさんは3人の子どもがいる父親だ。そして、彼はプロのストリーカーでもある。

ストリーカーとは?公共の場で体を露出して走る人のことを指す。
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そう、ロバーツさんは、そのプロなのだ。
ロバーツさんは、これまでいろんな公共の場を裸で走り回ってきた。

NFLインターナショナルシリーズ(2007)

ライダーカップ(2010)
その記録は、なんと519回。

北京オリンピック(2008)
デイビッド・ベッカムと同じフィールドに立った経験もある。

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世界に名が知られるようになったのは、2004年のスーパーボウル。
ジャネット・ジャクソンがハーフタイムで胸を露出してしまったスーパーボウルだが、そのアクシデントの数分後に、ロバーツさんは自分の夢を実現するために裸でフィールドを走っていた。
そんなロバーツさんだが、息子が友人たちに嘲笑され「やめてほしい」とお願いしたのをきっかけに、2013年に引退していた。
……と思っていたら、平昌オリンピックで、引退から復帰したのだ。

平昌オリンピックで、ストリーカーになった回数は520回と記録を更新した。
Yahoo Sportsの過去のインタビューによると、ロバーツさんはプロだからこそのこだわりを見せているという。
「試合中にはやってはいけない。始まる前にやらなきゃいけないんだ」「試合を中断させたくない……私はプロだから」

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平昌オリンピックでも、会場がスピードスケート男子1000mの表彰式を待っている間、ステージはロバーツさんのものとなった。

ピンクのバレエチュチュとサルを身につけていたロバーツさん。体には「ラブ&ピース」と書いている。復帰パフォーマンスを数分間も披露したが、途中で足が滑ってばったりうつぶせに倒れた。
ネットでは、ラブ&ピースの重要性に共感した人々が投稿していた。「日々、世界中でひどいことが起きている中、ピース、ラブ、そしてサルのペニス靴下の大切さをときどき誰かに思い出させてもらわなきゃいけない」
Sometimes in the midst of the terrible things that are happening daily in this world we need someone to remind us a… https://t.co/Kq9Z3h33Cr
「この男がやっていることは正しいよ。人生は真面目になりすぎている。笑わなきゃ。イギリスがこの喜劇的な伝統を長く続けますように😂😂」
Fair play to the man, life is getting way too serious, have a laugh. Long may the British continue this comic tradi… https://t.co/iCULqpc9gH
「『世界的に有名なストリーカー』という立派な称号を自分も欲しいと思った人、ほかにもいない?」
Who else wishes they held the prestigious title of " World Famous Streaker " @neilpatel https://t.co/AP1wLDhFSe #STREAKER #AllDay
「たった今、オリンピックを優勝したストリーカー」
This streaker just won the #Olympics. 📷: @GettyImages #PyeongChang2018
オリンピック委員会がこの件をどのように対応するのかは不明。しかし、過去に罰金を科せられても続けているのを見る限り、ロバーツさんがやめることはなさそうだ。
この記事は英語から翻訳されました。
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バズフィード・ジャパン ニュース記者
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