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レジェンド 作者:神無月 紅

秋に向けて

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1653/1653

1653話

 その盗賊達は、一年程前からサブルスタの周辺で活動を始めた者達で、汚れなき純白名乗っている集団だった。
 まるで正義の味方のような名前だったが、そのような名前とは裏腹に汚れなき純白の行為は残虐極まりない。
 商隊を襲えば、なるべく人を殺さないようにして捕らえるのだが、当然それは人道的な考えから……という訳ではなく、自分達の憂さ晴らしで泣き叫ぶ相手がいるといいから、というのが主な理由だ。
 捕らえられた者達は、その全てが生まれてきたことを後悔されるような目に遭わせられる。
 沸騰したお湯を強引に飲ませたり、短剣を投げる的にしたり、爪を剥ぎ、目玉を抉り、歯を強引に引き抜く……といったように。
 もしその行為が、何らかの情報を得る為の拷問の類であれば、拷問される方も情報を吐けば楽になるだろう。
 だが……汚れなき純白の者達は、それこそ自分の楽しみでそのような行為を行うのだ。
 ……不幸中の幸いだったのは、汚れなき純白に所属する盗賊達は、あくまでも加虐趣味……人を痛めつける行為を好む者ばかりで、性的な意味で女をいたぶる趣味がなかったということか。
 もっとも、それでも本当に運が良いのかと言われれば、誰もが否と答えるだろうが。
 性的な意味で乱暴はされずとも、肉体的な意味で乱暴されるのだ。
 それも、悲鳴や泣き声を聞きたいという、そのような理由で。
 今日も、汚れなき純白の者達は、暇潰しとして唯一生き残っていた女の手を短剣で貫き、木の幹に固定すると全員がその辺に転がっている石や短剣、木の枝……といったものを投げつけ、その悲鳴を楽しんでいた。
 だが、その悲鳴が耳に心地よかった為か、つい熱中しすぎて女が死んでしまい……仕方がないから、そろそろ別の獲物を襲いに行かないかという話をしていた時、その声が周囲に響き渡る。

「グルルルルルゥ!」

 それが、汚れなき純白の者達にとって、悪夢の始まりだった。
 最初は空を何らかのモンスターが飛んでいる中で、鳴き声を上げたのだろうと思っていたのだ。
 それだけであれば、正直なところそこまで気にする必要はなかっただろう。
 事実、現在汚れなき純白の者達が拠点としているこの場所は周辺の木々を使ってしっかりと隠蔽しており、見つかる心配はないと強い自信を持っていたからだ。
 これまで凶悪な盗賊団として知られている汚れなき純白が、一切冒険者や警備兵といった者達に見つかっていないのはその隠蔽技術が非常に巧みだというのも大きな理由の一つだった。
 だが、人間の目は誤魔化せても、セトの……グリフォンの目を誤魔化すことは出来なかった。
 その鳴き声が周囲に響いた瞬間、本当の意味で悪夢をもたらす者が姿を現したのだ。

「お前達は奴隷として売り払う価値もない。……幸いお前達の拠点はここのようだし、情報を聞き出す必要もない。よって……死ね」

 いきなり現れ特続を一人殺したその人物は、そう言うや否や、どこからともなく取り出した槍を腕力だけで投擲する。
 空気そのものを斬り裂くかのように放たれた槍は、それが槍だとは思えない程の速度で……それこそ弓から射られた矢ではないかと勘違いする程の速度で飛び、数人の盗賊達を纏めて貫き、近くに生えていた木の幹を貫いたところでようやくその動きを止めた。

「い……今だ! 奴は槍を投げたから、もうあの大鎌しか武器はねえ! 一気に全員で掛かれ!」

 盗賊の一人が、動揺したまま叫ぶ。
 もし動揺していなければ、襲ってきた相手が持っているのが大鎌ということで、それが誰なのか分かっただろう。
 冒険者の数は多いが、大鎌を武器にしているような者などかなりの少数派なのだから。
 ましてや、その人物は大鎌の他に槍をも一緒に扱ったとなれば、そのような人物が誰なのか、分からない筈がなかった。
 そして相手が誰なのかも知らないままで戦いを挑むというのは、この場合致命的なミス以外のなにものでもない。
 もしこの場にいる者達が、レイの正体を察することが出来ていれば、ここで無駄に戦いを挑むような真似をせず、真っ先に逃げ出していただろう。
 それこそ、仲間の心配をするようなことはせず、自分だけでも助かるように一目散に森の中に姿を消していてもおかしくはない。
 だが……不意打ちと呼ぶに相応しい襲撃だっただけに、汚れなき純白の者達はレイをレイだと……深紅の異名を持ち、盗賊達からは盗賊喰いとして恐れられている人物であると、咄嗟に気が付くことは出来なかった。
 いつも不意打ちするのは自分達で、まさか自分達が不意打ちされるとは思っていなかったのだろう。
 また、この拠点を隠すための偽装も上手く出来ているという自信が、そんな汚れなき純白の盗賊達の油断に繋がっていた。
 そんな盗賊達は、レイにとっては敵……ですらなく、的と呼ぶべき存在にすぎない。
 そんな的に向かい、レイはデスサイズを振るってはあっさりと命を刈り取っていく。
 レイのデスサイズが一振りすれば、それこそ数人の盗賊が為す術も手が、足が、胴体が、首が切断されていく。
 中には自分達が外道だからこそ見つかれば死刑は間違いないと、高い危機感知能力を持ち、それに従って逃げ出した者もいる。
 この盗賊団は、厚真でも外道の集団であり、仲間意識の類を持っている者は非常に少ない。
 そんな者達が真っ先に逃げ出したのだが……

「グルルルルルルゥ!」

 空から落下してきたセトが振るった前足の一撃は、盗賊の頭部た胴体を容易に砕く。
 砕かれながら近くに生えていた木々にぶつかり、その衝撃で骨が折れる。

「う……うわあああああああああああああああっ!」

 セトを……より正確にはセトによってあっさりと殺された仲間の死に様を見て、盗賊が悲鳴を上げる。
 先程のセトの鳴き声と合わさり、盗賊達の何人かはそこでようやくセトに視線を向けた。

「グ……グリフォンだあああああぁぁっ!」

 その一言がもたらしたものは、致命的だった。
 ただでさえ油断していたところに、レイのような凶悪な存在の奇襲を受け、次々に仲間が殺されているのだ。
 それに加えてグリフォンが現れたとなれば、所詮自分より弱い相手を襲って思う存分加虐趣味を満たしてきたような盗賊達に、その状況から建て直すような能力も、そして根性もない。
 そして何より決定的だったのは……

「ちょっと待て。グリフォンだと? で、襲ってきた冒険者は大鎌を……って、それは深紅、盗賊喰いじゃねえかっ!」

 決定的なその一言を叫んだのが誰なのか、それはレイにも……そして盗賊達にも分からなかった。
 ただ分かるのは、自分達の前に姿を現したのが盗賊にとっては致命的なまでの存在だということだろう。
 戦って勝てるような相手ではなく、まさにレイが持つデスサイズのように、絶対的な死を自分にもたらす存在。

「うっ……うわあああぁぁぁぁっ!」

 レイが誰であるのかを悟ると、汚れなき純白の盗賊達は先を争うように逃げ出す。
 それこそ、誰かがレイに戦いを挑むようなこともなく、ただ逃げ切れればいいと、そんな風に思っての逃亡。

「逃げるなら、最初から盗賊なんて……するな!」

 その怒声と共に放たれた黄昏の槍は、逃げていった盗賊達を数人纏めて背中から貫く。
 背中から貫かれた盗賊達の中には、どのような偶然が働いたのか、そのまま黄昏の槍に貫かれた状態のままの者もいる。
 そうして数人の盗賊と共に背中を貫かれたまま木の幹に黄昏の槍の穂先が刺さっているのを見たレイは、一瞬モズのはやにえという言葉を思い出す。
 当然そのような目に遭った盗賊は既に生きてはおらず、黄昏の槍がその能力でレイの手元に戻ってきた時には木の幹から地面に崩れ落ちる。

「ほら、逃げるなよ! 汚れなき純白なんてふざけた名前を名乗ってるんだ。もう少し、しっかりとした力を俺に見せてみろ!」

 お前達に使うのは黄昏の槍でも勿体ないと、レイは黄昏の槍を近くの木の幹に突き刺すと、ミスティリングの中から槍を取り出す。
 それは、レイが黄昏の槍を手に入れる以前に使っていた、穂先の先端が掛けていたり、柄の部分が壊れかけていたりと、本来なら廃棄品として使うべき代物。
 その槍を手に、身体の捻りと共に投擲するレイ。
 助走や全力での投擲という訳ではないので、速度も威力も、先程レイの放った黄昏の槍の一撃に比べれば大きく劣る。
 だが、相応に強い相手であればまだしも、今レイの視線の先にいるような、どうしようもない盗賊達を攻撃するには十分なだけの威力を持っている。
 空気を斬り裂きながら次々に投擲された槍は、その槍の数の分だけ盗賊達に突き刺さる。
 頭部を砕かれて死んだ盗賊は、痛みを感じることなく死んだのだから運が良いと言えるだろう。
 中には脇腹を貫かれたり、太ももを砕かれたり、腕を砕かれたり……といった結果になった者達もいる。
 そのような者達は、衝撃によって転び、地面を転がり回ることになる。
 当然怪我をした場所にも土が付着し、治療をするには相応しくない衛生状態になるのだが……盗賊達を治療する気はなく、全員殺すだけだと決めているレイにとっては、そんな盗賊達の状況を見ても、特に心動かされることはない。
 寧ろ、このままモンスターや動物の餌食にでもなれ、といった風に冷たい視線で一瞥すると、運良くこの場から逃げ切った相手の後を追う。

(まぁ、運が良いとはとてもいえないけどな)

 ここから逃げ出すことが出来ても、それは本当の意味で逃走に成功したという訳ではない。
 幾ら盗賊で森の中を移動するのに慣れていても、だからといってそれでレイから……そしてレイの相棒たるセトから逃げられる筈がない。

「ぎゃああああああああああああああっ!」

 事実、森の中に悲鳴が響き渡る。
 夏の日差しを遮る森の木々の枝、木漏れ日の降り注ぐ森の中には、到底相応しくない悲鳴。
 そんな悲鳴の聞こえてきた方に向かい、レイは黄昏の槍を回収し、デスサイズと共にミスティリングに収納してから進み始める。
 数分と歩くことなく、常人よりも鋭いレイの嗅覚は、鉄錆臭を嗅ぎ取った。
 それが誰の血の臭いなのかというのは、それこそ考えるまでもなく明らかだろう。
 事実、歩いていたレイの目には、すぐに両足を失って地面を転がりながら痛みに耐えている盗賊の姿が目に入ってきたのだから。
 見れば、少し離れた場所には盗賊のものと思われる二本の足が、地面に倒れている。
 レイのデスサイズで斬ったような鋭い切断ではなく、力で強引に破壊した一撃。
 それをやったのが誰なのかというのは、それこそレイにとっては考えるまでもない。

「うっ、うわああああああああああああああっ! 来るな、来るな、来るなぁっ!」
「ひいいいいいいいい! ごめんなさい、ごめんなさい。許して、許して、許してぇっ!」
「ママ、ママ! どこにいるの。僕はここだよ、助けてお願い来ないで頼む!」

 そんな悲鳴が、森の中のいたるところで上がっている。

「……セトを怒らせたな」

 グリフォンは、空飛ぶ死神とも呼ばれて恐れられている。
 だが、獅子の下半身を持つのを見れば分かる通り、空を飛ぶだけではなく地面を走るのも苦手という訳ではない。
 ましてや、ここは森の中。モンスターや野生の獣にとっては、まさにホームグラウンドと呼ぶに相応しい場所だろう。
 そんな場所でセトを怒らせるような真似をすれば、どうなるのか。……それが、現在森の中に響き渡っている悲鳴が示していた。
 セトを怒らせた理由が何なのか……それは明らかだった。
 残りの盗賊に関してはセトに任せ、レイは歩いて先程レイが降り立った場所に戻る。
 そこにあるのは、全裸の状態で両手を短剣で貫かれて木の幹に縫い止められた、女の死体だ。
 一目見れば、その女が既に生きていないというのは明らかだった。
 そもそも、生きているのであれば身体に何本もの短剣が突き去った状態でこうして大人しくしていられる筈がないし、何より……額に短剣が根元まで埋まっている状態で、生きていられるとは思えない。
 女を女だと認識出来たのは、全裸の状態だったからだ。
 そうでなければ、とてもではないが額を始めとして顔のいたる場所に傷があるその存在を女だとは認識出来なかっただろう。

「……もう少し苦しませてから、殺すべきだったな」

 先程自分が槍で貫いた盗賊達のことを思い出しながら、レイは忌々しげに呟く。
 そうしつつ、ミスティリングの中から布を取り出すと、掌から短剣を抜いてその布の上に降ろし、身体を包んでからミスティリングに収納する。
 生き物を収納することは出来ないが、死体は収納出来る。
 取りあえず女の無念は晴らしたと、そう心の中で呟き……汚れなき純白の拠点の洞窟に入っていくのだった。

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