沖縄ファミリーマート(那覇市、野﨑真人社長)と、沖縄吉野家(那覇市、宮之原義人社長)は21日、両社一体型店舗を那覇市国場にオープンさせる。両社の異なる客層を呼び込み、集客を強化する。ファミマと吉野家の一体型店舗は2009年の山口県での開店に続き全国で2例目。

那覇市国場にオープンする沖縄ファミリーマートと沖縄吉野家の一体型店舗(沖縄ファミマ提供)

 年中無休で24時間営業する。店舗面積はファミマが219・25平方メートル、吉野家は71・91平方メートル。入り口はそれぞれ1カ所ずつあり、中でつながっている。32席のイートインスペースを共有し、店内を自由に行き来できるよう設計した。吉野家側にはドライブスルーも設置している。

 ファミマにとっては30~40代の男女、吉野家は40~50代の男性の利用が多く、一体型店舗の展開で異なる客層を取り込みたい考えだ。

 ファミマの広報担当は「今後も需要を見極めながら、一体型店舗を検討していきたい」と話した。