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1651話
「……へぇ。盗賊狩り。少し面白そうね。今日戦った盗賊に強い相手はいなかったのは、やっぱりあの盗賊達はここに来たばかりだからなんでしょ? なら、強い盗賊がいる可能性も否定出来ないわよね?」
レイの焼いたピザを食べながら、ヴィヘラが闘争に対する期待を瞳に浮かべながら、呟く。
そんなヴィヘラに、ダスカーとの交渉から戻ってきたマリーナは、冷たい果実水を飲みながら笑みを浮かべる。
「そうね。今日戦ったのは、隠蔽もろくにしていなかった盗賊よ。それを考えれば、今日見つけることが出来なかった盗賊の中には、ヴィヘラが期待するような相手がいる可能性も……まぁ、否定出来ないわね」
そう告げるマリーナだったが、実際にヴィヘラが満足するような盗賊がいるのかと言われれば、首を傾げるだろう。
勿論、ヴィヘラは自分よりも弱い相手との戦いであっても楽しむことは出来る。
だが、本当の意味で心の底から戦いを楽しむ為には、相応の相手が必要となる。
それこそ、レイやエレーナといったような。
……尚、そこにマリーナが加わらないのは、マリーナは精霊魔法使いで、使う武器は弓という完全に後衛の存在だからだ。
魔法使いという意味ではレイも同様なのだが、レイの場合は基本的には武器での戦闘をメインにする魔法戦士と呼ぶべき存在であり、そういう意味でヴィヘラの相手としては相応しい。
もちろんマリーナもその辺の適当な冒険者を相手にするのであれば、素手でどうとでも出来る実力を持つ。
しかし……ヴィヘラが望むのは、その程度の相手ではないのだ。
「ふむ、それにしても……ダスカー殿も思い切ったものだな。そもそも、サブルスタは中立派の貴族が治める街ではないだろう? にも関わらず、そちらに手を出すのか?」
「どうやら、盗賊による被害が少し洒落にならなくなってきているみたいなのよ。……まぁ、考えてみれば当然よね。今ギルムに来れば、間違いなく儲けることが出来る。しかも大勢が来ているから、街道でモンスターに襲われる可能性も少ない」
け、ど……と、一旦言葉を溜めてマリーナは説明を続ける。
「盗賊にとっては、それこそ美味しい相手な訳でしょ? 特にそろそろ夏も終わって、そろそろ秋になろうとしている。そうなれば、すぐに冬よ。そうなる前に、商人達は出来るだけ多くギルムに行く必要があるし、盗賊達も今のうちに可能な限り稼いでおきたい」
そんな訳で、最近盗賊の被害が増えているらしい。
マリーナはそう言葉を締めくくる。
「なるほど。そういうことなら、納得出来なくもないか。どのみち盗賊狩りは嫌いじゃないし、俺は構わないぞ」
去年仕留めたガメリオンの肉の乗ったピザを食べながら、そう言えば秋ということはガメリオンの季節だな、とレイは思いつく。
(今年のガメリオン狩りは、どうなるんだろうな。……いや、いつもより若干ガメリオン狩りに挑む奴は増えても、結局のところそう変わらないか?)
秋から冬にかけてギルムからそう遠くない場所に姿を現す、ガメリオン。
ウサギがベースになったモンスターだと思われるが、その巨体や鋭い牙、耳が刃状になっており、尻尾は鞭の如く振るわれる。更には肉食性となっていることもあって、かなり凶悪なモンスターだ。
ランクCモンスターだが、オークのようにランク以上の美味さを持つ肉を持っていることからギルムでは多くの者が秋になるとガメリオン狩りに精を出す。
売っても高く売れるし、自分で食べて非常に上手く、それでいてかなりの巨体を持つことから、冬越えの資金に不安のある冒険者にとっては、非常にありがたい獲物だ。……あくまでもガメリオンを倒す実力があれば、の話だが。
少なくても、現在ギルムで行われている増築工事の仕事を求めてやって来ている冒険者の大半にとっては、手に余る相手だろう。
(下手をすれば、実力不足を承知の上で挑んだり、場合によっては捨て駒として使われる可能性もある。……その辺り、ギルドの方でも勿論対策は考えてるだろうから、わざわざ俺が心配するようなことはないと思うんだが)
そんな風に思いながらガメリオンのピザを食べ終わる。
「ともあれ、少しだけ溜まってる仕事を明日片付けて、明後日には盗賊を討伐しにいく。そういうことでいいわね?」
確認を求めるようなマリーナの問いに、レイを含めてその場にいた全員が頷く。
「久しぶりにエレーナ様と一緒の戦場……楽しみです」
そんな中でも、特に盗賊の討伐を楽しみにしているのはアーラだ。
エレーナがレイ達と行動を共にしている時は、毎晩のように対のオーブで話をしていたが、それでもやはり直接触れられる位置にいるというのは、大きいのだろう。
そんなエレーナと共に一緒に行動出来るのだから、喜ぶなという方が無理だった。
(まぁ、アーラの場合はエレーナが側にいれば暴走してもすぐに止められるだろうから、問題はないか)
どれだけアーラがエレーナに対して好意を抱いてるのかは、この場にいる全員が知っている。
……特にレイの場合は、初めてエレーナと出会った時には、お互いに視線を合わせて動きを止めてしまったのがアーラの勘に触ったのか、もしくは危機感を煽ったのかは分からなかったが、いきなり攻撃されるという経験すらしている。
勿論既にその件については解決しており、アーラもレイもお互いを友人と思っている。
ともあれ、エレーナと共に戦えるということを喜んでいるアーラを横に目に、レイは懸念を呟く。
「そうなると、今日の盗賊狩りはちょっと早まったか?」
そう、今日ギルムに来る途中にサブルスタの周辺で行った、盗賊狩り。
結果として三つの盗賊団を殲滅――情報を聞き出す為と、広げる為に数人は残していたが――した件だ。
盗賊喰いと呼ばれて盗賊達に恐れられているレイが、自分達を遅いに来た。
そう思わせ、盗賊達の活動を控えさせ、あわよくばサブルスタ周辺から撤退させる。
そんな目的で行った盗賊狩りだったが、ダスカーからの依頼で盗賊狩りをするということは、そのような盗賊を逃がすということになってしまう。
それを少しだけ残念に思って呟くレイに、ヴィヘラが言葉を返す。
「そこまで心配する必要はないんじゃない? 自分の腕に多少なりとも自信があるのなら、積極的に商隊を遅う……という真似はしなくても、サブルスタ周辺から逃げ出すようなこともないと思うけど」
「ヴィヘラの場合は、単純に弱い敵がいなくなるのが嬉しいだけじゃない?」
「……それは否定しないわ」
マリーナの言葉に、そっと視線を逸らしながら答えるヴィヘラ。
ヴィヘラにしてみればえ、雑魚と呼ぶべき盗賊は好んで戦いたいとは思わない。
だが、目の前にいれば、盗賊という存在をそのままにしておく訳にもいかず、戦う必要がある。
そう考えれば、弱い盗賊は自分達からサブルスタ周辺から逃げ出して貰い、自分の腕に自信のある盗賊だけが残る……といった展開が一番の好みなのだろう。
「盗賊は盗賊だ。幾ら弱いからといって、ここで逃がすような真似をすれば周辺に被害が出る可能性が高い。そうならない為には、私達が全て倒すべきだろう。……もっとも、今更そのようなことを言っても遅いかもしれぬがな」
今日の日中に三組の盗賊狩りをしたのだから、そこから生き残った盗賊達はもうとっくに何らかの行動を起こしている筈だ。
そして、生き残った盗賊達がどのような判断をし、行動に出るのかは分からないが……それでも、間違いなく他の盗賊団にその情報が伝わる筈だった。
本当にレイ達の運が良ければ、生き残った盗賊達が即座にその場から逃げ出し、他の盗賊達に見つからないようにサブルスタ周辺から逃げ切れる……という可能性もない訳ではなかったが、そこまで都合の良い展開を期待するのは難しいだろう。
「盗賊達が今まで溜め込んだお宝を運び出すにも、ある程度時間は掛かると思うわ。それに、そんな荷物を持って移動している盗賊達ともなれば、非常に目立つのは間違いないもの。周辺の村や街の警備兵とか、商隊に、冒険者といった人達に見つかる可能性は高いでしょうね」
「そう言われれば……そう、なのか? もっとも、そうなればなったで、また一騒動起こりそうだけど」
レイ達は盗賊狩りとして、容易く盗賊達を倒している。
だが、それはあくまでもレイ達だからこそなのだ。
一定以上の強さがなければ、それこそ盗賊達の数に負けるという可能性もあるし、そのまま逃げられてしまうという可能性もあった。
そう考えれば、やはり今日の盗賊狩りは余計なことだった……そう結論づけられても仕方がない。
もっとも、盗賊の討伐を頼まれたのはあくまでもギルムに戻ってきてからの話だ。
そうである以上、レイ達の行動が余計なことだとしても、責められる心配はないだろう。
実際、サブルスタ周辺を通る商隊や冒険者達にしてみれば、盗賊の数が少なくなるというのは間違いなく朗報なのだから。
「どうするにしても、結局もう起こってしまったことは変わらないわ。それに、討伐に行くのは明日じゃなくて明後日なんでしょ? どのみち、そうなればある程度事態は動いてしまっているわよ」
「……なら、いっそ明日にする? 仕事の方は多少溜まってるけど、それだって一日程度増えても特に問題はないだろうし」
明後日に盗賊の討伐に行くと決めてきたのは、マリーナだ。
それだけに、明日すぐに行くと言ってもダスカーと多少打ち合わせをすれば問題なくスケジュールの調整は可能な筈だった。
そう告げるマリーナに、しかしレイは首を横に振る。
「いや、一度決めたんだし、それをこっちの都合で変えるようなことは止めておこう」
「いいの? 私の方は問題なく調整出来ると思うんだけど」
確認の意味を込めて尋ねてくるマリーナに、レイは改めて頷きを返す。
ここで一度決まった話を無理にでも変更するということは、マリーナは平気だと言っているが、実際にはどうなるか分からないということがある。
勿論ダスカーがそこまでレイ達に不利になるようなことはしないだろうが、調整するのに、ただでさえ忙しダスカーに余計な仕事をさせるのも悪いという思いがあった。
「明日だけで商人が受ける被害を思えば、少しでも早い方がいいと思うけど」
そう告げたのは、当然の如くヴィヘラだ。
それは商人を心配しているというのもあるが、それ以上にやはり強い相手と戦いたいという思いが大きいのだろう。
もっとも、本当の意味で強い相手と戦いたいというのであれば、毎朝のように行われている戦闘訓練でレイやエレーナと戦っている筈なのだが。
それ以外の面々と戦いたいというのは、レイやエレーナのような人物とずっと戦い続けていれば、どうしても他の相手とも戦いたくなる……と、そういうことなのだろう。
言うなれば、毎日のようにご馳走を食べてばかりいるので、たまには他の料理も食べてみたい……といったところか。
他人から見れば贅沢だと言われるのだろうが、ヴィヘラにしてみればそれなりに切実な悩みでもある。
勿論、レイやエレーナとの戦いに飽きるということはないのだが、それが標準だと身体に覚え込まされてしまうかもしれないのだから。
言うまでもなく、レイやエレーナは間違いなくこの世界でも上位に位置する強さを持っている筈だ。
勿論世界最強、敵う者が一人もいない……といった訳ではないのだが、それでもレイやエレーナよりも強い者は圧倒的に少ない筈だった。
そんな相手との戦いが標準だと感じてしまうことになれば、戦闘狂のヴィヘラとしてはこの先は楽しみよりも苦しみが多くなってしまうだろう。
そういう意味では、ヴィヘラは様々な相手と戦い、感覚的な基準をリセットする必要があった。
「一応、サブルスタでも冒険者が盗賊の討伐依頼を受けたりはしてるんじゃないのか? それに、商隊とかも護衛は普通につけているんだろうし」
「レイの言いたいことも分かるけど……あそこは代官がね。上の方もかなり盗賊から裏金を貰っているらしいし」
「それこそ、盗賊をどうにかするより、サブルスタの上の方をどうにかした方がいいんじゃないか?」
「出来たらそうした方がいいんでしょうけどね。色々な柵があるから、そう簡単には出来ないのよ」
レイの言葉に、マリーナが複雑な表情を浮かべながら告げる。
盗賊があれだけサブルスタ周辺にいるということは、当然ながらサブルスタの代官……そして代官を任せた貴族もにとってもマイナス要因の筈なのだ。
だが、それでもサブルスタが大きく動かないということは、そのマイナス要因以上の何かがあるといういことを意味していた。
「ままらならないのね」
そう呟くヴィヘラの言葉が、夏の夜の空気に溶けて消えていくのだった。
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