米Tiwtterのサービス上で2月21日(現地時間)から「ここ数時間に大量のフォロワーを失った」とか「ロックされた(後復活した)」というツイートが増加し、「#TwitterLockOut」というハッシュタグが一時米国のトレンドに入った。
例えば、白人至上主義のシンクタンクNational Policy Institute(NPI)で代表を務めるリチャード・スペンサー氏は「ここ数時間で約1000件のフォロワーを失った。大規模なパージが進行中だ」とツイートした。
国粋的メディアSmyth Radioを運営するケリー・スミス氏は「私のアカウントが今日初めてロック(一時停止)された。(中略)また、トランプ支持ユーザーのプロフィールをクリックしたところ、以下のように表示された」とツイートした。
Twitterは同日、複数アカウントでの一部の行為を禁止すると発表した。この規制に伴い、大量のbotを削除しているとみられる。
この件について同社は米The Vergeをはじめとする複数のメディアに対し、以下のような声明文を送った。
「Twitterのツールは政治的なものではなく、われわれは政治的な偏見なしにルールを適用する。現在実施中の安全のための取り組みの一環として、Twitterルールに違反する複数アカウントや自動ツイートを行う不審なアカウントを特定している。また、ルール違反の疑いのあるアカウントに対し、そのアカウントがbotではないことを確認するために電話番号の通知を求めることを含む作業を行っている。それが、一部のユーザーがアカウントのロックを体験している理由だ。Twitterを誰にとってもより安全に、健全にするための包括的な取り組みの一環だ」
Twitterは1月、2016年の米大統領選に影響を与えたロシアプロパガンダ企業Internet Research Agency(IRA)のサービスへの介入についての報告の中で、IRAが関与する約4000ものアカウントが約4万のbotを駆使して米国世論を分断するようなツイートをばらまいていたとしている。
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