QAさんに口頭で伝えるのが大変そうだったのでブログエントリにする。
iPhone/AndroidアプリのQA時に貧弱なネットワーク回線を再現したいことがままある。そういうときは「Network Link Conditioner」と「インターネット共有」を使うと便利だよという話。
1. Network Link Conditioner
https://developer.apple.com/download/more/
から「Additional Tools for Xcode」をダウンロード。その時々で最新のものを選ぶと良さそう。今日時点でmacOS High Sierra (10.13.3) + Xcode 9.3用のAdditional Toolsで動作を確認。
古いNetwork Link ConditionerはHigh Sierraで正しく動かないので注意。
展開。Hardware > Network Link Conditioner.prefPane をダブルクリック。
こんな感じでSystem Preferencesに入る。
任意のProfileを選んでONにするだけ。Profilesは帯域やパケットロスも含めて細かくカスタマイズ可能。
2. インターネット共有
「共有する接続経路」に有線インターネットのデバイスを選択する。ここではUSBイーサネットアダプタを選択しているが環境によって読み替えて欲しい。
「相手のコンピュータでのポート」に「Wi-Fi」を選択して「インターネット共有」を有効にするとアクセスポイントができる。
右下の「Wi-Fiのオプション」からSSIDとかパスフレーズとかを設定できる。
3. つなぐ
AndroidでもiPhoneでもなんでもつないでください。低速回線が再現されます。
Androidも使える方法でもっと楽なのがあったら教えて。