脱デフレへの道 日銀 次の5年(4)副作用の議論、後退も 政策キーマンは雨宮氏

2018/2/22付
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日本経済新聞 朝刊
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 「私が残り、下がつかえてしまうのは組織としてよくない」。5年間、日銀の異次元緩和を支えた中曽宏副総裁は、後任に同じ日銀出身で政策立案の経験が長い雨宮正佳理事を推した。

修正力は未知数

 中曽氏から雨宮氏へ。実は4月から動き出す日銀新体制で、最も大きな変化はここにある。日銀出身の副総裁は、その経歴や実績が大きく異なる。総裁の黒田東彦氏は続投。学者枠の副総裁は岩田規久男氏から早大の若田部昌澄教授に代わる…

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