私は昔からあまりマンガを読んでこなかった。
しかし、2017年は人生で一番マンガを読んだ年だったように思う。
きっかけは、8月、お盆休みに超満員の新幹線で座れないで、どうやって時間を潰そうか悩んでいた時、ふとKindleでマンガを読み始めたことがきっかけだ。
そして、気がついたらマンガの魅力にズッポリとはまってしまっていた。
マンガにはまった結果、一切仕事が手につかなくなってしまった。
マンガにはまった結果、彼女とのデート中に、マンガを読みふけって、別れることになった。
それでも私はマンガが好きだ。
ということで今回は、独断と偏見で私が好きなマンガをランキングでご紹介していこうと思う。
もちろん、まだまだ読んだことのないマンガが多くあるため、このランキングの順位も変わっていくだろう。
ただ、今回取り上げるマンガは全て例外なく面白い。
笑いあり、涙あり、鳥肌あり、うおおおあり、どれも素晴らしい作品だ。
そもそも、考えてみて欲しい。
マンガ家は自分の命を削って、死ぬ気でマンガを書いている。
わずか20ページを仕上げるのにアシスタントを数人雇い、1週間で仕上げている。
40巻のマンガを書くのに費やしている歳月はだいたい10年くらいだろう。
そう、マンガとは命をかけて、人生をかけて描かれている集大成なのだ。
面白くないわけがない。
そんな命のかかった作品を簡単に見ることができる我々はなんと幸せなことだろうか。
改めて、漫画家の方々に敬意を表したい。
そして、これからもマンガから多くのことを学びたいと思う。
第5位:宇宙兄弟
第5位は「宇宙兄弟」がランクイン。
なんというか、宇宙兄弟の独特な世界観、リアリティ、夢を追いかけるがむしゃらさに胸を打たれるシーンが何度も何度もあった。
夢を叶えて宇宙飛行士になった弟。
一方で、夢を叶えることができずに、サラリーマンでくすぶっている兄。
宇宙飛行士の弟に会いにNASAに会いに行った兄。
そこで弟にこう言われる。
「もっと昔みたいに張り合えよ。俺1人で宇宙飛行士になってもつまんねえんだよ。」
ともに宇宙飛行士を目指して切磋琢磨していた兄弟だが、兄は現実を見て諦め、弟は夢を叶えている。
ここから、ずっと逃げてきた兄の宇宙飛行士を目指す物語が始まる。
この夢を諦めるという現実から昔からの憧れに再挑戦していく、がむしゃらさ、泥臭さに胸を打たれ第5位にランクイン。
第4位:マネーの拳
第4位は「マネーの拳」がランクイン。
このマンガは元プロボクシングチャンピオンが起業して上場を目指していくストーリー。
なんとも面白いのが、10人のホームレスを雇う代わりに、1億円を投資してもらうという設定から始まる事業。
ホームレスを束ねて起業なんていう設定は見たことがない。
もちろん、その設定も魅力的なのだが、その中で繰り広げられる起業のノウハウがこれまた面白い。
幼馴染の同志をクビにしたり、感情を一切排した意思決定をしたりと、起業をするのであれば必ず見ておきたい1冊と言えるだろう。
また、マンガの作者はあのドラゴン桜を描いた三国紀房さん。
ドラゴン桜ばりに「え!?」と思わせる表現が連ねられ、まあ面白い。
ぜひ読んでもらいたいマンガの1つ。
第3位:進撃の巨人
あまり戦いものが好きではない私だが、この「進撃の巨人」は別格だった。
やはり心理的なトリガーに「死」はつきものなのだ、と痛感させられた。
家族を食べられ、仲間を次々と食べられ、絶望に打ちひしがれる人間が決して下を向くことなく、わずかな希望を模索する物語。
大事なことは希望があるわけではない、希望を模索している点だ。
圧倒的な絶望の底に落とされている主人公たちが、巨人を相手にどう立ち向かうのか、それが見所と言えるだろう。
なお、次の展開が楽しすぎて楽しすぎて、仕事が一切手につかなかった。
仕事が手につかない時は一気に読み終えるに尽きる。
2日で現在出ている24巻まで一気に読んでしまって、仕事が大幅に遅れたのはいい思い出だ。
とてつもないほど張り巡らされた伏線をといていくのは非常に面白いので、ぜひ手にとってみて欲しい。
第2位:インベスターZ
第2位は中学生が3000億の資産を運用する「インベスターZ」。
設定そのものも面白いのだが、「投資」というジャンルに関して、抵抗なく入ることができるようになるマンガでもある。
こちらも、ドラゴン桜、マネーの拳の作者、三国紀房さんの作品。
まあ、面白い。
「金なんてたかが金。」
「的外れなところで頑張ることに、価値なんてない。」
「本気になるとは、リスクを取ること。」
など、数々の名言が飛び出てきて、非常に学びになる。
画力ではなく、完全にストーリー、学びで勝負をしているからこそ、一味違って面白い。
こちらでも、詳しくまとめているので興味があったらぜひ読んでみて欲しい。
第1位:キングダム
「キングダム」が堂々の第1位。
魅力的すぎるキャラクターの数々、ストーリー、名言、死、暑苦しいほどの熱量、これほどまでに心を動かされたマンガは今のところない。
実際に、このキングダムこそが冒頭で話した「マンガにハマるきっかけとなった作品」だ。
2017年の夏、新幹線でキングダムを手に取り、3日間で現在出版されている巻まで一気に読み切った。
その間、一切仕事が手につかず、彼女とのデート中もずっとキングダムを読んでいた。
結果、社長に怒られ、彼女とも別れることになった。
しかし、それでもいいと思えるほどの爽快感を与えてくれるのがキングダムだった。
何度鳥肌が立ち、何度しびれたか。
ここまで胸を熱くさせるほど泥臭いマンガに出会えたことにさえ感謝しているほどだ。
人生を歩んでいく中で大切なことも多く学べ、マンガって素晴らしいな、と思わされた。
ぜひ、このキングダムは手にとって欲しい。
敵、味方、各々に正義があり、戦い続ける世界観を素晴らしく表現されているマンガである。
まとめ
マンガは命、人生をかけて描かれる作品であり、それを簡単に見ることができる我々は幸せである。
特に、インベスターZやマネーの拳、宇宙兄弟、キングダムなどマンガから学べることは数多くある。
仕事や彼女をおざなりにするのはアレだが、息抜きの1つ、学びの1つとして価値のあるものだと心から思う。
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