2018年02月25日07:00
木美帆さんは「木菜那さんの妹」です!
「当たり前やんけ」「ずっと前からそう」「生まれたときから何ひとつ変わってない」というツッコミが連打されそうですが、それぐらいの偉業を菜那さんはやってしまいました。冬季五輪で金2つ、しかも一大会、しかも女子。これは日本では過去に誰も成し遂げていない、レジェンドクラスの大偉業です。もはや美帆さんのオマケなどとは言わせない!
これまで冬季五輪で金を複数回獲った選手は、日本には菜那さんを入れて5人しかいません。アルベールビル・リレハンメルのノルディック複合団体メンバーである荻原健司、河野孝典の両氏。長野五輪でスキージャンプラージヒルと団体を制した船木和喜さん。フィギュアスケート男子シングルでソチ・平昌を連覇した羽生結弦氏。そして、平昌五輪でスピードスケートチームパシュート・マススタートを制した木菜那さん。これしかいないのです。女性はもちろん菜那さんひとりです。
ノルディック複合団体は「ジャンプ飛びすぎ」の時代性、スキージャンプは「地元開催」という優位があると考えると、これはもう羽生氏か菜那さんかということになってきてもおかしくない。国民栄誉賞という話が急激に出てきたとしても不思議はない。それぐらいスゴイことになってきました!
菜那派:「清水宏保クン!ここへ」
菜那派:「キミは金何個かな?」
菜那派:「あぁ、1個」
菜那派:「はい、戻ってよーし」
菜那派:「原田雅彦クン!ここへ」
菜那派:「キミは金何個かな?」
菜那派:「あぁ、1個」
菜那派:「ほぼほぼ獲ってたヤツがある?」
菜那派:「リレハンメルの団体戦?」
菜那派:「でもアレは、キミが落下したやん」
菜那派:「レジェンド葛西の金を銀に変えたやん」
菜那派:「はい、戻ってよーし」
菜那派:「小平奈緒クン!ここへ」
菜那派:「キミは金何個かな?」
菜那派:「あぁ、1個」
菜那派:「ということは」
菜那派:「スピードスケート史上で」
菜那派:「一番金をたくさん獲った」
菜那派:「日本選手は誰でしょーうか?」
菜那派:「はい、戻ってよーし」
菜那派:「木美帆クン!ここへ」
菜那派:「キミは金何個かな?」
菜那派:「あぁ、1個」
菜那派:「銀と銅はある?」
菜那派:「合計3個だから勝ってる?」
菜那派:「すまんのぉ」
菜那派:「五輪では金の個数が最優先なんよ」
菜那派:「各国メダルランクもそうなんよぉ」
菜那派:「はい、戻ってよーし」
まぁ、さすがにここまで下衆が登場すると「そもそもマススタートとは」「その種目いる?」「何か納得いかない」みたいな話にされそうなので、どこかで折り合いをつけないといけませんが、これぐらいの暴言を言っても一応の筋が通るくらいのことを菜那さんはやってしまいました。レジェンド・オブ・レジェンドの位置に一気に上り詰めた。コバンザメのように後ろにくっついた走法で!
↓ゴメン菜那さん!「メダル獲れ」っては言ったけど、メダル獲るとは思ってなかったわ!
正直、応援馬券で100円買うくらいの気持ちやった!
世界距離別選手権・銀の実績を舐めてました!
お詫びにこの場で死にます!ギニヤー!
ムクッ、不屈の邪心で生き返りました。いやー、それにしてもサプライズでした。まったくゼロとは思ってませんでしたが、金だなんて。本番にだけ妙に強いタイプ(※例:里谷多英さん)ってのがいるものですが、菜那さんもこの大本番に合わせてくる稀有なる能力の持ち主だったとは。
迎えた準決勝、菜那さんは完璧なレース運びでした。
マススタートは12名から16名というとても大人数の選手が一度に滑って着順を競うというもの。ただ、単に速ければいいということではなく、自転車競技のポイントレースのように「特定の周回ごとの上位選手にポイントを与える」という特別なルールがあります。
準決勝では、上位8名が決勝への切符を得ますが、その順番の決め方は着順ではなくポイント順。もちろん1着入線なら60ポイントという高得点をゲットし、ほかの選手がどう頑張っても「1着がポイント順でも1番」ということにはなるのですが、大事なのは上位8名に入ることだけ。
菜那さんはスタート後、中団前目の競馬で言う「好位」につけ、馬群のなかに入って足をじっとためます。パシュートの際にも紹介しましたが、菜那さんはこのコバンザメをやるときに無類の強さがあり、小さな身体をすっぽりと他選手の後ろに入れてラクをします。
そして菜那さんはダラダラーっと3周滑ると、4周目のトップ選手がもらえる5ポイントの小ボーナスを狙ってスパートします。そして、その5ポイントを獲ったあとは馬群のうしろで周回遅れにならない程度にダラダラーっと滑り、スタミナも使わず、もらい事故も避けて、準決勝そのものをやり過ごしました。完璧なレース運びでした。
そして、迎えた決勝。菜那さんにとって、若干の不都合もありました。準決勝2組に登場した佐藤綾乃さんがもらい事故で敗退したため、日本勢ふたりでチームを組んで滑るという策はできなくなったのです。「なるほど、競馬で言うとサトノが2頭出ししようとしたら1頭除外されたみたいな話ですね!」。わかんないと思いますけど、そういう話です。
しかし、菜那さんは類稀なるレースセンス、展開の読みを持っていました。改めてレースを見直すと、菜那さんはスタートからずっとオランダのスハウテンをマークしていました。スタート直後には激しい位置取り合戦でスハウテンにコバンザメしようとしますが、そこに同じオランダのファンデルバイデンが寄せてきて菜那さんを押し出します。「2頭出しでブロックかよ!」と競馬場のオヤジからも野次が飛ぶような作戦です。
それでも菜那さんは焦りません。そのうちオランダのふたりは助け合いを始めることはわかっているのです。ファンデルバイデンの背中にぴったりつきながら、流れのなかでポジションを探ります。エストニアの選手が大逃げを打ちますが、もちろん菜那さんはガン無視です。中途半端に目先の変化に引きずられるのではなく、実力者だけを徹底的にマークする。見立てのいいジョッキーの競馬のような、素晴らしいレース勘。
そしてしばらくカメラが先頭の大逃げを映している間に、菜那さんはお目当てのスハウテンにコバンザメしていました。スハウテンはそれを嫌って大きくカーブで膨らみ、ついてこないでくれというコース取りをしますが、菜那さんは背中に軽くタッチしながらしつこくついていきます。すごく、イヤなレースするジョッキーです!
すると今度は、オランダはファンデルバイデンを前に出して全体のペースアップを図るような動き。ペースを上げて、後方で足をためたスハウテンが差し切る…そんなイメージでしょうか。しかし、菜那さんはあくまでも徹底的にスハウテンをマーク。絶対にスハウテンの後ろをどかないという意志の強さを感じます。ちなみに、菜那さんの後ろには韓国のキム・ポルム(※パシュートで仲間を置き去りにして涙の謝罪会見をやらされた選手)がずっとくっついてきています。3選手がトレイントレイン状態です。
やがて全体のペースが上がり、勝負はクライマックスへ。それでも菜那さんは動かない。絶対にスハウテンの後ろから動かない。これがワールドカップであれば、イタリアのロヨブリギダにコバンザメしたのでしょうが、五輪の戦いはまた別。複数の種目をこなしてここにきたロヨブリギダよりも、この一戦にだけ絞ってきたスハウテンこそが最大のライバルと見定めていた。競馬で言うと、「天皇賞・秋とジャパンカップ使ってきたスペシャルウィークよりも、有馬一本の仕上げのグラスワンダーをマークする」みたいな予想屋としても一流の読みでした。
オランダのファンデルバイデンは後方に沈み、もはやスハウテンを助ける僚馬はいません。菜那さんはどこで差すか、その機会をじっとうかがっています。残り1周の鐘を前に、オランダのスハウテンがスパートするも、菜那さんは素早い反応でピタリとマーク。向こう正面の直線も後ろで風除けを最大限に使うと、各馬3コーナーから4コーナー!
先頭を行くスハウテンは外に大きくヨレると内ラチ沿いに進んでいたタカギナナがするするっと抜け出して先頭に!後ろからはキム・ポルム!スハウテンは大きく外をまわってしまった!タカギナナ!キム・ポルム!タカギナナ!キム・ポルム!もう一度外からスハウテンだ!スハウテンが伸びてきた!タカギナナ斜行してブロック!スハウテンの頭をおさえた!タカギナナ今1着でゴール!2着争いキム・ポルムとスハウテンはわずかに内、キム・ポルムが優勢か!お手元の勝馬投票券はお捨てにならず、確定をお待ちください!!
↓1着はタカギナナ!単勝は320円!馬連9番11番は860円、3連単9番11番7番は5460円でした!
配当は何となくこんな感じかなというイメージです!
そしてインタビュー用のカメラで毛並を整えるタカギナナ!
前髪直ってるのか直ってないのか、全然わかりません!
いやー、見事なレース運びでした。これまでもこの種目では「木美帆さんを徹底的に風除けにして、妹のアシストで銀」とか、逆に「自分がマークされるだろうから、ペースを落として集団を引きつけ、美帆さんを大逃げさせる」などのレース運びにより国際大会で数々のメダルを生み出してきた菜那さん。「競馬は展開」という真理、改めて本当にそうだなぁと思わされました。
もう菜那さんに対しての想いというか、僕のえこひいきな気持ちはパシュートのときにポエムっぽく言ってしまったので、特に追加はありません。ただただ嬉しいし、ただただ驚いている。そして、「いい根性してんな!」と改めて感心しています。この勝負根性が全妹のタカギミホにもあれば、三冠は間違いなかったであろうと思うほどに。
今大会、もしもMVPを決めますよという話になったら、それぞれいろいろ意見はあるでしょうが、金2つという金看板の前では菜那さんを上回るのは難しいでしょう。そりゃあもちろん国民が誰を見たかと言えば、羽生結弦氏であったり高梨沙羅さんでしょう。しかし、視聴率とアカデミー賞が一致しないように、それはそれ、これはこれの別の話。
木菜那、木菜那、木菜那。
8年間「木美帆の姉」と呼ばれてきた選手は、日本スポーツ史に残るレジェンドになりました!
名前だけでも憶えて帰ってくださいね!
菜那さんが競馬場で馬券を買う企画とか見てみたいです!
「当たり前やんけ」「ずっと前からそう」「生まれたときから何ひとつ変わってない」というツッコミが連打されそうですが、それぐらいの偉業を菜那さんはやってしまいました。冬季五輪で金2つ、しかも一大会、しかも女子。これは日本では過去に誰も成し遂げていない、レジェンドクラスの大偉業です。もはや美帆さんのオマケなどとは言わせない!
これまで冬季五輪で金を複数回獲った選手は、日本には菜那さんを入れて5人しかいません。アルベールビル・リレハンメルのノルディック複合団体メンバーである荻原健司、河野孝典の両氏。長野五輪でスキージャンプラージヒルと団体を制した船木和喜さん。フィギュアスケート男子シングルでソチ・平昌を連覇した羽生結弦氏。そして、平昌五輪でスピードスケートチームパシュート・マススタートを制した木菜那さん。これしかいないのです。女性はもちろん菜那さんひとりです。
ノルディック複合団体は「ジャンプ飛びすぎ」の時代性、スキージャンプは「地元開催」という優位があると考えると、これはもう羽生氏か菜那さんかということになってきてもおかしくない。国民栄誉賞という話が急激に出てきたとしても不思議はない。それぐらいスゴイことになってきました!
菜那派:「清水宏保クン!ここへ」
菜那派:「キミは金何個かな?」
菜那派:「あぁ、1個」
菜那派:「はい、戻ってよーし」
菜那派:「原田雅彦クン!ここへ」
菜那派:「キミは金何個かな?」
菜那派:「あぁ、1個」
菜那派:「ほぼほぼ獲ってたヤツがある?」
菜那派:「リレハンメルの団体戦?」
菜那派:「でもアレは、キミが落下したやん」
菜那派:「レジェンド葛西の金を銀に変えたやん」
菜那派:「はい、戻ってよーし」
菜那派:「小平奈緒クン!ここへ」
菜那派:「キミは金何個かな?」
菜那派:「あぁ、1個」
菜那派:「ということは」
菜那派:「スピードスケート史上で」
菜那派:「一番金をたくさん獲った」
菜那派:「日本選手は誰でしょーうか?」
菜那派:「はい、戻ってよーし」
菜那派:「木美帆クン!ここへ」
菜那派:「キミは金何個かな?」
菜那派:「あぁ、1個」
菜那派:「銀と銅はある?」
菜那派:「合計3個だから勝ってる?」
菜那派:「すまんのぉ」
菜那派:「五輪では金の個数が最優先なんよ」
菜那派:「各国メダルランクもそうなんよぉ」
菜那派:「はい、戻ってよーし」
まぁ、さすがにここまで下衆が登場すると「そもそもマススタートとは」「その種目いる?」「何か納得いかない」みたいな話にされそうなので、どこかで折り合いをつけないといけませんが、これぐらいの暴言を言っても一応の筋が通るくらいのことを菜那さんはやってしまいました。レジェンド・オブ・レジェンドの位置に一気に上り詰めた。コバンザメのように後ろにくっついた走法で!
↓ゴメン菜那さん!「メダル獲れ」っては言ったけど、メダル獲るとは思ってなかったわ!
正直、応援馬券で100円買うくらいの気持ちやった!
世界距離別選手権・銀の実績を舐めてました!
お詫びにこの場で死にます!ギニヤー!
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ムクッ、不屈の邪心で生き返りました。いやー、それにしてもサプライズでした。まったくゼロとは思ってませんでしたが、金だなんて。本番にだけ妙に強いタイプ(※例:里谷多英さん)ってのがいるものですが、菜那さんもこの大本番に合わせてくる稀有なる能力の持ち主だったとは。
迎えた準決勝、菜那さんは完璧なレース運びでした。
マススタートは12名から16名というとても大人数の選手が一度に滑って着順を競うというもの。ただ、単に速ければいいということではなく、自転車競技のポイントレースのように「特定の周回ごとの上位選手にポイントを与える」という特別なルールがあります。
準決勝では、上位8名が決勝への切符を得ますが、その順番の決め方は着順ではなくポイント順。もちろん1着入線なら60ポイントという高得点をゲットし、ほかの選手がどう頑張っても「1着がポイント順でも1番」ということにはなるのですが、大事なのは上位8名に入ることだけ。
菜那さんはスタート後、中団前目の競馬で言う「好位」につけ、馬群のなかに入って足をじっとためます。パシュートの際にも紹介しましたが、菜那さんはこのコバンザメをやるときに無類の強さがあり、小さな身体をすっぽりと他選手の後ろに入れてラクをします。
そして菜那さんはダラダラーっと3周滑ると、4周目のトップ選手がもらえる5ポイントの小ボーナスを狙ってスパートします。そして、その5ポイントを獲ったあとは馬群のうしろで周回遅れにならない程度にダラダラーっと滑り、スタミナも使わず、もらい事故も避けて、準決勝そのものをやり過ごしました。完璧なレース運びでした。
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そして、迎えた決勝。菜那さんにとって、若干の不都合もありました。準決勝2組に登場した佐藤綾乃さんがもらい事故で敗退したため、日本勢ふたりでチームを組んで滑るという策はできなくなったのです。「なるほど、競馬で言うとサトノが2頭出ししようとしたら1頭除外されたみたいな話ですね!」。わかんないと思いますけど、そういう話です。
しかし、菜那さんは類稀なるレースセンス、展開の読みを持っていました。改めてレースを見直すと、菜那さんはスタートからずっとオランダのスハウテンをマークしていました。スタート直後には激しい位置取り合戦でスハウテンにコバンザメしようとしますが、そこに同じオランダのファンデルバイデンが寄せてきて菜那さんを押し出します。「2頭出しでブロックかよ!」と競馬場のオヤジからも野次が飛ぶような作戦です。
それでも菜那さんは焦りません。そのうちオランダのふたりは助け合いを始めることはわかっているのです。ファンデルバイデンの背中にぴったりつきながら、流れのなかでポジションを探ります。エストニアの選手が大逃げを打ちますが、もちろん菜那さんはガン無視です。中途半端に目先の変化に引きずられるのではなく、実力者だけを徹底的にマークする。見立てのいいジョッキーの競馬のような、素晴らしいレース勘。
そしてしばらくカメラが先頭の大逃げを映している間に、菜那さんはお目当てのスハウテンにコバンザメしていました。スハウテンはそれを嫌って大きくカーブで膨らみ、ついてこないでくれというコース取りをしますが、菜那さんは背中に軽くタッチしながらしつこくついていきます。すごく、イヤなレースするジョッキーです!
すると今度は、オランダはファンデルバイデンを前に出して全体のペースアップを図るような動き。ペースを上げて、後方で足をためたスハウテンが差し切る…そんなイメージでしょうか。しかし、菜那さんはあくまでも徹底的にスハウテンをマーク。絶対にスハウテンの後ろをどかないという意志の強さを感じます。ちなみに、菜那さんの後ろには韓国のキム・ポルム(※パシュートで仲間を置き去りにして涙の謝罪会見をやらされた選手)がずっとくっついてきています。3選手がトレイントレイン状態です。
やがて全体のペースが上がり、勝負はクライマックスへ。それでも菜那さんは動かない。絶対にスハウテンの後ろから動かない。これがワールドカップであれば、イタリアのロヨブリギダにコバンザメしたのでしょうが、五輪の戦いはまた別。複数の種目をこなしてここにきたロヨブリギダよりも、この一戦にだけ絞ってきたスハウテンこそが最大のライバルと見定めていた。競馬で言うと、「天皇賞・秋とジャパンカップ使ってきたスペシャルウィークよりも、有馬一本の仕上げのグラスワンダーをマークする」みたいな予想屋としても一流の読みでした。
オランダのファンデルバイデンは後方に沈み、もはやスハウテンを助ける僚馬はいません。菜那さんはどこで差すか、その機会をじっとうかがっています。残り1周の鐘を前に、オランダのスハウテンがスパートするも、菜那さんは素早い反応でピタリとマーク。向こう正面の直線も後ろで風除けを最大限に使うと、各馬3コーナーから4コーナー!
先頭を行くスハウテンは外に大きくヨレると内ラチ沿いに進んでいたタカギナナがするするっと抜け出して先頭に!後ろからはキム・ポルム!スハウテンは大きく外をまわってしまった!タカギナナ!キム・ポルム!タカギナナ!キム・ポルム!もう一度外からスハウテンだ!スハウテンが伸びてきた!タカギナナ斜行してブロック!スハウテンの頭をおさえた!タカギナナ今1着でゴール!2着争いキム・ポルムとスハウテンはわずかに内、キム・ポルムが優勢か!お手元の勝馬投票券はお捨てにならず、確定をお待ちください!!
↓1着はタカギナナ!単勝は320円!馬連9番11番は860円、3連単9番11番7番は5460円でした!
配当は何となくこんな感じかなというイメージです!
そしてインタビュー用のカメラで毛並を整えるタカギナナ!
前髪直ってるのか直ってないのか、全然わかりません!
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いやー、見事なレース運びでした。これまでもこの種目では「木美帆さんを徹底的に風除けにして、妹のアシストで銀」とか、逆に「自分がマークされるだろうから、ペースを落として集団を引きつけ、美帆さんを大逃げさせる」などのレース運びにより国際大会で数々のメダルを生み出してきた菜那さん。「競馬は展開」という真理、改めて本当にそうだなぁと思わされました。
もう菜那さんに対しての想いというか、僕のえこひいきな気持ちはパシュートのときにポエムっぽく言ってしまったので、特に追加はありません。ただただ嬉しいし、ただただ驚いている。そして、「いい根性してんな!」と改めて感心しています。この勝負根性が全妹のタカギミホにもあれば、三冠は間違いなかったであろうと思うほどに。
今大会、もしもMVPを決めますよという話になったら、それぞれいろいろ意見はあるでしょうが、金2つという金看板の前では菜那さんを上回るのは難しいでしょう。そりゃあもちろん国民が誰を見たかと言えば、羽生結弦氏であったり高梨沙羅さんでしょう。しかし、視聴率とアカデミー賞が一致しないように、それはそれ、これはこれの別の話。
木菜那、木菜那、木菜那。
8年間「木美帆の姉」と呼ばれてきた選手は、日本スポーツ史に残るレジェンドになりました!
名前だけでも憶えて帰ってくださいね!
菜那さんが競馬場で馬券を買う企画とか見てみたいです!
www
まともに見たのは初めての競技でしたが、既視感あったのは競馬が原因だったんですね。
準決の時は、ショートトラックの不公正さを持ち込んだだけで、それでいてショートトラックの高速感もなく面白く無いなぁ、なんて想いで見ちゃっててごめんなさい、というところです。
>菜那派
そういや、”よくできた妹”の存在で闇落ち発言連発し、父親は確執がないパシュートにほっとしてるようなコピペが出回ってましたけど、ある意味で笑い話になってよかったです。
ただ、今後も、一方は金二個、一方はメダルコンプという火種があるのも気になりますが・・・w