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コハクチョウの北帰行始まる 安曇野

北帰行を始めたコハクチョウ=安曇野市で

写真

 越冬のために安曇野市豊科の犀川白鳥湖などに飛来していたコハクチョウの北帰行が二十日、始まった。昨年より十三日遅い。東北や北陸の豪雪で餌が食べられず、安曇野まで飛来する数が増えたため、北帰行も遅れたとみられる。

 北帰行宣言は、安曇野のコハクチョウ保護活動を続けている「アルプス白鳥の会」が出した。日本野鳥の会副会長で、同会事務局の会田仁さん(68)によると、今季の最多飛来数は十七日の八百三十八羽。二十日は七百三十一羽と百羽以上減った。

 この日は、早朝から同会会員や大勢の写真愛好者らが見守る中、コハクチョウが鳴き声を上げながら次々に飛び立った。松本市内の会社員(57)は「シベリアまで無事に帰れよ」とカメラを手に見送っていた。

 (野口宏)

 

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