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- ノックのボールにジャンプする大山。左は糸原(撮影・上田博志)
阪神福留、鳥谷のベテラン勢は25日のオープン戦・中日戦(北谷)で18年初実戦に臨む。鳥谷は二塁手として本格発進することになり、「実戦の中でしっかりやっていきたい」と力を込めた。金本監督はこの日、野手のレギュラー確定組について「今年はロサリオも入って福留、糸井、鳥谷と4つは決まっているのか」と表現。二塁コンバート直後の鳥谷の名前も挙げ、厚い信頼を寄せた。
一方で三塁は2年目大山がレギュラー最有力候補だが、指揮官は「大山がドーンと落ちて糸原が良かったら、糸原三塁もあり得るわけだから。そこもやっぱり、大山って決めたわけではないから」と説明。外野手は1軍5枠を7人前後で争っている状況で「俊介とか中谷、高山…、島田が落ちるかも分からないですし。本当にレベルの高い競争になってきた」と手応えを口にした。理想とするジグザグ打線の完成に向け、激しい競争は大歓迎だ。