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トンボ池の水ぜんぶ抜く 笠松、テレビの撮影も

ポンプで水を抜いたトンボ池で、外来魚などを捕まえる人たち=笠松町で

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 約二十五種のトンボが生息する笠松町の「トンボ池」で十八日、池の水を抜き取り、ヤゴの天敵となる外来魚などを駆除するイベントがあった。テレビ東京の人気企画「池の水ぜんぶ抜く大作戦」の撮影もあり、大勢の見学者が訪れた。

 トンボ池は木曽川の流れが自然にせき止められてできた池で、生活排水は流入しない。クロイトトンボやギンヤンマなど珍しいトンボが確認される一方、外来魚などがヤゴを食い荒らし、生態系が脅かされている。

 イベントは、池の保護活動をしている「トンボ池を守る会」が実施した。ポンプで池の水をほどんど抜き、その中に会員やボランティアらが入って生き物を捕獲。外来種なら駆除するなどし、在来種は保護した。

 守る会会長の可児幸彦さん(72)=同町下本町=によると、ライギョやブルーギル、コイなどが捕獲された。可児さんは「こんなに大きいのかと驚くほどの魚がいっぱいいた。ヤゴの保護にはいい活動になった」と話した。

 イベントの模様は、テレビ愛知で三月十一日午後七時五十四分から放送される「日曜ビッグバラエティ」の中で紹介される予定。

 (水越直哉)

 

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