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黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~ 作者:迷井豆腐

最終章 黒女神編

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第494話 誤解

 ―――ガウン・虎狼流道場

『うむ、うむ…… 相、承知した。では、屋敷にて』

 ケルヴィンからの念話にそう返答したジェラールは、道場の床に胡坐をかいて一息つく。

「いよいよか。こちらもまあ、形にはなってきた。戦力として不足はないじゃろうて」
「ぜぇ、ぜぇ……! な、何の話ですか、ジェラールさん……」
「気にするな。それよりもお主は体力の回復に努めよ。いつまでそうして寝ているつもりじゃ?」

 ジェラールの背後には、汗だく疲労困憊息も絶え絶えな刀哉が大の字になって倒れている。あれから数日、雅と奈々の2人が魔法の修行に向かってからも、刀哉はジェラールに剣の手解きを受け、研鑽を重ね続けていたのだ。刹那から受けた影響もあってか、その後の刀哉の成長速度はジェラールから見ても目を見張るものがあり、孫と戯れるとは違った意味で楽しいひと時となっていた。それは彼の前世にてかつて感じた、後進を育てる喜びだったのかもしれない。

「ふぅむ、リオンやリュカとも異なる感覚じゃな。久方振りに、純粋に人を鍛える喜びを思い出した」
「それって弟子って事ですかね? はは、俺、4人目の師匠ができちゃいました」
「お主、師が多過ぎではないか?」

 クリフ、ケルヴィン、シルヴィア、そしてジェラールと、刀哉の師はバラエティ豊かである。

 それから刀哉が何とか起き上がれるようになった頃、道場に向かって爽快で軽快な足音が近づいてきた。もちろん、逸早く反応したのはジェラールだ。

「ただいまー! 竜王さんから承諾もらったよー!」
「うおおおーーー! 流石はリオンじゃーーー!」

 刀哉の新たな師は帰還したリオンを持ち上げ、いつぞやケルヴィンがそうしたようにメリーゴーランドとなって回り始める。先ほどまでのテンションとは偉い違いだった。

「あ、あの、ジェラールさん……?」
「ちょい待って。今、孫成分を補給しているところじゃから。これないと、ワシ生きていけないから」
「あはは、ジェラじいはしゃぎ過ぎだよ~」

 年齢的には刀哉も孫領域に入る筈なのだが、ジェラール曰く何か違うらしい。お爺ちゃまの心情とは、恋する乙女心並みによく分からないものだ。

「……気、済みました?」
「うむ、ワシ満足」
「皆別行動中だったもんね。シュトラちゃんやエフィルねえもいなかったし、仕方ないよ」
「何て言いうか、凄い寛容なんですね」
「うむ、ワシ陥落」

 それはとっくの昔にしている話だ。

「それにしても、リオンちゃんが向かった先って雷竜王のいる天雷峠だったよね? もう話がついたの?」
「うん! 実力を示す為に戦闘覚悟で行ったんだけど、思いの外直ぐに打ち解けちゃって。実際はその日のうちに、お願いと加護の付与も終わっていたんだ。それから数日はお泊りして、遊んだりしているうちに―――」
「―――お泊り? 待て、リオン。雷竜王とは雄と雌、どっちであったか?」
「え? 女の子だったよ?」
「なら良し! これからも仲良くしてもらうのじゃ!」
「うん!」
「はは……」

 リオンと結婚する人はかなり苦労するだろうなぁ。と、刀哉は苦笑いを浮かべながらそう確信した。しかしながら、一見常識人に見えるリオン自身も恋愛感情における肝心なところがかなりズレている為、その確信が現実になる事はまずなさそうだ。該当する人物は、既にジェラールも認めている。

「あれ、皆集まってる。何かあったの?」
「おっ、刹那」

 一度人が集まり出すと、それに応じて他の者達も集結し始めるものなのだろうか。暫く姿を見せていなかた刹那が、虎狼流の道着のままリオン達の前に現れた。そして、この瞬間に刀哉は思い知る。自分が努力して積み上げた以上に、刹那が強くなっている事に。

(顔を合わせただけで分かる、か。随分と離されちゃったな……)

 幼少の頃から共にあった刀哉だからこそ、感覚的に分かってしまう。刹那の纏う雰囲気は、以前とはまた別物だ。見る者によっては全く同じに見えるかもしれない。だが、刀哉の目には佇まいが洗練され、自信に満ち溢れているように映った。何かを成し遂げたんだと、そう確信させるほどに。

「やあやあ、皆大好きおじさんもいるよ。って、雅ちゃんと奈々ちゃんは? おじさんの目の保養は?」
「ガッハッハ、残念じゃったな! 2人は魔法を鍛えに、神獣の岩窟で武者修行中じゃ」

 雅と奈々は相棒のムンを伴わせて、近場にある最も鍛錬になるであろうダンジョンに遠征中だった。

「へえ、ガウンの最高峰難度のダンジョンかい。おじさんも大昔によく出入りしていたよ、懐かしいなぁ。でも、2人だけってのは些か心配だ。ここはおじさんが助太刀しなくては!」
「待て待て。そんな欲塗れな助太刀、別にいらんじゃろう。2人は既にトラージの最高峰、竜海食洞穴での戦いを経験しておる。あれから更に力を付けておる事じゃし、保護者を付ける必要はあるまい」
「止めてくれるな、ジェラール殿! おじさんは、おじさんは純粋に心の底から裏表なく心配なんだ! アンタなら分かるだろう!?」
「いや、分からんから止めておるのじゃが……」

 ガシリとジェラールに道着を掴まれ、それでも懸命に外に走り出そうとするニト。その横から彼の継承者候補の刹那より、非常に冷たい視線を浴びせられている。しかし、そんなものはもう慣れたとばかりに、今のおじさんは自由だった。

「女子高生成分。ふっ、この甘美な言葉、ジェラール殿なら伝わるよね?」
「全く以って伝わらんが、やはり止めるべきだとなぜか確信した」
「あ、しまった! この人はもっと幼い子が好みかっ!? しかし待ってほしい、冷静に考えればおじさんの方がセーフな香りがしないかとっ!」
「ジェラールさん、ちょっとそのまま押さえていてください。撫で切りにしますから」
「相、分かった」
「……えっと、流石に冗談だよね? というか、おじさんの今までの発言はおやじギャグくらいのノリで捉えてくれるとあばぁーーー!」
「うわぁ…… 刹那、性格の方も過激になったなぁ……」

 閑話休題。ちなみにおじさんは無事断罪された。

「―――全竜王との会談が終わったと、そうケルヴィンさんから連絡があったんですか?」
「うむ。まあ会談なんて大層なものではなかったようじゃな」
「えへへ、僕なんて普通に遊んでいたくらいだったしね。アレックスなんて、遊び疲れて影の中で眠っちゃってるし」

 遊び疲れて眠る。言葉通りの意味なら可愛らしいが、恐らく言葉通りの意味ではない。少なくとも刀哉基準の視点から見れば、それも立派な鍛錬の一部だ。

「で、じゃ。一度屋敷に集まろうという話になってな。ワシやリオンはガウンを離れる事となる」
「ええっ、そうなんですか!?」
「そう惜しむでない。剣の指導なら、そこで死んでおるニトも相当なものよ。刹那の師であるし、同時にワシと互角に渡り合える歴戦の猛者じゃ。不足はあるまい」
「となると、5人目の師匠という事に……!」
「刀哉、目をキラキラさせて何言ってるの…… まあ、ニト師匠に女子高生だけじゃなくて、男子高校生という言葉を覚えてもらう良い機会かしら?」
「ふ、ふふ…… おじさん、それは不思議と心がときめかないなぁ……」

 おじさん、復活。

「まあ、そういう事じゃて。リオンよ、帰って来たばかりですまないのじゃが、出発の準備をするぞい」
「え、もう? ジェラじい、プリティアちゃんに挨拶はしなくていいの?」
「……ゴ、ゴルディアーナ殿はセルジュと共同で修行していてな、とても集中しておる。邪魔をしては悪い。挨拶をして、心を乱しては元も子もないからの」

 お爺ちゃま、必死。

「ジェラじい~」
「う、うむ?」
「大人の恋愛だね!」
「う、うむ……」

 何やら高度な駆け引きをしていると、リオンに誤解されるジェラール。この場での危機は脱したが、後々に影響が及ぶのではないかと、少しだけ不安になるのであった。

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