一眼でもうまく撮れない人が知らない3常識

オートモードに任せすぎていませんか

宝の持ち腐れにならないために(写真:Graphs / PIXTA)
「一眼レフで撮れば、劇的にすごい写真が撮れるはず!」
そう思って一眼レフのデジカメを手にしてみたものの、「撮ってみたら何か微妙……」。そんな経験はありませんか?
「デジカメ選び、今さら聞けない基本中の基本」(2月10日配信)に続いて、カメラ挫折経験をもつイラストレーターのこいしゆうかさんが、写真家の鈴木知子先生に学びながら、カメラを上達していく様子をコミックでまとめた『カメラはじめます!』から、カメラのコツを紹介します。

あなたがカメラに挫折する理由

私も初めはせっかくの一眼レフだからと張り切って、マニュアルや他の設定に挑戦しようと試みました。しかしいまいち使い方がわからず、結局いちばん失敗しないという理由で、もっぱらオートでの撮影に。そのうち、「あまりスマホで撮るのと変わらないかも……」と、いつの間にかカメラは引き出しの奥底で眠ることになってしまいました。

そもそも「何がわからないのかが、わからない」というのが、大きな壁なんです。そして、その壁をなかなか越えられない原因のひとつは、カメラの説明書や教本が「ちゃんとし過ぎているから」なのかもしれません。

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  • NO NAME4fbde0c5a89d
    そうなんだよなー。
    購入してそのままの設定で使っている人は、夕焼けをとっても赤くない写真になるし、フラッシュオートのままで毎回ピカピカ平らせている人もいる。
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    2018/2/25 09:30
  • NO NAME9399a11b8b75
    個人的には、(1)絞り、(2)ISO感度、(3)露出補正と思うけど。ホワイトバランスは技術蓄積が長いからオートでも外さないボディが多いけど、ISO感度オートはメーカーによって考え方が様々。暗がりで絞りを開けて取ろうとすれば、ISO感度あげてシャッタースピードを上げないと、例え自分が手ブレしなくても、被写体がぶれてしまう。フィルムを替えなくても、コマ毎にISO感度を変えられるのがデジカメの強み。
    てなことを、初めての人に説明してもわかってはもらえない。フルオート脱却は、二つ三つと言わず、ホワイトバランスもISO感度もオートにしたボディを渡して、「Aモードで昼間に撮ってみよう」というので充分なのでは?
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    2018/2/25 09:37
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