熊本派遣の苫小牧市市職員帰苫 建築物の危険性を調査
熊本地震で被災した地域を支援するため、建築物の倒壊危険性などを調べる「応急危険度判定士」の資格を持つ苫小牧市都市建設部の職員2人が、23日から3日間、熊本県に派遣された。支援活動を終えて帰苫した2人は「地震はいつ、どこで起こるか分からない。必ずあるという意識で災害に備えて」と呼び掛ける。
熊本に派遣されたのは、同部建築課の高木秀寛さん(34)と同部建築指導課の佐藤竜典さん(28)の2人。国土交通省の要請による、道の第1次派遣隊40人の一員として22日に出発、23~25日の3日間、建築物の判定作業に当たった。
2人が活動した地域は、熊本市役所から徒歩圏内の中央区九品寺(くほんじ)。派遣隊員らは2人1組で、立ち入ると危ない「危険(赤)」、注意が必要な「要注意(黄)」、安全な「調査済み(緑)」の三つに分類し、該当する色の紙を建物に張っていった。
担当したのは一般住宅や店舗、大学などが立ち並ぶ地区。家屋倒壊などの大きな被害は無かったが崩れた外壁や瓦屋根、地面に入る亀裂を目の当たりにし、災害の大きさを実感した。高木さんは「新しい家に目立った損壊はほとんどなかったが、古い家はダメージを受けていた」と振り返る。
判定作業では建物自体が大きく損壊していなくても、瓦が落ちていたり、塀が倒れそうなケースも「危険」とする。住んでいる人がいる家を診断することもあり、「住民の心情を考えると心苦しい部分もあった」と高木さん。佐藤さんは不安を抱えたまま過ごす住民と接し、「被災者の心のケアが重要と改めて感じた」と言う。
3日間で、2人が判定した建築物は60件以上。作業する中で「(熊本に大きな)地震が来るとは思わなかった」という住民の声を何度も耳にしたが、高木さんは「地震はいつか必ず起きるという意識を持たなければならない」と力を込める。佐藤さんは「建造物は必ず劣化する。住宅の状態を把握し、不安な場合は業者に相談してほしい」と訴える。
熊本に派遣されたのは、同部建築課の高木秀寛さん(34)と同部建築指導課の佐藤竜典さん(28)の2人。国土交通省の要請による、道の第1次派遣隊40人の一員として22日に出発、23~25日の3日間、建築物の判定作業に当たった。
2人が活動した地域は、熊本市役所から徒歩圏内の中央区九品寺(くほんじ)。派遣隊員らは2人1組で、立ち入ると危ない「危険(赤)」、注意が必要な「要注意(黄)」、安全な「調査済み(緑)」の三つに分類し、該当する色の紙を建物に張っていった。
担当したのは一般住宅や店舗、大学などが立ち並ぶ地区。家屋倒壊などの大きな被害は無かったが崩れた外壁や瓦屋根、地面に入る亀裂を目の当たりにし、災害の大きさを実感した。高木さんは「新しい家に目立った損壊はほとんどなかったが、古い家はダメージを受けていた」と振り返る。
判定作業では建物自体が大きく損壊していなくても、瓦が落ちていたり、塀が倒れそうなケースも「危険」とする。住んでいる人がいる家を診断することもあり、「住民の心情を考えると心苦しい部分もあった」と高木さん。佐藤さんは不安を抱えたまま過ごす住民と接し、「被災者の心のケアが重要と改めて感じた」と言う。
3日間で、2人が判定した建築物は60件以上。作業する中で「(熊本に大きな)地震が来るとは思わなかった」という住民の声を何度も耳にしたが、高木さんは「地震はいつか必ず起きるという意識を持たなければならない」と力を込める。佐藤さんは「建造物は必ず劣化する。住宅の状態を把握し、不安な場合は業者に相談してほしい」と訴える。