英国では現在、野菜収穫作業のほとんどを外国人労働者が行っている。
英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定以来、農家がEU圏からの労働者を集めにくくなっているなか、英南西部コーンウォールの農場で、南部プリマスの18歳から23歳の若者が、キャベツの収穫作業に挑戦してみた。
農園のオーナー、グレビル・リチャーズ氏は現在、500人の収穫作業員を雇っている。ほぼ全員が東欧出身だが、英国人で希望者がいるなら喜んで採用すると話す。
コーンウォールの自治体と民間団体による調査では、ブレグジット国民投票以来、農家は労働力の確保に苦労しており、必要な人員の65%しか集まらなくなっているという。