水道橋博士さんこと、うちのお父ちゃんが、火の粉をまき散らしてすみません。
過剰なんです。異常なんです。
思いついてしまったら、「出し惜しみ」ができないんです。
なんのことかわからないかたもいらっしゃると思うので、この一連の騒動が収まったら、頃合いを見てこのブログは削除します。
明日、明後日にでも削除できないかな。へへ
私にとっての博士さんはお父ちゃん、太田さんは一生の憧れ、岡村さんは宝物です。
全員大好きです。
調査報告書は、出版社のかたが作成したわけでもなく、お父ちゃんがシャレで作成したものだと思われます。
しかし、私も上巻の帯を担当した身として、個人的にも不快に思いました。
帯文担当者は、著者と共に名を晒し、本の面白さを読者に伝える「保証人」の役割も担っています。
帯文の依頼を受けるということはつまり、必ずその本を愛しているし、絶対に安請け合いはしない、ということです。
本好きならなおさら。
それにも関わらず、調査報告書にある、まるで代理で帯文を依頼したかのような文面は、シャレになってません。
ぜんっぜん面白くない。
たとえ誰かが第一候補に挙がっていたとしても、隠すのが礼儀です。
帯文を引き受けたかたに対して失礼です。
しかし、今回の場合は、第一候補が誰だった、とかではなく、組み合わせのパターンがいくつかあったのだと思います。
また、帯文担当者が、送られてきた原稿が全てだと認識するのは当然のことです。
著者の大切な本の保証人になる以上、作品に対してまず疑いを持ちません。
帯文を依頼されて、まさかそれが作品の半分であるとはまず思いません。どれほど上巻に続きがある予感が記されていたとしても、送られてきた分が全てだという認識になるのは当然のことです。
その信頼があってこそ著者と帯文担当者の関係は成り立っているのです。
今回の場合、帯文担当者は、送られてきた分、つまり「この内容についての帯文を書いてほしい」という分は全て読んでいるわけですから、下巻を読んだかどうかはさして問題ではありません。それにも関わらず、下巻を読んでないのにだとか、仕事が雑だとか指摘するのはそもそもおかしな話です。
帯文担当者は、少なくとも送られてきた分は読んでいるのですから(ちなみに私には上下巻分、送られてきていました)。
なので、お父ちゃんの調査報告書が誤解を生むのも仕方ありません。
その部分だけでなく、他にもおかしなところだらけなので、「調査」というほど調査しきれていない状態で、公表してしまったわけですから。
私にとっての本は、子供。
帯文は、人からいただいた、その子に一番似合う一張羅。
本を出版した経験のある人にとって、帯文を依頼する相手がどれだけ重要か、そしてどれだけありがたいことか、藝人春秋2の上巻の著者、帯文担当者には充分わかっていることです。
もちろん、お父ちゃんにとってもそうであるに違いありません。
お父ちゃんが、上巻下巻ともに、どなたに声をかけようか真剣に考えていたことは私もよく知っています。
当時、めちゃくちゃたくさんのかたが候補に挙がっていて、私も相談を受けていましたから。
お父ちゃんにとっては、ほぼ全てがシャレです。
ただ、火の粉まき散らしすぎ!
私も火の粉を飛ばされた一人です。
お父ちゃん、反省して!
今回の一連に関して、お父ちゃんは尋常じゃないくらい私に叱られています。
私に毎日のように激怒されています。
それはそれはな言われようです。
そして以下のツイートに至りました。
今後、また「シャレになってない!笑えない!」ということや、関係ないかたを巻き込んで傷つけることがあったら、娘としての特権を活かして、私が裏でお父ちゃんをピシャリと叱りますので、どうか先入観を抱かずに、藝人春秋2をお読みくださればと思います。
ちょっと可哀想かな、と思うくらいに、私がひくほど責めてるので。
しかし。
それでもお父ちゃんが続けるなら、私も帯文を外していただくことにします。
お父ちゃん、反省するべきところは反省して!
ああ言えばこう言う、はなし!
別の話を持ち出して話をすり替えるのもなし!
っていうか何がしたいのかわかんない!
藝人春秋2の面白さに余計な先入観持たせないで!
純粋に読んでもらって!
俺だけが悪者なの?とか思わないでよ!
私、お父ちゃんのこと大好きなんだから!
娘の見本になって!
後輩としてならば大先輩に対してこんなことは言えません。
ただ、博士さんと私はそれ以上の「親子」としての絆があります。
お父ちゃんは不本意かもしれないけれど、娘として、火の粉をかぶってしまった皆さまに私からお詫び申し上げます。
私がお詫びすることが筋違いなのは重々承知の上ですが、うちのお父ちゃん、信じられないくらいの人間音痴なんです。
ま。お父ちゃんのことだからまた繰り返すだろうけど。
でも、だめなものはだめ。
最後に。
まぎれもない「ほんとう」を2つ。
藝人春秋2、めっちゃ面白いですよ!!
上下巻、4人が寄せた帯文は、真実です!!
事態が収束に向かうことを願って。
あ。ついでに。
全然関係ないけど。
博士さんへの共演NGを出していたことはありません。
番組で「その噂は本当か!?」という検証をしたのです。
共演NGなど出せる立場ではありませんし、博士さんと共演していた番組から卒業したあと、私はバラエティに出る機会がほぼなくなったので、会うタイミングがなかっただけです。
明日も良き一日を
ごきげんよう