仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロは2月20日、16日に同取引所で発生した「2200兆円分のビットコインの売り注文」について、「システムの異常によるものだった」と説明し謝罪した。
異常が発生したのは16日の午後5時40分~58分ごろ。Zaifが保有する仮想通貨を購入できる「簡単売買」サービス上でゼロ円で仮想通貨の売買が行える状態だった。その際にビットコインを購入したユーザーの一部が購入したビットコインを取引所の売り注文に出したため、取引板に異常な数値が表示されたとしている。
異常に対しては不具合発生時から対応を開始し、現在は正常稼働しているという。ゼロ円で購入した売買については、システム異常のためとして訂正扱いとし、該当顧客の残高データを修正する対応を行った。
不具合の対象となった顧客は7人で、うち6人の対応を完了、1人と継続対応中だという。
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