人気コミック『聖☆おにいさん』が2018年に実写化され、動画配信サービスにて公開される。監督は福田雄一、製作総指揮は俳優・山田孝之が務める。
『聖☆おにいさん』は、『荒川アンダー ザ ブリッジ』の原作者としても知られる中村光によるギャグ漫画。ブッダとイエス・キリストを主人公に、世紀末を無事越えた二人が東京・立川でアパートをルームシェアリングしながら下界のバカンスを満喫する物語だ。講談社「モーニング・ツー」で2006年より連載され、コミックの累計発行部数は1,600万部を誇る。
今回の実写化作品では、イエス役を『ユリゴコロ』や『関ヶ原』での演技が記憶に新しい松山ケンイチ、ブッダ役を『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』『ポンチョに夜明けの風はらませて』などにも出演した染谷将太が演じる。
監督は、『銀魂』『銀魂2』『斉木楠雄のΨ難』も手掛ける福田雄一が務め、製作総指揮には、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『闇金ウシジマくん』などで活躍し、『50回目のファーストキス』にも出演する、俳優の山田孝之を迎える。山田孝之は、2018年公開の『デイアンドナイト』もプロデュースするなど、近年は製作陣としても活躍する。
キャスト、クリエイターともに、日本を代表する面々が集まった今作は、2018年に新たに立ち上がる動画配信サービスで配信される。
実写化に向け、製作総指揮の山田孝之は主演の松山ケンイチ、染谷将太に対し「既に悟りを感じさせるお二方の存在感は正にブッダとイエス。」とコメント。また、「演出は福田雄一監督ですのでタダでは済まないことは容易に想像できます。アーメン。」とも語っている。
一方、監督・脚本の福田雄一は、「今まで何度も何度も出演をお願いして叶わなかった松山くんと染谷くんで、連載当初から念願だったこの原作を実写化出来ることが、ただただ幸せです!こんな幸せな作品を任せてくれた山田孝之プロデューサーに感謝します!全力でユルく臨みます!」と意気込みを見せた。
『聖☆おにいさん』実写化
製作総指揮:山田孝之
監督・脚本:福田雄一
出演:松山ケンイチ、染谷将太
原作:中村光(講談社「モーニング・ツー」連載)
製作:パンチとロン毛 製作委員会
©中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会 ©中村光/講談社