ゲームが文学作品のように評価されない理由は 78
ストーリー by hylom
言われてみると 部門より
言われてみると 部門より
SF・文芸評論家の藤田直哉氏が、ビデオゲームが日本SF大賞の選考対象とならないことについて日本SF作家クラブに改善を提案したところ、会員の世代的な問題で「そもそもゲームをプレイできない」という問題があり実現できなかったという(IGN)。
藤田氏はまた、小説と比べてゲームは表現物として劣るものではないにも関わらず、学術研究や評論の対象となっていないとも指摘している。
17年以上遅い (スコア:3, 興味深い)
その点、SFファングループ連合会議の授与する星雲賞は2001年、プレイステーション用のゲーム『高機動幻想ガンパレードマーチ』に星雲賞メディア部門を贈っているので先進的である。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ノミネートだけなら
1986年度の第17回星雲賞にスーパーマリオブラザーズ
1987年度の第8回日本SF大賞にドラゴンクエストII
1988年度の第19回星雲賞にドラゴンクエスト(シリーズ?)
がある模様
新しい賞を作ればいいじゃん (スコア:2)
適当に名前つけて自分で作ればいいのに。
> 藤田氏はまた、小説と比べてゲームは表現物として劣るものではないにも関わらず、
> 学術研究や評論の対象となっていないとも指摘している。
対象としてやってみせてそれが面白ければ後に続く人も出るだろうけど、
多分面白くないっていうか、ゲームする人たちはそんなの読まないんではないかな。
ゲームする人とと評論する人の間には相容れない高い壁があるというか。
Re: (スコア:0)
星雲賞がありやすよ。非常に権威がある。日本SF大賞と同等。個人的にはそれ以上。
実際、ゲームではガンパレードマーチが受賞してますが、でもガルパン劇場版とかママは小学四年生とか、こち亀とか、そこSFなの? みたいなもの受賞してるからなんともアレですがw
SFファンがSF的な何かを感じたものが、投票で選ばれるので何でもありのカオスですね。。。
コミック部門のカードキャプターさくらとか完全に趣味やん…。
自由部門には初音ミクとかも入ってます。まぁコレはSFかな。
Re:新しい賞を作ればいいじゃん (スコア:1)
タイムホールを抜けてきた自分の子供を育てるってのは十分SFだと思う
TomOne
Re: (スコア:0)
さすがに中学生になってやめた模様
Re: (スコア:0)
SFは「少し不思議」もアリなんでないか?
Re: (スコア:0)
実を言うとファンタジーもアリなんだけどね。
SF、ファンタジー、ホラーは根っこが近いので、ファン層がかぶる。
実際、TRPGとかやってたのはSF連中が多いんじゃないのかな。
クトゥルフとかもSF界隈からだしな。
Re: (スコア:0)
アメリカの本屋だとSFとファンタジーはそもそもコーナーが同じということが多いよ。
Re: (スコア:0)
作家クラブの人間がダメなんだから、別の集まり作るところからだろ
皆んな通った道なのでは? (スコア:1)
娯楽小説・漫画・アニメ・テレビ
ジャズ・ロック・ヒップホップ・ラップ
コスプレ・オタク・メイド文化 などなど
他にもジャンルを超えてイッパイあると思うけど
当時は、「表現物として劣るものではないにも関わらず、学術研究や評論の対象となっていない」が、
後世で評論の対象になったものは多々あるので、新しい文化が必ず通る道だと思うのですよね。
ただ、アングラ文化から抜け出して一般に受け入れられて評論の対象になった頃には、
本来の創造力とかパワーとかが消え失せている気がします。
ボブ・ディランがノーベル賞とったけど、ロックなんてもう死に体でしょ?
過去の焼き回しか大衆にウケるロックって、なんじゃそりゃ?
#とジジィの懐古趣味的なこと言ってみる
Re: (スコア:0)
文化が新しいうちは、何をやったって新しいんだから、評論なんていらない気がする。
(出来のよさ(かっこいいかどうか、面白いかどうか)の評価はあるだろうが)
そのジャンル枠組の過去の作品が数あるなかで、枠組としては既存のものを使いつつそれでも何か新しい、
独自の価値を生み出し得ているかが問題になるステージになって、評論の価値が出てくるのではないか。
Re: (スコア:0)
ただ、アングラ文化から抜け出して一般に受け入れられて評論の対象になった頃には、本来の創造力とかパワーとかが消え失せている気がします。
ボブ・ディランがノーベル賞とったけど、ロックなんてもう死に体でしょ?
日本レコード大賞(業界以前に、賞自体が死に体。まあ日展なんて先例もあるが)
Re: (スコア:0)
サブカルをアングラと呼ぶのはいささか違う気がします
ゲームに関する学術研究や評論の例 (スコア:1)
タレコミ中にある「学術研究や評論の対象となっていない」というのは事実誤認だと思います
藤田氏の主張を読み違えてないでしょうか?
googleで”video game media paper journal” と検索するだけでも
大量に論文やレポートが出てきます.
"ゲーム学会"とか "game conference"で検索すれば
ゲーム学会のような研究者コミュニティ,
ゲームと関連させたメディア論がテーマの国際会議など
直ぐに見つかります.
Re: (スコア:0)
いっちょ噛みの藤田直哉なのでどこまで分かってるのかはちょっとアヤシイ
ゲームと物語って話をホントに評価するなら
・海外インディムーブメント
・ゲームにおけるナラティブ
って話はどうしても必要になるだろうけど、下手すると海外のゲームシーンを全然知らない可能性が…
タイトルの選定がおかしい (スコア:1)
「クロノ・トリガー」
「ゼノギアス」
「MGS」シリーズ
「ニーア・レプリカント」「ニーア・オートマタ」
「FF7」
「Deus ex」シリーズ
「STALKER」シリーズ
「バイオショック」シリーズ
「バイオハザード」シリーズ
「FALLOUT」シリーズ
「ファーレンハイト」「Beyond two souls」「Detroit become human」
「Stanley parable」
はぁ?
としか言いようがない。
Re:タイトルの選定がおかしい (スコア:1)
そうだ! バーチャロンがないのがいただけない!
#(ゲーム中にストーリーが)ないです
#MARZととある? いやー、とあるはやってないからわからんけど、MARZはないっしょ
Re:タイトルの選定がおかしい (スコア:1)
アーケードゲームがない。
ゼビウスはファードラウトサーガに言及してもよいのでは。
他にもレイフォース、ガイアポリス、ナイトストライカーetc.
通しプレイを通じてプレイヤーに読み取らせる作品は多い。
、
正義なんかじゃない、僕は真実が欲しい -= ありす ゆう =-
SFなのにSF賞が取れない (スコア:1)
ゲームって高度に発達した科学の産物。
とてもSF的な物だと思うけど、それ故に理解されずSF賞が取れない矛盾・皮肉。
もしかしたら魔法としてファンタジー大賞なら取れるかもしれない。
TomOne
ゲームは通覧が困難 (スコア:0)
故に、審査員が多数の作品を評価・比較するのが不可能で、単純に評判の高い作品が選ばれる事を、是とするかどうか。
Re: (スコア:0)
受け手が操作する必要があるから製作者が作った姿で固定されてないもんね
Re: (スコア:0)
絵画だって見た人によって受け取り方は違うんでないの?
Re: (スコア:0)
にした所でその為に必要な時間が異なり過ぎ。
Re: (スコア:0)
時間もだけど、プラットフォームをいちいち用意しないといけないってのも大きいと思う。
というか、この話題を最初に見たときそういう話かと思った。
そりゃテープ/ビデオデッキやPCが最低数十万した時代からしたらハードルは低くなったけど、それでも
本やら映画やら音楽やらに比べたら、「まず数万」から始まるのはツラいよなぁ、と。
「ゲームのファン」「ゲームに詳しい人」の集まりなら複数プラットフォーム持ってても不思議じゃないけど、「SFファン」「SFに詳しい人」は必ずしもそうじゃないから。
#βデッキとVHSデッキとLDとCD-Vと……という時代よりはマシ、なんだろうか?
Re: (スコア:0)
ゲームのクリアに必要な想定プレイ時間と
翻訳物の古典SFの読了時間って、結構近い所にあると思いますよ。
Re:ゲームは通覧が困難 (スコア:1)
古典SFの読了に数百時間かかりますか?
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
飛ばし見程度でいいんだったら、うまい人がプレイしてるのを横で見ておけばいいんでは
Re: (スコア:0)
評価する位に沢山?
Re: (スコア:0)
はたでみてるだけ、できちんと評価できるの?
選択肢、というか、モンスターの討伐の可否や順序でストーリーが代わるのをどう評価するのかという問題も出ると思うのだが
Re: (スコア:0)
たとえばメタルギアソリッド3の終盤でプレイヤー自身にトリガーを引かせる(ボタンを押す)ことで主人公の師を殺すというシーンがあるのですが、そういうものは実際にプレイしていないと、はたから見ているだけでは伝わらない感触かと思います。
Re:ゲームは通覧が困難 (スコア:1)
そういうのは結構あると思う。
個人的にな印象で、プレイしたのと、見てただけでは違うだろうなー、と感じたのだと
・Ever17のシナリオ全体
・セブンスドラゴン2020全般。2020-Ⅱは2020で耐性ついたから少し楽だった。
・ARMORED CORE for Answerの、所謂「虐殺ルート」
・GRADIUS Vの2面と8面のギミック
・サクラ大戦4の大神さんEDで米田司令から神刀滅却を受け取る選択肢
あたりがぱっと思いつく。
こうして考えると、シナリオそのものの秀逸さに限らず、苦労したり試行錯誤したところから急展開、みたいなのはプレイ動画とかじゃ体験できないんじゃないかなーって気がする。
Re:ゲームは通覧が困難 (スコア:1)
別スレッドでタイトルになって言及されていたCLANNADの場合
PC/Windows版でどこの誰だかが見つけた「シナリオ達成率を表示する操作」
などをやらないとどれだけ素通りした場面があるのかわからないから
そういうケースで議論するには実況に適さないという側面もある。
飛ばし見出来ない (スコア:0)
書籍や映画なら飛ばし見して全容を把握することはそれほど難しいことできないが
ゲームだとシナリオ進めるためにはゲームという「作業」することが必要
まあ、当たり前ですが、評価してほしいならやって見せるとか、シナリオ原稿提示するとか
(ネタバレはしょうがないでしょう)一定の定型的な手続きは必要なんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
テトリスのようにシナリオがないゲームもありますし、プレイすることも作品の一部であるゲームも多いので今までと同じ枠組みで評価しようというのが無理なのでは。
CLANNADは人生 (スコア:0)
Fateは文学
という話が通じてたのはもう何年前か・・・
Re: (スコア:0)
それと便座カバー
Re: (スコア:0)
Fateはマジ型月サーガになりつつあるな。
同人を公式の派生作品に拾い上げてたりするから、
遥か未来に詳細なまとめが散逸した後なら、いろんな同人作品が「サーガ」に区別つけられずに加わるんだろうな。
Re:CLANNADは人生 (スコア:1)
> 遥か未来に詳細なまとめが散逸した後なら、いろんな同人作品が「サーガ」に区別つけられずに加わるんだろうな。
仏教、特に日本に伝わった大乗経とかだいたいそんな感じ
SF大賞の評価とは (スコア:0)
ストーリーや設定を評価するのだろうか。
でもゲームの肝は面白さであって、
面白ければ荒唐無稽でも理論が破綻していても問題ではない(敢えて断言)
ゲームをSFとして評価するなら、
ノベライズ版を評価すればいい。
Re: (スコア:0)
ゲームはこちらの行動によって展開が変わり、それぞれをメインタイムラインとして追体験できるというところに、紙媒体では再現できないそれならではの味があると思う。
メタルギアソリッドシリーズなんて冷静に見りゃただの荒唐無稽なバカゲーだけど、SFとして優秀だとも思うよ。
# ゲームブック?知らんな。
Re: (スコア:0)
14へ行け
Re: (スコア:0)
読み進んだあとまた「14へ行け」がでてきて、タイムループを体験できるわけですね。
SF大賞当初の理念 (スコア:0)
WikipediaのSF大賞の項に
> 特に文筆以外の活動についても、「もし、他のジャンル、たとえば映像、漫画、SFアート、あるいは音楽などの分野に
> その年度においてきわだってすぐれた業績があれば、考慮の対象とする事を妨げません」とあり、
> 当初からの姿勢であったことが伺える。
とある。当初の理念からすると当然ゲームもいけそうなものなんだが。
事実、
1983年第4回受賞 大友克洋「童夢」
1996年第17回受賞 金子修介「ガメラ2 レギオン襲来」
2004年第25回受賞 押井守「イノセンス」
2008年第29回受賞 磯光雄「電脳コイル」
とマンガ作品・映像作品の受賞はあるのにね。
「そもそもゲームをプレイできない」 (スコア:0)
人の問題もだけど、ゲームの場合プレイ環境用意できるかも問題では
今のゲームや、入手が容易なアーカイブなんかが出てる分だけ評価するの?
リメイク版でも評価変わったりするよね
ゲームの評判とSF的評価はまた別だろうし
Re: (スコア:0)
本や映画はサボらなきゃ数時間で見終わる、ゲームは下手したらエンディングに達せない可能性があるわけだし、、、
Re:「そもそもゲームをプレイできない」 (スコア:1)
マルセル・プルースト「数時間もあれば十分やろ」
山岡荘八「サボらんかったら楽勝やで!」
栗本薫「エンディングのない小説なんてありえへんさかいな」
ジェームズ・ジョイス「ゲームにありがちな永遠ループ、アホちゃうかと思うで」
Re: (スコア:0)
エンディングというものが存在しないゲームもあります。
文学よりゲームの方を高く評価している人たちの方が多い (スコア:0)
と思うのだが(走召糸色木亥火暴)
------------------------------ "castigat ridendo mores"