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シンガポールのテクノロジー企業、BandLabがGibsonからCakewalkの資産を取得! SONAR復活の可能性も?
シンガポールのテクノロジー企業BandLab Technologiesが、Cakewalkの資産を取得したと発表しています。
先日、経営の悪化が大きなニュースになった楽器業界の名門、Gibson。昨年11月には傘下であるCakewalk製品の販売/開発を終了することを発表し、SONARユーザーを落胆させましたが、シンガポールのBandLab Technologiesは本日、GibsonからCakewalkの特定資産およびすべての知的財産を取得したことを発表しました。BandLab Technologiesは早速、Cakewalkのポータル・サイトを立ち上げ、公式なステートメントを公開しています。
BandLab Technologiesは、クラウド・ベースの音楽コミュニケーション・プラットホーム「BandLab」で名前が知られたテクノロジー企業で、一昨年にはRolling Stone誌の発行元であるRolling Stone Internationalの大株主になったことでも話題になりました(BandLab TechnologiesのCEO、Meng Ru Kuok氏は、Rolling Stone InternationalのCEOも兼務しています)。
ステートメントによれば、今回BandLab Technologiesが取得したのはCakewalkの特定資産/すべての知的財産のみで、契約の詳細や今後のロードマップについてはこれから発表するとのこと。ですので、“BandLab TechnologiesからSONARが復活する!”というのは早計だと思いますが、ユーザーは少し期待してよいかもしれません。詳しくは、BandLab TechnologiesのWebサイトをチェックしてみてください。