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【芸能・社会】

滝沢歌舞伎2020年に向け進化 4月新橋演舞場で開幕

2018年2月20日 紙面から

4月から「滝沢歌舞伎」に出演する滝沢秀明(左)とV6三宅健

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 滝沢秀明(35)主演・演出の舞台「滝沢歌舞伎」(企画・構成・総合演出ジャニー喜多川)が4月5日~5月13日まで東京・新橋演舞場で上演される。主演の滝沢と3年連続出演のV6三宅健(38)が19日、東京都内で取材に応じ「2020年に向けて進化した滝沢歌舞伎を見せる」と抱負を語った。

 2006年、「滝沢演舞城」のタイトルで初演された和のエンターテインメントショー。第2幕は昨年、一昨年は滝沢脚本の「ねずみ小僧」の芝居だったが、今年は新作のショーとなる。2020年の東京五輪と初お目見えとなる6月の名古屋・御園座公演を意識しての変更だ。

 滝沢は「御園座で初めて『滝沢歌舞伎』を見るお客さまも、外国の方も楽しめるように、歌、ダンス、フライングなどジャニーズ一色のショーにしたい。2020年は世界が日本に注目する。今年は、その第一歩」と意気込んだ。三宅も「歌とダンスは国境を越えていく。何かを感じ取ってもらえるような表現を追求したい」と座長の方針に賛同した。

 平昌五輪も2人の心に火を付けた。特に男子フィギュアスケートの羽生結弦選手。「命を削るようなパフォーマンスで、自然に涙が流れた。自分も表現者として、ああなるべきだと思った」と三宅。滝沢も開会式を見て「言葉がわからなくても感動するとは、こういうことか」と刺激を受けた。東京五輪が開かれる2020年に、訪日外国人を舞台でもてなすことがジャニー喜多川・ジャニーズ事務所社長の願い。同じ夢を抱く滝沢も「日本の良いイメージを日本人として表現していきたい」と力強く語った。

 

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