北見 大学生がテレワーク体験
職場から離れた場所で働く「テレワーク」を地元出身の大学生に体験してもらい、Uターン就職を増やそうという実習が北見市で始まりました。
この実習は、地元出身の大学生に、テレワークを使って本社などから離れた場所でも仕事ができることを実感してもらおうと、北見市が初めて行っています。
北見市内にあるテレワーク専用の施設で始まった実習には栃木県の大学に通う地元出身の男子大学生が参加し、3日間にわたって東京のIT企業の仕事を体験しています。
北見市のオフィスに置かれたモニターには東京の本社の様子が常に映し出されていて、大学生はテレビ電話を使って本社にいる社員にプログラミングの仕事などを報告していました。
北見市は来月中旬までこの就業実習を行い、オホーツク地方以外の大学に進学した地元出身の大学生のUターン就職を増やしたいとしています。
参加した宇都宮大学2年の男子学生は、「北見にいてもテレワークで最前線の仕事ができることがわかりました。将来、地元で働くことも検討してみたいです」と話していました。