……はっきり言ってしまおう、残念な位に想定通りだった。本当に残念な位に、それこそ呆れ返るくらいに。
お蔭様で却ってのびのびとやれるというものだ。
情報というものは案外高く付く、特に事前に情報を受け取れる立場の人間にとって情報の持つ価値は蜜の味だ。
ただし、情報には「売り時」も存在する。正しく売らなければ高く売れるはずの情報が安値で買い叩かれたり、場合によっては無価値を通り越して損害になることすらある。
「丁度いい売り時」に情報を売る誘惑に駈られるのを防ぐ、そういう意味合いが「人件費はケチるな」には含まれる。情報を握って居る人に対する人件費をケチると、一番高く売れる時に躊躇なく売られてしまうからだ。
さて、自分は「少し旬は過ぎたもののまだ売れる」情報と「もう少し先で売ると丁度いい情報」を持っている。
前者は偶然の産物ではあるが顔を繋ぐのに適したものであった、後者は「これまで一部書いていなかった」部分に該当する。
本当は後者はあまり出したくはなかった。が、相手が「あの手続き」をやってきた以上は本腰を入れて動こうと思う。これで界隈を通り越して業界ごと大崩れになっても後は知らん、あれも既に「かつて来た道」だ。
これは出せるまでに非常に時間がかかると思う、先に出す用のネタは予告から消えた部分も含む形で書き進めているのでそれでご容赦を。