鉄道模型・色差し三昧~Slow Life,Slow Hobby

精密に作られた模型製品だからこそ、細部に色を差して、いっそう魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

寿司カウンターと蕎麦コーナー KATO#4057 サハシ165形の色差し(その2)

2016年02月17日 | 1:150 電車
週末から、インフルエンザに罹っていました。
幸いにもわりと軽かったのか、高い熱を出していたの時間は1日だけで済み、
少し休みはしましたが、無事に仕事に戻ることができました。
よしよし。

ここぞとばかりに、ひねもす寝ていましたから、日ごろの疲れもだいぶ取れたような気がします。
沈む夕日も、久しぶりにゆっくり眺めたかな。

で。
寿司カウンターあるいは蕎麦コーナーのあった電車食堂の色差しです。

ご存知のかたも多いと思いますが、165系の半室食堂車サハシ165形には、
新製車(サハシ165-1~12)と153系からの編入車(サハシ165-51~55)があります。
後者は、中央東線用に新幹線開業後の東海道線から転用したものです。
東海道時代には、寿司のカウンターがあって、職人さんがお客さんの前で握ったとか。

冷蔵ショーケースにネタが並べられ、
目の前で握ってくれて、
窓の外には、流れる風景…。
乗ってみたかったですね。


そのすし職人の確保は、かなり大変だったようです。
そりゃそうでしょう、片道7時間半の立ち仕事ですから。
その結果、
東海道線以外の電車急行では、寿司カウンターに替わって蕎麦コーナーが設けられます。
これなら、茹でるだけですからね。
それとも、町中の立ち食いのように茹で麺を使ったのかな?

さて。
KATO製品は、153系からの編入車をプロトタイプとしています。
というよりも、153系としての製品をそのまま流用していますね。
実車は、編入改造時に寿司カウンターの蕎麦コーナーへの改装のほかに業務用室を設けており、
小窓の有無や室内配置に違いが生じています。

で、インテリアの色差し。
この雑誌を参考に、進めました。

表紙の下半分に写っているのは、サハシ165形の室内。
奥の方が蕎麦カウンターです。
色調から見るに、和調ですね。
そのさらに奥には、業務用室があります。

さて、製品のインテリアはサハシ153形時代のままです。
すなわち、業務用室がなくて、寿司カウンターのまま。
迷いましたが…。
改造せずに、サハシ153形時代をプロトタイプに色差してしまいました。

真ん中の白い箱は、冷蔵庫の表現のようです。

同じ雑誌から、これですね。

現代から見ると、レトロな白物家電です。
当時の最新型のはずですが。
左奥に写っているのが、寿司ネタの冷蔵ケースですね。

寿司カウンターのあたりの色差しを、別の角度から。

うちの165系では寿司が食べられる、ということにしておきましょう。

コンロと流しの色差しは楽しかったよ、と。

窓ガラス越しには、ちょっと見えない部分です。

普通室の座席の色差しは、また後日に。

なお、使った塗料はつぎのとおりです。
手元にあったモノをワタシなりの解釈で使ったということを、ご了承くださいね。
仕切り板、カウンター腰部 クレオス#44「タン」
仕切り板(和調部)    クレオス#29「艦底色」
寿司カウンター上面    クレオス#32「軍艦色(2)」
その他のカウンター上面  クレオス#119「RLM79 サンドイエロー」
白物家電ほか       白色
流し、寿司ネタケース   銀色
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
CASA
« ようやく車番を貼った 熊本... | トップ | 無事にお引き渡し 熊本電鉄5... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

1:150 電車」カテゴリの最新記事

Original text