藤好

たくさんのマシュマロありがとうございます。思った以上にたくさんのマシュマロ一度にいただいてしまって全てにお返事はできないのですが、全てに目を通しております。本当にありがとうございます。ですが一応マシュマロは一度閉鎖させていただこうと思います。ありがとうございました。

なお、鍵垢からのRT・ふぁぼ・リプはTwitterの設定上通知は来るものの見れない状態になっておりますのでもし鍵垢の方でしたら大変お手数をお掛けして申し訳ありませんが外したのちに反応をよろしくお願いいたします……

DMとかが来るとぼろぼろに叩かれてるんじゃないかと膝のあたりが震えるし大量のマシュマロが来ると全部批判コメなんじゃないかって毎回薄目で見て安否を確認してはホッとしてるタイプの人間なんですけどそういうことって皆さんあります？ないか

基本的に小心者なので誰かの迷惑になっているんだとしたら直ちに呼吸を止めたい 今も心拍数の増加がやばい

あれ？私朝のマシュマロ返信消しちゃってた！？すみません再上げします

ん？ひょっとしてこれ手当たり次第に送ってる……？別のフォロワーさんも全く同じ文面でこれ送られてたな……相手は誰でも良かったのかもしれない でもネタ被りはすみません本当に

ようやくマシュマロ見れるようになりました…でもまだ通知が来てない場合がときたまあるので答えてなかったらひょっとして届いてないかもと思ってください…

贅沢は二度と言わない。最後のチャンスを与えてもらっただけで充分だ。自分と離れた方が長谷部は幸せになれるのだ。これでいい。これでいいのだと、確かにそう思っているのに、それなのに。 それなのに、どうしてこんなにも涙が止まらないのだろうか。

錆び付いたオイル切れの機械のように心が軋むが、自分にはそんなことを咎める資格などない。無理やり笑顔を作って微笑む。 「そっか、そうだよね。……帰るね」 「……ああ」 踵を返して帰路につく。ああ、もう本当にこれで終わりなのだ。そう思うと鼻の奥がツンと熱くなる。もうやり直したいなんて

「……日曜の朝11時に、駅前の喫茶店で待ってる。それ以降は聞かない」 「！！」 「勘違いするな。これで最後だ」 「……うん、分かってる。ありがとう、長谷部くん」 「……さっさと帰れ。電車無くなるぞ」 「！あ、ねえ君、今どこに住んで」 「……別の男のところだ」 「……そっか」

「すぐ帰るよ。…もう一度だけ、君と話がしたいって言いに来たんだ」 「……言っただろう、俺たちはもう終わったって」 「分かってる。だからこれで終わりにする。……最後に一度だけ、話をさせてくれ」 最後という言葉に長谷部の眉がぴくりと動く。しばし目を伏せて考え込んだ後、長谷部は口を開いた

すまなかったと。自分が悪かったと。愛していたと。もうそれで終わりにするから、諦めるから、せめてそれだけは伝えたかった。 ◆ 「……職場にまで来てどういうつもりだ。いい加減ストーカーで訴えるぞ」 会社帰りの長谷部が冷たく睨みつけてくる。怯みそうになるが、ここで退くわけにはいかない。

彼の中から自分がいなくなることはないと思っていた。だがそれは欺瞞だった。あんなに傷付けられて今まで許してもらえたのがおかしかったのだ。もう長谷部の中には自分はいない方がいいのだ。 だが──自分でも図々しいとは思うが、最後にきちんと長谷部に謝りたかった。

終わりだ、と思った。もう駄目なのだと、もうやり直せないのだと、今はっきりと理解した。それならば早く長谷部を解放してやるのが光忠に出来る唯一のことだろう。もうしつこく追い縋るのはやめよう。きちんと別れてあげよう。そう思うとまた涙が滲んでくるが、自分には泣く資格などない。

「ふっ…ううっ…」 顔を覆った掌の隙間から嗚咽が漏れる。どうして長谷部にあんな台詞を言わせてしまったのか。自分は長谷部をどれほど傷つけてしまったのか。長谷部が今頃あの男に身体を暴かれているのかと思うと相手の脳みそを頭蓋骨から引きずり出して床に叩きつけたくなるような衝動に駆られた。

駅のベンチにどかりと座り込む。ベンチと濡れた布が触れて水音を立てた。ああ、今頃酷い格好になっているんだろうな。でももうどうでもいいや。膝に肘をついて頭を抱える。 そのままの姿勢で床を見つめてぼうっとしていると、じわじわと今さら目に涙が浮かんでくる。床の水跡はもはや雨か涙か。