次元上昇
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いわゆるニューエイジ、スピリチュアル(精神世界)などで言われている次元上昇のこと。 この場合の次元とは、一般に言われているような、たて、よこ、奥行きの座標系列を三次元とし、それに時間の要素を加えて四次元とする、というような意味での次元ではなく、この宇宙全体を構成し、真空中も含め全ての領域を充たしている粒子、これを究極の素粒子とした場合に、その粒子の密度、および、その粒子の振動の状態を表して、そう呼ぶことがあるという意味での次元である。 スピリチュアルでは、この素粒子を、霊子(れいし)と呼ぶ場合があるが、その霊子が集まって、電子や光子をも構成し、それらが集まって物質を構成したものが、この我々の存在する物質的な、物理的な世界であるとされるが、宇宙には、その物質化までには至っていない世界、すなわち霊的な世界が存在すると言われ、そういった世界は、そのそれぞれの粒子の密度、振動数によって、様々な異なる様相を現わしている世界であると言われる。 それらの世界を現わしている粒子のレベルを、ある程度の密度、振動数の範囲によって分け、そこに数字を当てたものが、スピリチュアルで言われているところの次元である。 例えば、六次元の世界と言った場合、密度の高いほうから第六番目の範囲に該当する粒子密度の世界であるという意味である。 また、この素粒子たる霊子は、それ自身振動しており、その振動とは我々人間の想念、感情、意識などと基本的には同じものであり、宇宙に偏在する粒子のうち、その最も振動周波数が高くエネルギーレベルの高い状態のものを、神、あるいは創造主と呼ぶ場合があり、それが、すなわちこの宇宙を生んだ創造のエネルギーであり、その振動数が、無条件の愛と呼ばれる波動のエネルギーである。 また今までの振動を記憶と呼び、いま現在の振動を意識、これから起ころうとする振動を意思と呼ぶことも出来るであろう。 そして、次元上昇というのは、粒子のエネルギー状態が変わる、すなわち振動数が増え、密度が変化することによって、次元が五次元なら五次元から六次元、七次元などにきり上がっていくことを言う。 この地球の物理的な人間の世界は、第三密度の世界(三次元)であるといわれてきたが、現在進行中であるとされる次元上昇、すなわちアセンションによって、第五密度(五次元)以上の世界になると言われている。 因みに第一次元は鉱物、第二次元は植物、第三次元は動物、第四次元以上は霊的な世界であるといわれ、今回の地球のアセンションにおいては、人類は本来は霊的な世界である五ないし六次元に、肉体に入ったまま上昇し、肉体はクリスタル化する、などと言われている。 これが日月神示などにある、いわゆる半霊半物質という状態であろう。 その際に、精神レベル、意識の状態が振動数、密度等において三次元レベルよりも上昇しない場合、ある段階で肉体を離れることになるということが言われ、この場合の三次元の意識レベルとは、物質的なもの(物、金、財産、肉体など)に対する関心、執着がある場合、あるいは闘争、競争心、怒り、嫉妬などの重い感情がある場合を指し、これらから離脱(浄化ともいわれる)することによってのみ、アセンションが可能になるとされている。 したがって、アセンション後の人間には、愛、善意、思いやり、親切などの波動レベルの高い意識、感情だけが残るとも言われている。 以上のことから、アセンションが繰り返されることによって、宇宙に存在する生命体が、だんだん神に近づいていくであろうことが分かる。