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新幹線加賀温泉駅デザイン 紅殻格子の案に絞る

紅殻格子や瓦屋根、白壁をデザインしたA案=鉄道建設・運輸施設整備支援機構提供

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検討委、風情や調和を重視

 石川県加賀市の加賀温泉駅施設整備検討委員会は二十日、二〇二三年春に開業予定の北陸新幹線加賀温泉駅の駅舎デザイン案を一案に絞った。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構から提示されたA、B、Cの三案から、紅殻(べんがら)格子、瓦屋根、白壁をデザインしたA案を選んだ。

 A案に絞った主な理由は落ち着きがあって飽きのないデザイン▽シンプルで駅前広場との調和が取りやすい▽温泉街の風情が感じられる-の三点。

 検討委は金沢工業大の水野一郎教授を委員長に加賀市内の経済、観光団体の代表者ら十一人で構成する。多数決で八人がA案、三人がC案を選び、最終的には全員がA案に賛成した。

 市は同機構から昨年十一月下旬に駅舎のデザイン案の提示を受けて、市民向けのアンケートを実施。十二月中旬に開いたシンポジウムの参加者と市内の小中学生、高校生の合計八百四十八人に意見を聞いた結果はA案が44%、C案が30%、B案が16%だった。

 二十二日にある市景観審議会でも加賀温泉駅舎を含めた景観について話し合い、二十六日に検討委の最終決定を宮元陸市長に答申する。 (谷大平)

 

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