羽生結弦のオリンピック連覇を伝える海外記事の一部


"羽生結弦の2つ目のオリンピック金メダルへの道は忍耐と粘り強さで舗装されていた"
アメリカのニューヨークのタブロイド紙『デイリーニューズ』
​​Hanyu's path to 2nd Olympic gold was paved with patience
http://www.nydailynews.com/newswires/sports/hanyu-path-2nd-olympic-gold-paved-patience-article-1.3827506



"オリンピック金メダリストに2回輝いた羽生結弦は史上最高のフィギュアスケーターなのか?"
アメリカ・ワシントンD.C.の新聞『ワシントン・ポスト』
Is two-time Olympic gold medalist Yuzuru Hanyu the greatest figure skater of all time?
https://www.washingtonpost.com/news/sports/wp/2018/02/17/is-two-time-olympic-gold-medalist-yuzuru-hanyu-the-greatest-figure-skater-of-all-time/?utm_term=.86493261718f -



"羽生結弦のフリースケートのビデオを見ればあなたは彼が金メダルを獲得したことを誇りに思うだろう"
アメリカのオンラインニュースメディア『Elite Daily』
The Video of Yuzuru Hanyu's Free Skate Will Make You Proud That He Won The Gold
https://www.elitedaily.com/p/the-video-of-yuzuru-hanyus-free-skate-will-make-you-proud-that-he-won-the-gold-8253080



"日本の羽生結弦が1952年以来初めての連続したオリンピック金メダリストとなる"
ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のスポーツ専門チャンネル『ESPN』
Japan's Yuzuru Hanyu first repeat Olympic gold medalist since 1952
http://www.espn.com.au/olympics/winter18/story/_/id/22471864/yuzuru-hanyu-japan-wins-gold-medal-men-singles-figure-skating-pyeongchang-olympics



"ネイサン・チェンが吠え返すも羽生結弦がオリンピック・フィギュアスケート金メダルを守る"
イギリスの大手一般新聞『ガーディアン』
Yuzuru Hanyu retains Olympic figure skating gold as Nathan Chen roars back
https://www.theguardian.com/sport/2018/feb/17/yuzuru-hanyu-nathan-chen-olympics



"羽生結弦が日本のオリンピックスケートを栄光ある結末に導く"
アメリカのニュースチャンネル『CNN』
Yuzuru Hanyu leads glorious Japanese Olympic skating finish
https://edition.cnn.com/2018/02/17/sport/yuzuru-hanyu-japan-skating-medal-intl/index.html



"日本が男子フィギュアスケートでオリンピック金メダルを守る"
アメリカのニュース番組『ABCニュース』
Japan defends Olympic gold medal in men's figure skating
http://abcnews.go.com/Sports/wireStory/hanyu-defends-olympic-gold-medal-mens-figure-skating-53158314



"冬季オリンピックの男子フィギュアスケートで羽生結弦がタイトルを守り66年前の記録を更新"
インドの英字ニュースメディア『india.com』
Yuzuru Hanyu Breaks 66-Year Old Record to Defend Men's Figure Skating Title at Winter Olympics
http://www.india.com/sports/2018-winter-olympics-japanese-yuzuru-hanyu-breaks-66-year-old-record-to-defend-mens-figure-skating-title-2900169/



"フィギュアスケート:羽生がたどったオリンピック連続の王座への厳しい道のり"
イギリスの通信社『ロイター』
Figure skating: Tough road to double Olympic crown for Hanyu
https://uk.reuters.com/article/us-olympics-2018-figs-m-jpn-hanyu/figure-skating-tough-road-to-double-olympic-crown-for-hanyu-idUKKCN1G10C7



"羽生が歴史的な勝利"
アメリカ・ネブラスカ州のニュースメディア『omaha.com』
Hanyu wins history-making gold, Ledecka stuns in super-G
http://www.omaha.com/news/world/hanyu-wins-history-making-gold-ledecka-stuns-in-super-g/article_355b300b-c314-5edf-bb6e-f2c5283d4368.html


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ニューヨークタイムズより

羽生結弦がフィギュアスケートの伝説に新たな一章を開いた

Yuzuru Hanyu Writes Another Chapter in Figure Skating Legend - 2018/2/18



昨年10月のモスクワで開かれたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦となるロシア杯、そこに出場した羽生結弦はインタビューの中で日本のアニメに出てくる典型的な主人公の一つに似ていると言われた、繊細ではあるが激しい性格、英雄性を持ったキャラクターであると。

だが彼は自分自身をそのように見ていないと答える。長い足とスレンダーな身体を持つ羽生はその眉まで伸びた長い前髪をふわりと揺らしながらそう言ったが、笑顔でこう付け加えた
でもドラマティックな勝ち方をしたいとは思いますね。



彼は自身の前にどれほどのドラマが待ち構えているかをこの時点では全く予期していなかっただろう。

それから3週間も経たないうちに羽生は難易度の高い4回転ジャンプを練習中に右足首靭帯を損傷する。彼は再び選手として競える状態になるまでにほぼ4カ月を要した。そして2018平昌冬季オリンピックで再び金メダルに挑戦するために現れた彼は、つい最近まで本格的な練習ができなかったにも関わらずその技量や勝利への強い決意を全く衰えさせていなかった。

平昌五輪第9日、フィギュアスケートの男子フリーで羽生はファンが多数の日本の旗を振り回すアリーナで、実質的にホームと呼べるような群衆の前で演技を始める。それは完璧とは言えないパフォーマンスだった。

だがそれでも彼は1948年と1952年に連覇したアメリカのディック・バトン以来66年ぶりとなるフィギュアスケート男子シングル連覇を達成するのに十分な体力、跳躍能力、弾性あるスピン、そして極めて優美な芸術性を披露する。

足首は完全には治っていなかった、羽生はオリンピックを前に再びスケートできるかどうかを心配していたという。しかし負傷した足首は十分に耐えてくれた、ショートプログラムで首位に立ち、続くフリープログラムと併せて317・85点の高得点で再び金メダルに輝いたのだ。試合後羽生は冗談混じりでこう言った。「足首に感謝したいです、よくやってくれたと。

彼は自制することで、4分半の構成の中でリスクの高い4回転ジャンプよりも彼の選手としての完成度を重視する戦略で勝利を勝ち取った。

羽生と同じく日本代表の宇野昌磨(20歳)は306.90ポイントで銀メダルを獲得した。羽生の練習パートナー、ハビエル・フェルナンデス(26歳)はフィギュアスケート男子でスペイン初となるメダル、305.24点で銅メダルを獲得した。

米国のネイサン・チェンはメダル候補に挙げられながら表彰台には届かなかった、だがショートプログラム17位という残念な結果を帳消しにするような前人未到の偉業を達成、最終的に5位に終わった。人々の期待に応えたことである程度の満足感はあっただろうが後悔もあったことだろう。米国のヴィンセント・ジョウとアダム・リッポンはそれぞれ6位と10位だった。





金曜日のショートプログラムで17位という悲惨な結果に終わったチェンは失うものはないとばかりに土曜のフリープログラムで奮闘、1構成の中で4回転ジャンプを5回も完璧に飛んだ、実際には6回試みたが4回転フリップでは氷の上に手を置いてしまった。だがそれでもその日のフリープログラムでは1位となるに十分なパフォーマンスを披露した。

彼はショートプログラムの結果を受けて6回の4回転ジャンプを試みることを決断したという。人々の期待から解放され、怒りの感情でいっぱいだった彼は自分自身に「もう何が何でもやってやる」と心に決めた。

「とにかく名誉を挽回したかった、この大会の二つのショートプログラムでの失態を覆して余りあるような結果を出したかった。」チェンはフィギュア団体とシングルフリープログラムを指してそう語った。

「ショートプログラムの前にそれまでの結果を否定しようと努力した、だがそうすればするほどプレッシャーを感じた、でもかえってそれが私の気を引き締め集中させてくれたと思う。人々の期待を横に置き本来の自分自身を出す必要があった。」





これとは対照的に羽生結弦はオリンピックという舞台であっても全てにおいて羽生らしさを失わなかった。そのスピードと芸術性と技術をもって最高のスケーターと評される彼は、焦りも見せずに断固とした滑りをショート/フリープログラムの両方で見せつけた。

1948年と1952年に連覇したアメリカのディック・バトンは羽生のパフォーマンスをこう評した「彼はとにかく美しい、羽生は動きはまるで夢のようだ。

土曜日のショートプログラムで羽生は白い衣装を着て11世紀の占星術師である安倍晴明、アーサー王伝説で王に仕えた魔術師/予言者であるマーリンのような神秘的なキャラクターを演じた。彼は音楽の解釈で一人の審査員から満点となる10点、構成で二人から10点を受けた。

マレーシアのスケーターであるジュリアン・イーは氷上に非常にリラックスした状態で現れた羽生を見て「彼はまるでベッドから起き上がった直後のような自然さで演じジャンプしていた」と語る。

NHK杯を控えた昨年の11月9日に羽生が4回転ルッツを練習中に不安定な着地をした時は彼のオリンピック出場が危ぶまれた。それは現在行われている4回転ジャンプの中で最も難しい技であり、羽生は4回転ジャンプを自在に操る米国のネイサン・チェンの存在を意識しルッツを完璧にしようとしていた。その怪我から約2ヶ月間、羽生は氷上で練習することが全くできなかった。

ある程度回復すると彼はトロントの拠点リンクで氷上ではなく陸上で動きやジャンプのフォームの練習し五輪で滑る自分のイメージを確固たるものにかためたという。

私の強みは自分自身を細部まで分析してそのイメージを持ち、それを実際の滑りに適応できることだと思う」と羽生は話す。

彼が実際に跳び始めたのはトリプルアクセルがオリンピックの3週間前、4回転が2週間前だった。彼は試合で危険度の高い4回転ルッツを避け、より容易かつ安定してできる2つの4回転サルコウと2つの4回転トウループをショートプログラムより時間の長いフリープログラムの構成に組み込むことを決める。

終わってしまえば羽生の怪我は「最善の出来事だった」とニューヨーク在住の著名なブロガーであり元フィギュアスケーター/審査員、そして今回のオリンピックを担当しているライターであるジャッキー・ウォンは語る。「結果として羽生は"不必要"な難易度をその構成の中に取り入れずに済んだ





前日のショートプログラムで首位となった羽生はフリープログラムでは4回の4回転ジャンプをその構成に入れる予定だったが最初の3回は成功するも4回目の4回転トウループからの3連続ジャンプでバランスを崩す。それでも金メダルは揺るがなかっただろうが羽生は即座に続くトリプルアクセルからの2連続を3連続にして取りこぼしを最小限に抑えた。その後小さなよろめきがあったが、羽生は他の選手を突き放す強烈なパフォーマンスを見せつけた。

試合の後、世界で最も有名な "プーさんのファン" である羽生に向けて観客席からプーさんの人形の雨が降った。彼のフリーの得点はチェンの得点より6ポイント低いものの堂々の2位、ショートプログラムと合わせてチェンに対し20ポイントのリードで金メダルを獲得した。





羽生結弦を『史上最高のフィギュアスケーター』と評す声は多いが羽生自身は「自分は最高のスケーターではない」と否定する。だがそんな彼をよそに他の多くの人々が彼をそう見なす。

1980年代後半から1990年代初頭にかけて世界フィギュアスケート選手権で4度の世界チャンピオンとなり2007年に世界フィギュアスケート殿堂入りを果たしたカナダのカート・ブラウニングは「彼を『史上最高のフィギュアスケーター』と呼んだとしてもそれは間違っていない」と述べる。

「そう呼ぶことの何が問題だというんだ、羽生結弦は全てを兼ねそろえている。彼は最も優れた滑りを見せる、彼は最も優れたジャンプを見せる。」

「彼はあらゆるプレッシャーをものともしないスーパーパワーを持っているかのようだ。ファンからの、国民からの、世界からの期待を受けても、どれだけ多くのカメラを向けられても、どれだけ多くのフラッシュを浴びても、どういうわけか彼はそれらを自分の力に変えることができる。彼は純粋なパフォーマーだ。」

海外の反応

facebook.com, reddit.comのコメント欄より: ソース , ソース , ソース , ソース


Kay Caulfield Frost 羽生は優秀なアスリートであることに加えてとてもかわいい。彼の甘い顔と謙虚さは私を笑顔にさせる。 😊

Carol Hoousendove 単純に羽生はネイサン・チェンを含め他の選手よりも圧倒的に優れていた。

Alanna Hughes 彼は金メダルにふさわしく、最も優秀だった。フリーの音楽に関しては最初いまいち乗れず眠っちゃうかもと思ったが、羽生は見事にあの曲を自分のものとして想像以上の興奮を私にもたらしてくれた。ワクワクと感動でいっぱいだ。ブラボー!

Kira Burnett 前回の冬季オリンピックで初めて彼を見たとき、私はこの男のスケートに夢中になった。目に涙をためるほど圧倒されたのを覚えている。彼は素晴らしいなんていう言葉じゃ足りないくらい素晴らしい! 😍

Charley Durham 史上最高のフィギュアスケーターの一人、見るのが楽しい選手だ。今夜はその氷の上の才能をこれでもかと見せてくれた、他の選手も最高だったけど羽生は間違いなくベストだった。

Damian du Plessis 羽生もすごいけど彼と3位のハビエル・フェルナンデスをコーチしたブライアン・オーサーがスゴイ!
羽生と共に稀に見る才能だわ。

Jenny Li ニューヨークタイムズが『氷上のマイケル・ジャクソン、史上最も偉大なフィギュア選手』という見出しで記事を書いているけどまさにコレ。本当に涙が出てくるほど感動した。

Enrico Marquez 羽生含めアジア人はなんであそこまでの柔軟性を持っているんだろう?
やっぱメシか? 食生活なのか?

Ariel Norris これまで羽生を知らなかった人たちが「HANYUUUUUUU!」とヒステリックに叫んでいる。ふふふ...

fireswater 今回の男子フィギュアはとにかくドラマティックで素晴らしかった。結弦は怪我をしながらも不屈の精神で金メダルを勝ち取り、ハビエル・フェルナンデスはその輝かしいキャリアに相応しいオリンピックでのメダルをついに手に入れ、アメリカ中が期待したネイサン・チェンは失望から4回転6回という前代未聞の偉業を達成しフリーを制し、羽生の陰に隠れがちだった宇野昌磨は堂々の銀メダル...

表彰式も思わず笑顔になる素晴らしさだった。

decorativeprint 今回出場した選手がそれぞれ異なる時代で活躍してくれていたらと心のどこかで思ってしまう、それほどに見な金メダルに相応しい選手だった。でも代わりに私たちは信じられないほどの才能を持った選手たちがお互い競い合うことで遥かな高みに登っていくスリリングな体験を味わえている。今夜は本当に素晴らしいショーだった!

Agamar13 羽生結弦が『史上最高のフィギュアスケーター』という称号を確固たるものにするためにもこの金メダルは必要だった。怪我という不安要素はあったけど芸術性を犠牲にすることなく完ぺきな技術を見せつけてくれた。

mycabbages_ 彼が4回転ジャンプを練習できるようになったのがオリンピックの2週間前という事実にただただ驚くばかり!
彼の技術が衰えなかったことも信じられないけど、まぁ意志の強さの凄いこと凄いこと...
4年後にももしかしたら、と思わず期待しちゃうね。

Agamar13 だよな!
ちょうどさっき彼のパフォーマンスを見直したんだけど、彼のベストスコアより20ポイント低いという事実にもかかわらず彼は極めて優れた演技を見せたような印象を受ける、その理由はあの驚異的な一連の振り付けだ。

そしてフィニッシュシーンの最高さったらもう... 羽生は最後まで演じ切ることができたことを本当に喜んでいたな。その後の前かがみになって右足とリンクに感謝するところを含め最も心動かされるパフォーマンスだった。それは"完璧"と言われる彼の"不完全性"がもたらした奇跡だった。

NeuroButt 長年にわたって熱狂的にフィギュアスケートを見てきたけど今回のオリンピックはおそらく私が今まで見た中で最高のイベントだ。すべてのメダル受賞者がその称号にふさわしい。

neocandy 今年のオリンピックは私が初めてまともにフィギュアスケートを見た瞬間だったが、これまで見てこなかった自分を許せない気分だ。この男は私の心を盗んだ。

このスポーツについて知らないことばかりだけど私は新たに敬意を払えるものを見つけた。羽生の滑りは他の人たちとは一線を画したエレガンスさを持っていた。とにかく息をのむ体験だった。

BoJacob 私もフィギュアについて何にも知らなかったけど、スポーツにおける芸術性とかわけわからんと思ってたけど、そんな自分でも羽生のパフォーマンスが圧倒的に素晴らしいことは理解できた!

unknown 私は最後のハイドロブレーディングとイナバウアーを見るために生きてきたんだなぁと思った。興奮しっぱなし!

flickflack1 羽生が点数が発表されたときに涙ぐんで感謝していた姿をテレビで見た時、私も泣いた。

Guilty_Treasures メダル授与式で羽生がいかに喜んでいるかをご覧ください。



lizbunbun 誰よりもこの一瞬を生きている。

kitti_mau ジーザス...
なんと愛らしい...

Iowa1995 オリンピックにメダル授与式部門を作ってこの羽生のパフォーマンスに金メダルをあげるべき。

Sportyj 誰がこの男を愛さずにいられるというのか。

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