家事を手伝うようになってデメリットなんて感じたことはありません。嫌だと思ったこともありません。
むしろ、手伝わないことによる「劣等感」みたいなものや、居にくさを感じることも無ければ、自分がいなくちゃダメだと誇らしく思える部分もあるので楽しんで生活できています。
今回は「男が家事をすることがお金にどう繋がるのか」について書いていきます。
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□家の出費を把握することができる
電気代は月にいくら?
水道代は月にいくら?
生活費の金額すら把握していない男性は多くいます。
事実、私も家事に興味を持つまではどのくらいの金額かなんてのは知りませんでした。
スイッチをカチッとすれば付くのが電気で、蛇口を捻ると出るのが水。
そこにお金がかかるのは知っていましたが、その金額にまで興味はいきません。
食費もそうです。
帰ってくればご飯が用意してある、お昼はお弁当を作ってもらって会社で食べる。
「この卵焼きはいったいいくらなんだ?」と考えながら食べる訳もなく、ひたすらに何も考えずに食べるばかり。
そんな生活ではコンビニで卵を買ったとしても「卵ってこのくらいの金額なのね。」程度にしか思わない。スーパーの特売日に買えば倍の量を半額に近い金額で買えるのに・・・
家事をすることで家庭の出費に少なからず関わるようになるので、浪費癖のある男性でも出費を抑えるきっかけになります。
□お金に対する意識が向上する
うちの親父の話ですが、1日2000円のお小遣いをもらうとその日のうちに全部使ってきます。
お小遣いとは別にお酒やたばこなどのお金も渡されるのでどこか知らないところに貯金している可能性もありますが、母親側としては「何で毎日きっちり使ってくるの?」とお怒り気味。
あまり家事をやらない母親ではありますが、いちおう財布の紐を握っているから「節約」というかお金の大切さを親父よりも知っているんだと思います。
これはうちの親父と母親だけのことではなく、他の家庭を見ても家事に興味がない、もしくは家事をしない男性は比較的自由にお金を使いがちな傾向にあります。
理由としては、家庭のお金の流れは女性側が把握しているので男性側は自分への金の流れだけを考えて少しでも良くしようとするからです。
買い物や支払いをすることによって、生活することが「結構色々なことにお金がかかるんだ」というのを把握するようになれば自然と無駄な出費が減って結果的に節約に繋がります。
□番外編「男が家事をすることで収入も増える」
男が家事をすることによって「収入が増える」
これは、家事をしたから仕事ができるようになって早く出世して・・ってことではなく、嫁さんが働きやすい環境ができて、今までよりも世帯収入が増えやすくなるって話です。
私自身、結婚して家事をするようになってから「しっかりした」と言われるようになりましたが、それが自身の給料に良い影響はまったく与えていません。(悲しい話ですが)
私(男)が家事をすることで嫁さんが時間を気にせずに働けて、今までよりもほんの少しだけ残業代やら歩合やらを多く貰えています。
安直な考えかもしれませんが、1人でせっせと働くよりも2人で働いた方がより多くお金を稼ぎやすいと思っているので「男が家事をすることで収入が増える」と書きました。
□まとめ
女性が1人で
「水道代を節約しよう」
「今月は電気代を抑えよう」と考えて実践したところで男性側が「何で節約しないといけないの?」や、そもそも興味すらなかったら貯まるお金も貯まりません。
家事をすることでお金に対する意識を上げつつ嫁さんの機嫌も取れば「小遣いアップ」にも繋がる・・かもしれません。