Zaif謝罪「ゼロ円で仮想通貨買える状態だった」

» 2018年02月20日 19時35分 公開
[井上輝一ITmedia]

 仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロは2月20日、16日に同取引所で発生した「2200兆円分のビットコインの売り注文」について、「システムの異常によるものだった」と説明し謝罪した。

 異常が発生したのは16日の午後5時40分~58分ごろ。Zaifが保有する仮想通貨を購入できる「簡単売買」サービス上でゼロ円で仮想通貨の売買が行える状態だった。その際にビットコインを購入したユーザーの一部が購入したビットコインを取引所の売り注文に出したため、取引板に異常な数値が表示されたとしている。

 異常に対しては不具合発生時から対応を開始し、現在は正常稼働しているという。ゼロ円で購入した売買については、システム異常のためとして訂正扱いとし、該当顧客の残高データを修正する対応を行った。

 不具合の対象となった顧客は7人で、うち6人の対応を完了、1人と継続対応中だという。

「16日に発生した異常値の表示に関するお詫びとご報告」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special

- PR -

Webページの運営元が実在することを確認できる“証明書”があるのを知っていますか? 安心してWebを見られる大事な仕組み、どんな事業者が発行しているのだろうか?

「AIは万能だ」──間違った知識を身に付けていませんか? AIの現状をいち早く知ることで、他社に差を付けるチャンスを掴めるかも。ビジネス活用の今がここに

婚姻組数が減る一方、「将来結婚したい」ニーズが急増。そんな中、注目を集めている「お見せ合い婚」とは?

創業数年で、国内に約30拠点・社員150人を抱える急速な多拠点展開に成功したベンチャー企業。その急成長を可能にしたのは?

ビッグデータやAIを活用して1人1人の借入条件を算出する新しい金融サービスが誕生。今までと何が違うのか、20代の若手ビジネスパーソン・宮坂さんが試してみた。

デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するためには何が必要なのか。「ビジネス視点」「技術的視点」「DXを担う“人”の視点」から深堀りします。

ThinkPadの2018年法人向けモデルは、「働き方改革」がテーマだ。基本スペックを強化したほか、スマートオフィス向け製品の新ブランド「ThinkSmart」も登場した