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【プロ野球】

清宮「あっぱれ、と言われるように…」 張本さんが視察

2018年2月20日 紙面から

張本勲さん(後方)が見つめる中、打撃練習する日本ハムの清宮=名護で(武藤健一撮影)

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 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)が19日、球団OBの張本勲さん(77)に初対面した。この日第4クールを打ち上げた清宮は打撃の状態も上がっており、次クールで屋外フリー打撃を行う予定。特大の「あっぱれ」な打球をみせつける。

 この日は名護市の屋内練習場で城石打撃コーチが上から投げるボールを43スイングした。日に日にボールのスピードが増しているが、それに比例してスイングも力強くなっている。「順調です。ちゃんと反応できました。痛みもない」。そんな清宮に熱視線を送っていたのが張本さんだ。

 あいさつを済ませた18歳は「いるだけで存在感があった」と通算3000安打を達成しているレジェンドに感激。張本さんと言えば、TBS系「サンデーモーニング」のコーナー「週刊御意見番」での「あっぱれ!」と「喝!」でおなじみ。清宮は「(あっぱれと)言われるように頑張ります」と笑顔をみせた。

 21日からの第5クールでは屋外フリー打撃に進める見通しで、清宮も「そうなると良いなと思います」と望む。栗山監督は「外で打つまでは試合で打つことはない」と話しており、打席デビューへの最終関門となる。

 この日の韓国KIAとの練習試合(金武)にはベンチ入りしたが、出場はなく、大きな声を出して盛り上げた。宿舎に戻った後も夜になってから屋内練習場でウエートトレーニングで汗を流した。あとはバットで…。それも時間の問題だ。 (土屋善文)

 

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