178/178
王国の面々
なんだかんだと騒がしい昼食を終えて、イビンは一人寂しそうな姿でアリアンを振り返り振り返りしながら警備の任務に戻って行った。
アリアンは多少疲れたような顔をしていたが、姉の背中を見送ると気持ちを切り替えたのか、大きく息を吐き出した後に此方の鎧を軽くノックしてきた。
「昼の休憩は終わりね、早速ローデン王国へ向かいましょ。リィルちゃんが待ってるわよ」
「そうであるな」
「きゅ~ん……」
アリアンの言葉に頷き返すと、頭の上で先程たっぷりと昼食にありついたポンタが眠そうな顔で片方の前足だけを上げて返事をするように鳴く。
腹が満たされて眠気が襲っているのだろう、このままでは移動中に頭の上から転がり落ちそうだと、アリアンがポンタを抱きかかえた。
そうして自分とアリアンと大きな欠伸をしたポンタの二人と一匹で【転移門】を使ってローデン王国へと飛んだ。
着いた先では既に援軍の準備が整っていたようで、揃いの武装姿で並んだ兵士らの前に今回の連合の発起人となったノーザン王国の第一王女、リィル・ノーザン・ソウリアがお付きである護衛騎士のザハルとニーナの二人を従えて待っていた。
「遅かったのじゃ、アーク殿! わらわは向こうで何かあったのかと、心配だったのじゃ!」
ローデン王国の中心である王城、グリプスホルン城の広大な中庭に姿を現した自分とアリアンの姿を認めたリィル王女は、小走りに駆け寄って来てそんな第一声を発した。
身長は百四十センチ程と小柄で幼さの残る少女。年齢は十一歳だと聞いた。
明るい金髪は少し巻き毛気味で、肩口まで伸ばしたその髪が駆け寄る際跳ねるように揺れ、それが年相応な活発な雰囲気をよく表している。
灰色の大きな瞳が此方の様子を観察するように大きく見開かれ、視線が忙しなく不安げに彷徨う。
今回の援軍の一件は彼女の祖国の存亡を左右するもので、彼女は幼いながらも今回のローデン王国とカナダ大森林からの援軍を取り付ける役として遠く離れた地に赴いているのだ。
見た目通りの幼い少女──という訳ではない。
現状をよく理解しているからこそ、事態の進捗に過敏になっているのだろう。
「リィル殿、心配を掛けたようですまぬな。カナダからの援軍である戦士の派遣は滞りなく済み、今はノーザン王国の方で待機しておる。何も問題はないぞ」
自分は彼女を安心させるように状況の説明をしながら、その場で膝を折って一礼する。
「そ、そうか。良かったのじゃ」
「彼の能力であれば多少の遅れは問題にならないですよ。寧ろあまり急かされてはこちらの準備がままなりません、リィル王女殿下」
此方の言葉にようやく息を吐いたリィル王女に、後ろからゆっくりとした足取りでやって来てそんな言葉を掛けたのはローデン王国の第一王子だ。
セクト・ロンダル・カルロン・ローデン・サディエ。
背は高く、明るい茶髪に整った顔立ち、そして細かな装飾が施された──しかし嫌味の無い拵えのいい軽鎧を纏った姿は、まさに物語に登場する王子然とした雰囲気を醸し出している。
弱冠という若さでありながらも、その視線には既に王族の貫禄と言うべきものが宿っており、口元に薄く笑みを浮かべて此方に軽く会釈する姿は、ただ気の優しい王子という印象を抱かせない。
何とも言えない癖のある人物──というのが正直な感想だ。
そしてそんな彼の横を対等な立場として歩く人物は、こちらもうら若い一人の少女だ。
緩くウェーブの掛かった黄色みの強い金髪に、王族にしては少し控えめな印象のドレスに身を包むのはセクト王子の妹でもあるローデン王国第二王女、ユリアーナ・メロル・メリッサ・ローデン・オーラヴ、その人だ。
茶色で愛くるしい大きな瞳が少女の名残りがあるものの、その奥に強い意思を覗かせる彼女の瞳を見れば、流石に一国の王女である事を気付かせてくれる。
「そのような言いようは少し酷ではありませんか、セクトお兄様? リィルちゃ──リィル王女様は国の未来を憂いておられるのです。多少の逸る気持ちを汲んで差し上げるのも殿方の甲斐性ではなくて? そうですよね、アーク様?」
ユリアーナ王女は涼し気な顔でセクト王子を横目にそんな言葉を掛けると、同意を求めるように此方に視線を投げ掛けてくる。
どうもこの二人の兄妹は仲がいいという訳ではないらしい。
自分としてはどちらに味方しても角が立つような状況で片方から同意を求められても、答えに窮するだけだ。助けを求めて視線を横にずらすが、アリアンは明後日の方向に顔を向けていた。
ポンタもアリアンの腕の中ですやすやと寝息を立てている。
とりあえずこの話題は流して、他の重要事で話題を埋める試みに出た。
「ここに居る援軍の兵士らをノーザンに運ぶ前に、国王であるカルロン殿に挨拶をと思っていたのだが、何か所用で席を外されておるのだろうか?」
別に国王自らの出迎えや見送りを期待している訳ではないのだが、一国の王子が陣頭指揮をとる事になった今回の派兵にあたって、国王が顔を見せていないという事に違和感を覚えての発言だ。
すると、自分の発言に最初に反応示したのはセクト王子とユリアーナ王女の二人だった。
「……実は今朝方の事なのですけど、王都でちょっとした騒動がありまして。お父様はその騒動で起こった王都内の混乱の収拾にあたっているのです」
最初に国王の行方に関して口を開いたのはユリアーナ王女で、その口調は何処となく歯切れが悪いのは気のせいではなさそうだ。時折、此方の視線を気にするように瞳が揺らいでいる。
そんな彼女の隣ではセクト王子が両肩を竦めて小さく頭を振って、皮肉めいた笑みを浮かべてユリアーナ王女の言葉を継ぐように口を添えた。
「まぁ我が国でもエルフ族に対して無法を働いていた者達が少なからず居たのだから、あれは君達から我々へ向けての今後の忠告だという事は了解しているよ」
その二人の言葉に自分とアリアンは顔を見合わせてお互いに首を捻った。
そこへもう一人、小さな身体をぴょんぴょんと跳ねさせて会話に割り込んできた人物がいた。
「朝の騒動、わらわはまだ寝ていて知らなかったのじゃが、この王都に巨大なドラゴンが二体やって来たらしいのじゃ! ザハルにその事を聞いて外に見に出たのじゃが、もう飛び去った後だったのじゃ。国王様はドラゴンと言葉を交わしたそうなのじゃが、わらわも会ってみたかったのじゃ」
そう言ってリィル王女は心底しょんぼりと項垂れるが、護衛騎士の一人であるニーナが気難しい顔で彼女の前に膝を突いた。
「いけません、リィル様。いくら知能の高いドラゴンだとしても、無暗に近づくなど以ての外です。御身の身に何かあればどうされるおつもりですか。国王様が悲しみますよ」
ニーナがリィル王女を諭すように語るその横で、自分はアリアンに小さく耳打ちをする。
「アリアン殿、もしかしてローデンに現れた巨大なドラゴンというのは、龍王のフェルフィヴィスロッテ殿の事だろうか?」
此方の疑問にアリアンも分からないのか、首を小さく横に振って応えた。
リィル王女らが語った巨大なドラゴン──この世界でのドラゴンの種を多く把握している訳ではないが、人と言葉を交わすようなドラゴンなど龍王種ぐらいしか知らず、アリアンもその点は同じようだった。
しかし、仮にその龍王が彼女だとしても数が合わない。
今朝早くに森都メープルを発ったという彼女──フェルフィヴィスロッテは一人の筈だった。
もしかすると同じカナダ内に住むという他の三体の龍王にも声を掛けて、その内の一体が同行したのだろうかと考えながらも、もう一つの疑問が浮かぶ。
彼女はノーザンへと向かった筈なのだが、ここはローデンだ。
別口の龍王かも知れないが、知能の高い龍王がわざわざ人の多く住む街に下りて来るというのも腑に落ちない。リィル王女らの反応からしても、人の住む場所にドラゴンが姿を現す事自体が稀だと見るべきだ。
しかもドラゴンは国王と言葉を交わしてすぐに飛び去った上に、ここから見える限りだと王都や王城に何か被害が出たというような雰囲気も無い。
セクト王子の言には、降り立ったドラゴンはカナダからの示威行為として受け取っている節があるので、ここで迂闊に国王と交わした話の内容を尋ねるのも何となく憚られる。
もしかすると自分達が知らされていない、大長老らからの働きかけがあったのも知れないと、自分もアリアンもその考えに至って無言で視線を交わした後、この話題を終える事にした。
「ではそろそろ我々もノーザン王国へと向かうとするとしよう。まず最初に飛ぶ者達は我を中心にするように集合して貰えるかな?」
そう言って促すと、真っ先に動いたのはセクト王子だった。
「私が今回の代表者なのだ、まずは私がノーザン王国へと向かい、あちらの者と挨拶を交わすべきだろう。私の他には護衛を数人、あまり数が多くても仕方がないですからね」
彼は護衛を十名弱程に馬を数頭引き連れて自分の元へとやって来る。
よくよく見れば王城に集められた兵士の他にも物資を積んだ荷車やら、それを牽く荷馬、騎馬兵と思われる者達の乗騎である騎馬と、エルフ族の戦士達が各自で用意していた数倍の物資が広大な庭に運び込まれていた。
これをあと半日でノーザン王国まで運びきれるだろうかと、頭の中で移動の行程を再度なぞる。
次いで名乗りを上げたのはリィル王女だ。
「わらわも行くのじゃ! 父上に報告せねばならぬし、何より王都が心配なのじゃ」
リィル王女はユリアーナ王女に別れの挨拶を済ませると、二人の護衛騎士を連れて小走りで寄って来て此方を見上げてくる。
「世話になるのじゃ、アーク殿」
「うむ」
どうやら今回の最初の便は押し潰されるような思いはせずに済みそうだと胸を撫で下ろしつつも、ファンガス大長老やディラン長老を他の大勢の戦士達と一緒にすし詰めで移動した事を思い出して自分の気の使えなさに溜め息が出た。
あの二人は特に気にしていた様子はないので、その辺りは救いだろうか。
「ではノーザン王国へと向かう、展開される魔法陣から外に出ぬように願う」
自分は気を取り直して転移魔法を発動させる為に周囲に注意を促すと、それを聞いた数人の騎士達が僅かに後退るように中心に寄る。
それを見計らって【転移門】を発動させると、転移魔法に慣れているエルフ族と違って、人々が口々に驚きの声を上げて浮足立つ。
そんな彼らの姿を見て、王城内で待機する人々と物資の山を改めて眺め回して溜め息を吐く。
「夕刻までに終われば良いがな……」
そんな独り言を呟いている間に、既に周りの景色は切り替わっていた。
セクト王子がアスパルフ国王と面会した後はまた単調な往復作業の始まりだ──。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
異世界食堂
しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。
洋食のねこや。
オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。
午前11時から15//
-
ローファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全119部分)
- 19798 user
-
最終掲載日:2017/06/10 00:00
アラフォー賢者の異世界生活日記
VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。
そんな彼が目覚めた//
-
ローファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全150部分)
- 18855 user
-
最終掲載日:2018/02/24 12:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全138部分)
- 18212 user
-
最終掲載日:2018/02/21 12:16
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 20978 user
-
最終掲載日:2018/01/07 20:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全405部分)
- 26827 user
-
最終掲載日:2018/02/19 23:00
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全267部分)
- 19585 user
-
最終掲載日:2018/02/23 00:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~
※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。
※2016年2月27日、本編完結しました。
ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全229部分)
- 19368 user
-
最終掲載日:2018/02/24 07:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 23421 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望では//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全218部分)
- 18849 user
-
最終掲載日:2018/02/23 18:43
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全393部分)
- 22143 user
-
最終掲載日:2018/02/19 12:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 20737 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全127部分)
- 21834 user
-
最終掲載日:2018/02/03 03:49
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全306部分)
- 25936 user
-
最終掲載日:2018/02/17 18:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 19140 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全444部分)
- 18270 user
-
最終掲載日:2018/02/03 01:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )
◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全567部分)
- 28594 user
-
最終掲載日:2018/02/18 18:00
境界迷宮と異界の魔術師
主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1393部分)
- 19413 user
-
最終掲載日:2018/02/24 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全179部分)
- 21447 user
-
最終掲載日:2018/02/01 04:25
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1652部分)
- 20955 user
-
最終掲載日:2018/02/24 18:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全537部分)
- 26086 user
-
最終掲載日:2018/02/03 23:34
望まぬ不死の冒険者
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全394部分)
- 18947 user
-
最終掲載日:2017/12/25 18:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 26849 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
人狼への転生、魔王の副官
人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。
元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全415部分)
- 22386 user
-
最終掲載日:2017/06/30 09:00
盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全866部分)
- 18695 user
-
最終掲載日:2018/02/20 10:00
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 25681 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1803部分)
- 18508 user
-
最終掲載日:2018/02/24 13:23
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
*お知らせ*
ヒーロー文庫よ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全137部分)
- 20971 user
-
最終掲載日:2018/02/12 04:07
用務員さんは勇者じゃありませんので
部分的学園異世界召喚ですが、主役は用務員さんです。
魔法学園のとある天才少女に、偶然、数十名の生徒・教師ごと召喚されてしまいます。
その際、得られるはずの力をと//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全143部分)
- 20513 user
-
最終掲載日:2018/01/01 00:48