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皮肉なことではありますが、新卒就活一発勝負、人生40年包括契約と揶揄される現行制度が変わらない限り、こうしたテーマはいつまでも人気を集めてしまいます。私は超氷河期と言われる時代に就職活動を行い、その2~3年後には状況が激変しました。正直、このような一種の「誕生日差別」のようなシステムは国として抜本的に変えていかなければならないと思います。「非正規のまま40代に入りスキル蓄積が無い層」の存在は一部で現在の日本の潜在成長率低下の一因とすら言われます。

これからの時代、どこの大学を出ていようと、結果的に豊かな職業人生をおくれるかどうかは自分の「庭」(≒専門性)を持ち、その結果としての裁量を確保することに他ならないと思います。それは2~3年で配置転換を繰り返す旧来型の総合職のキャリア観はかなり距離のあるものでしょう。今、学生に助言するとしたら、その価値観を少しでも共有できそうな企業が良さそうです。
大学教授の昔の口癖は「最近の学生は遊んでばかりいて授業にも出てこない」でした。しかし現在よく聞く話は「最近の学生は授業に出るばかりで遊びを知らない」というもの。つまり授業に出ようが出まいが、嘆くのです。そして自らの授業の質については問わなかったりします。

就活学生の調査は毎年行われますが、「今年の学生は楽しみだ」と思わせる記事には殆ど出会いません。何故なら、オジサン達にとって「最近の若者は…」と嘆くことが毎年の楽しみだからでしょう。

データは客観であっても、記事は主観となります。同じデータであっても「入社後、「自分のやりたいことにチャレンジしたい」という学生は4割程度しかいない」という表現もできれば、
「評価されればやりたいことができなくてもいい」という柔軟性のある学生が4割以上いる」とも表現できる。同様に採用満足度も単体で見せれば学生の質が落ちているように表現できますが、求人倍率と合わせれば、倍率が上がれば求める人材の確保が難しくなるので、満足度が相対的に下がることは自然だと感じるでしょう。つまり、どの結果であっても嘆くことは可能です。

さて、NPにも学生が増えました。これを読む学生には、ぜひオジサン達の嘆きに惑わされず、新たな価値観や刺激に出会う機会として前向きに就活に臨んでほしいです。時代による就活そのものが楽だ大変だなどは重要でなく、真摯に努力すれば結果がどうあれ自らの血肉となる。その機会を大切にしてほしいと願ってます。
確かにどこでも良いなら、どこかに受かるというのは、そうなのかもしれません。ただ、サークルや部活を決める時、何でも良かったかどうか。付き合う恋人や友人は誰でも良かったかどうか。

やりたいことなんて、見つかってる人以外は無理に探す必要もないかもしれません。でも、AとBという二つの選択肢があったら、あなたはどちらを選ぶか。不思議なもので、どちらでも良いと言う人は減るかもしれません。

自分が決める。自分で決めると、ちょっとだけ頑張れます。少しだけ工夫するようになります。自分ごとになります。

メディアや家族、先輩や友人などの他者がこう言ったからではなく、自分で考え、動き、自分で決めたと言える就活に。

僕ら企業側は決めるきっかけを、選んでもらえるきっかけを作り続けたいなと思います。
追記
どうでもいいんですが、記事の下の方の就活イベントのバナーが『アウトレイジ』新作のポスターに見えてしまうのは私だけでしょうか……


就業経験もないハタチやそこらの学生に「やりたいこと」なんてものを期待するのがそもそもの間違いです。そんなものがあれば「自分探し」なんてせずとも既に見えているはず。就活に悩むなんてことはせず、脇目も振らずに没頭していることでしょう。
もしも自身の志向性に悩んでいる就活中の学生さんがいるのであれば、まず自分には(世のオジサン達と同様に)「やりたいこと」なんてないという現実を受け容れるところから始めるのがいいんじゃないでしょうか。それは何ら恥じることではありません。やったこともないのに好き嫌いなんてわかるはずがない。

自分の経験に照らし合せて「なんとなくこういうことは好きそうかも」くらいの目星をつけることには意味があると思いますが、自分は「探す」ものではなく、「つくる」もの。
近頃の学生が「自身の『やりたいこと』や適職探しにさほど熱心とは言えない」とのことですが、「正社員になり定年まで勤め上げる」という固定観念が薄れて「『やりたいこと』を予め特定し、それができる会社に入らなければならない」という強迫観念が解けてきている表れにも思えます。歓迎すべき風潮ではないでしょうか。いつでも方針転換、再チャレンジできる世の中のほうがいいじゃないですか。
新卒で大満足できるドリームジョブを引き当てられるなどとゆめゆめ思わず、「入社後に心底満足できれば勤め続ければいい」くらいに捉えておくのが良いと思います。
また煽りまくりのタイトルだが 笑。東大生や京大生が目指す企業は、まったく売り手市場ではない。今も昔もこれからも。相変わらず、難度は高い。

「実際、2018年卒の学生の内定を取得した企業の総数は平均して2.45社に達する」といっているが、マクロでみれば、その通りなのだが、トップ層のミクロで見れば、募集する数も応募する数も劇的には変化していない。

少子化が進もうと、開成中は易化しない。僕らが子どものころよりもむしろ難化している。東大も全然易しくなっていない。鉄力会や東進オンデマンドなど支援サービスが向上しているので、僕らが受けたときよりも難しい。

まあこれは当たり前のことで、フィギュアでもかつて3回転で十分だったのが、今や4回転が勝負の基準になるのと同様。

SPEEDA総研でも辛口のコメントをしてきたが、NewsPicks編集部の分析は、外資コンサルだったら1年生でも赤が入りまくるようなレベルの分析が多いので(これは日本経済新聞も同様だが)、大学生諸君はむしろ「NewsPicks編集部のおじさん、おばさん、こんな分析していて大丈夫か?僕だったら、私だったら、こういう分析するぞ!」と修正できるように読んでほしい。
“輝き出した僕達を誰が止めることなど出来るだろう
羽ばたきだした彼らを誰に止める権利があったのだろう”

マリオでいうとスター状態の彼ら彼女らに、
NPおじさんおばさんの有難い御言葉が届くでしょうか?

そして志ある一部の方は誰から言われなくても、
既に研鑽を積まれスペシャリティーをお持ちなのでしょうし。

氷河期世代からは疎まれるかもしれませんが、
その他多くの一般的な学生の皆さんはそんな嫉妬つゆ知らず、
むしろ跳ね除けるくらいの姿勢で楽して入っちゃいましょう。

ただ、問題はお付き合いが始まった後です。
理想通りだった、ということはまずないでしょう。

その時、どう考えるのかが大事なのかなと思う次第です。


>学生の親の多くがバブル景気(1986年から1991年)による売り手市場の時代に入社したバブル世代(1965年から1970年生まれ)。そのため、大企業に入れば一生安泰という親の価値観に引きずられがち。
>バブル世代の次世代である就職氷河期世代(1970年代前半生まれ)に誕生したジョブホッパー(転職を重ねる人)の多くが報われなかったことからくる、堅実路線への回帰。
本日より、4年目になります「東大・早慶の就活」2019年卒版をお届け致します!

2018年卒の学生は、一人あたり平均して2.54社の内定を獲得。ましてや東大・早慶など上位校の学生なら、さほど深刻にならなくても、どこかには受かるという口伝が各校で先輩から言い伝えられていると思います。

そして、実際に、2019年卒の就職戦線も、売り手市場が続くでしょう。でも、あまり深く考えずに先輩が受けた会社を受ける…といった思考に、落とし穴はないのか? 深く考察していきたいと思います。

学生の多くは、「働き方改革」で残業が減ってラッキーと思っているかもしれませんが、働き方改革の本質は政府や企業が人材を終身面倒見きれないというメッセージでもあると思います。

そんな厳しい側面についても、明らかにしてゆきたいと思います。

ともあれ、これだけの売り手市場です。望みの仕事がある人は、その職に恵まれるチャンスが大きいということです。このチャンスを是非、掴んでほしいと思います! 学生の皆さん、最後まで是非お読みください。そして、就職活動、頑張ってください!
東大早慶以外特集もやってくれないと
就活特集、私も新卒採用活動や就職活動の最前線からは少し遠ざかったので勉強させてもらいます!

ちなみに記事中にコメントしている弊社高嶋は大手企業向け採用コンサルティング事業の責任者ですが、東大早慶の新卒採用活動と就職活動については今日本で一番詳しいと私が思っているスペシャリストです。

あんなに新卒採用と就職活動の支援を愛している奴はいないオタクです(笑)

これを機会にNewspicksでコメントしてほしいですね!
"「やりたいことがわからない」「評価されればやりたいことができなくてもいい」と答えた学生が57.3%にも及ぶ"
「30歳成人説」と言われるくらい、ゆっくりと自分の人生を考える若者が多くなっているのでしょう。雇用の流動化が進んだこともその傾向が強くなっています。つまり、21や22で人生を決める必要は無いと思います。
企業の採用担当からすると頭の痛いことではありますが、さぞかし「今の学生は幼くなっている」「今の若者は。。。と感じていることでしょう。残念ながら能力が変わったのではなく、外部環境が変化したのです。
この連載について
圧倒的な売り手市場が続き、エンジニアに高額初任給を提示する企業、中途と新卒の採用区別をしない企業などが登場。採用チャネルも多角化し、「インターン採用」のスタイルも百花繚乱の様相だ。 片や学生は、学生にしてプロさながらのスキルを持つ「プロ学生」が登場する一方で、安定志向の学生が主流派で、バブル時代の若者の価値観に逆戻り…との指摘もある。 東大・早慶なら、いつかはどこかに受かると気楽に就活する人が増える中、学生はこのまま、売り手優位を貫けるのか? その内実に迫る。