アクトハウスの6ヶ月コースに現在参加中(2016年10月〜)の(@Ma)です。
正確に言えば、6ヶ月間滞在し終えたのではなく、5ヶ月目ですが、残りの1ヶ月は自分の作りたいサービスを形にする、案件をこなす期間のため、座学を中心としたインプットをする期間は終了しました。
すでに、アクトハウス6ヶ月コースを修了いたしました。
そこで、6ヶ月コースの良いところ・悪いところ、第9期生(現在期)のメイトからの評判・口コミをまとめます。
アクトハウスについて検索して疑問に思った方がいると思います。情報が少ないと思いませんか?
2014年9月から1期生を受け入れ、現在まで多数の卒業生がいますが、アクトハウスの詳しい内容って1ヶ月コースの体験談と公式ホームページしかないんですよね。
理由としては、
- 6ヶ月コースだとメンター、および代表と親密になるので本音を書きにくい。
- そもそも卒業生がブログをやっていない。
が主だと思いますが、あまりにも得られる情報が表面的すぎるので、参加者が理想と現実のギャップに驚かないためにも本音で書きます。
サービスに対する嫌がらせではなく、これからの参加者、アクトハウス双方にメリットがあればと思います。
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目次
アクトハウスとは?
公式ホームページ:アクトハウス
この記事を見に来てくれた方は大体知っていると思いますが、
- IT
- 英語
- ビジネス
これら3つを学ぶことを主とした、セブ島で行われる留学プログラムです。
実際に参加してみて、スタートアップ養成所という印象が強いです。
引用 acthouse.net
アクトハウスではセブ島留学中の「学内起業」を推奨し、グローバル・ビジネスのスモールスタートや、セブ島内でのシゴト展開をフォローしています。
一部の参加者がブログや、起業等、サービスの大小に関係なく展開し、マネタイズできています。
今期に限っては、自由になりたいという同期生が多かったですが、卒業後は、元の会社に戻ったり、前と同じ職業で働く予定という方が大半です。
1日のスケジュール
9:30~10:30 | プログラミング |
10:45~11:45 | プログラミング or WEBディレクション |
12:30~13:00 | 英語学校へ移動 |
13:00~15:00 | 英語 2コマ分 |
15:00~15:30 | 帰宅 |
15:45~16:45 | デザイン or ビジネス |
月によって変動しますが、大体こんな感じです。
変動する理由は主に二つ、
- Webディレクション・デザインのメンターさんが6ヶ月間滞在するのではなく、1ヶ月〜3ヶ月間しか滞在しないため。
- 人数の関係上、英語が午前・午後と別れ、クラスが二つになるため。
です。
そのため、上記のスケジュールは英語クラスが午後の場合です。デザイン・WEBディレクションが入る場合は、プログラミング・デザインの講義がなくなります。
どうですか?講義が少ないと思いましたよね?
プログラミング・英語が1日各2時間です。この勉強量では、6ヶ月間でビジネス英語レベル、自らシステムを構築するスキルが得られません。
英語は、1コマ50分・休憩10分なので、実質合計100分です。
アクトハウスでは、いかに効率良く自習を継続するかが肝です。
講義の内容
引用 acthouse.net
実際に、講義の内容がどんな感じなのか?一番気になると思います。
メンターの質
あまり良くない表現ですが、サービスの質として捉えてもらいたいと思います。
先述したように、アクトハウスは第1期の2014年9月から始まり第9期の現在まで続いています。
通常は毎期に伴って、カリキュラムが最適化されてきていると思うはずです。(自分がそうでした。)
実際は、今期に限ると、半数以上がメンターとして初めて来た方々でした。(公式サイトのメンター紹介ページに載っていない)
なので、公式サイトに載っているメンターさんの半数以上を知らないし、カリキュラムは最適化されているわけではないです。
講義のわかりやすさ
結論からいうと、教えることが苦手な方がいるのも事実です。
人に情報・知識を教えるのは才能が必要だと僕は考えています。知識を多くの人(生徒)が使えるようにするには知識を体系化して教える必要があるからです。
わかりやすく言えば本の目次のようなもの。
体系化されることによって人は全容を理解することができます。
メンターとしての継続年数が長ければ、自身の知識や経験が体系化され、教え方も最適化されていくと思います。
サービスの質は一定ではない
- 毎期メンターさんが変わること。
- 今回はWEBディレクションが2ヶ月間だけでしたが、来期は6ヶ月やると聞いた。(正確ではない)
ので、毎期ごとにサービスの質が一定ではないと言い切ることができます。
海外で最適な人材を長期で雇うのは難しいと思うので、しばらくはこのような形が続くと思います。
正直なところ、学習方法は人によって好みが分かれるので万人受けする講義は難しいです。
ただ、アクトハウスは少人数が強みなので、メンターさんに直接相談すれば内容を改善、全く違う分野の講義に変更等、柔軟に対応してくれます。
それにしても、公式ホームページに書いてあることと、食い違いがあるかもしれません。
英語
マネージャーが台湾人のとても小さい英語学校です。
前のマネージャーが韓国人だった影響か、韓国人が多めで、さらに言えばほとんどが小さい子供なのですごく賑やかです。
基本的にマンツーマンなのでレベルに沿った講義をしてくれます。が、先生の入れ替わりが多いです。
他の英語学校に行ったことがないので比較はできないですが、圧倒的に授業時間が短いです。
また、宿題も少ないため、色んなミートアップに参加し、海外エンジニアと積極的に話すのがマスト。
ちなみにセブでCebu.rbというRubyに関するミートアップで登壇しました。そのときの内容は「【5分で実装】Ruby-OpenCVで画像・顔認識する方法」この記事です。
語学学習している方ならわかりますが、英語だけに集中しても、ビジネス英語レベルまで到達というのは無理です。
ただ、フィリピン人の先生方との日常会話はすんなりできるようになります。
ビジネス
座学は少しです。
事業計画書を作成したり、ビジネスプランのプレゼンをしたり、実践重視。
ビジネスは正解がないので、どうしても抽象的な内容になっていますが、よくできていたと個人的には思います。
しかし、5ヶ月終わった今では、ビジネスで何か身についたかと言われれば、なんとも言えないです。
ただ、僕の場合は大学で身についている経営学的知識があったので、学べたことは通常より多かったと思います。
プログラミング
プログラミングはコードを書いた行数に比例して、理解度が高まっていくと言っていいと思います。教えてもらって全て理解できるものではありません。
自習をすればするほどできますし、やらないとできないので、生徒間で差が広がっていくのが明確です。(6ヶ月でhtmlも書けない人が過去にいたという話を聞いた)
僕はもともとこちらに来る前から趣味の延長でWordpressをいじっていたので、独自関数やhtml, css, JavaScript, phpは少し理解していました。
オープンソース・無料で提供されている「ブログシステム」のソフトウェアのこと。誰でも簡単にブログを作ることができる。
アクトハウスで得た知識
html, css, JavaScript等のフロントエンド周りは最新の技術・デザイン動向を探求するレベルにはなりました。
コンピュータシステムの中で、ユーザーから見て最も前面にあるシステムのことである。つまり、ウェブサイト等の見た目(デザイン)や動きのことを指す。
反対に、裏側の機能や処理のことをバックエンドという。
phpに関しては、Wordpressを使用する場合は、独自関数があるため、比較的簡単にブログやウェブサイトを作れるようになりました。
- フレームワーク … 汎用的な機能群のこと
- CMS … Webサイトを管理・更新できるシステムのこと
Ruby, Ruby on RailsはAirbnbのようなWEBシステムを構築する案件に携わりました。
Pythonは完全に独学でいろいろプログラム組んで遊んでます。後日記事にします。
基本的に完全な初心者がバックエンドまでというのは相当厳しいです。(英語やビジネス等の課題、勉強があるため)
その他
WEBディレクション
ひどい。アクトハウス生全員が満場一致で講義の内容を「ひどい」と言うと思います。
Wikipediaかどっかのサイトのテキストをコピペしてスライドに貼り付けたものをひたすら音読されるだけです。
これに関しては、同期生皆が思っていたようで、後半は誰も講義に出ていませんでした。
ただ、実際に企業から案件を受け、納品する過程でディレクションを担当することが多いので、実践で多少は身につくと思います。
デザイン
Photoshop, Illustratorは、ほぼすべての機能や使い方を学びました。
座学では、アートやデザインの違い、デザイナーとしての心構え、クライアントに対するヒアリングの仕方などを学びました。
デザインの講義は1ヶ月しかなかったので、時間を考えると十分すぎるほど学習できたと思います。
ちなみにアクトハウスに来る前に構築したメディアのリンクはこちら。今見るとデザインひどい。
SEO
検索エンジン最適化のことである。検索結果において、ウェブページをより高い順位に表示させることを目的として行う取り組みのこと。
個人的に趣味の延長としてWordpressをいじっていた話をしましたが、80万PV(ページビュー)規模のサイトを運営、マネタイズしていたこともあり、SEOに関しては知識があります。
ので、言わせてもらいます。Sの字の先っちょも触れていません。
週1回、計4回のSEO講義が急遽追加されました。内容はかなり充実していますが、圧倒的に回数が足りないです。
過去のアクトハウス生のブログやウェブサイトを見ていますが、SEO施策していないのでアクセス全然来ていないと思います。もったいない…
今期のアクトハウス生にはSEO、コンテンツマーケティングに関して知識をシェアしているので、今期から急にブログやウェブサイトの質が上がること間違い無しです。数十万PV規模のブログ、ウェブサイトは出てくると思います。
読者にとって価値あるコンテンツの制作・発信をとおして見込み顧客のニーズを育成、購買を経て、最終的にはファンとして定着させることをめざす一連のマーケティング手法です。
SEO、コンテンツマーケティングの具体的な手法は「SEO初心者でも簡単!多アクセスブログの作り方7つの手順」を見てください。アクトハウス卒業間近に見ると理解しやすいです。
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居住環境
引用 acthouse.net
基本的にunitは選べず、おそらく賃貸契約なので所有しているわけではないです。
今期はunit4でした。(セブに来た時は、unit4の写真は公式サイトに載っていなかった…)
先に言いますが、日本人の感覚で最高級コンドミニアムを想像するのはやめてください。
ゴキブリ、アリ、クモは日常で、普通に部屋でも虫に刺されます。
シャワーは水圧弱すぎて、しょんべんかと思いました。
まぁ、慣れます。
次期生は16人で、unit4と聞きましたが、人数的にはかなりギリギリで息苦しい生活になると思います。
Wifi
よく繋がらなくなるし、常に重たい。これは、国レベルでの問題なので、どうしようもない。
ウェブサイトのサーバー移転で二日かかりました。後日記事にします。
いつでもメンターに聞ける環境
今期では、常に同じコンドミニアムで滞在するメンターさんはプログラミングのメンターさんだけです。
メンターさんも人間なので、食事しに行ったり、遊びに行ったりします。なので、いつでもメンターに聞ける環境というのは語弊があります。
そもそもプログラミングのメンターさん以外いないし…
実際に僕はフロントエンド周りならできるので、聞かれることがよくあります。本来メンターさんにいつでも聞ける環境ならこうはならないはず。
教えることが一番覚えることに繋がるのでいいんですけどね。
部屋・家具
- 家具は基本備え付け。
- よく物が壊れる。
- 排水溝がドブ臭い。エアコンと繋がっているので部屋中ドブ臭くなる。
結構いろんな人が言ってるけど…
一番許せないのがベッド。軟弱な鉄パイプで作られた2段ベッドでめちゃくちゃ揺れます。マットレスはサガミオリジナル並に極薄なので、時間が経つと、すぐ潰れてさらに薄くなります。
普通に腰痛くなります。
やはり日本に住んでいると、細かなところも気になってしまいます。
まぁ、結局は全部慣れです。人間、不思議なことに数日で慣れます。
ただ、公式サイトに書いてることを間に受けるのは危険かも?
生活環境
セブ島って海が綺麗で、勉強疲れた時にふらっとビーチ行ったりすることを想像すると思いますが、中心街から最短で2時間くらいかかります。
2ヶ月に一度、ビーチに行けるか行けないかといった具合です。
そしてセブ島の風景大体こんな感じです。異臭もします。
最初の一週間は異臭のせいで外を歩くと軽い頭痛がしました。あと、鼻くそが異常に臭くなります。これは本当で、同期生も言ってました。
慣れますけどね。
英語
意外と英語喋れる人が少ないです。街で飛び交う言語はほとんど現地語。
タクシーの運転手ですらまともに英語しゃべれません。
地元の高校生、大学生は普通に英語しゃべれますが、出会う機会を増やす努力をしなければいけません。
食費
日本と同等の食事をしようと思ったら日本と同じかそれ以上掛かります。
番外編 6ヶ月コースから見た1ヶ月コースの実状
今期の6ヶ月間では、2名の1ヶ月コースの方が参加しました。
- 一人は、プログラミング講義が1時間、ビジネス講義が1時間、英語が2時間。
- もう一人は、プラグラミング講義が1時間、WEBディレクション講義が1時間、英語が2時間。
…あれ?
IT・英語・ビジネスの3軸を推しているはず…。
そもそもカリキュラムが違うことが問題ですが、ビジネス講義すらないのはちょっと酷すぎない?…というのが本音。
また、6ヶ月コースが優先されるので、1ヶ月コースの方の時間割は講義の合間に2時間何もない時間があったりします。
おまけ感がすごい。
1ヶ月コースに参加するのであれば、事前にカリキュラム等を詳しく聞いて、自分が何をしたいのか、どうなりたいのかを明確に伝える必要があるかと思います。
まとめ
アクトハウスでは、自習がかなりの比重を占めるので、徹底的なタスク管理で目標に到達することが重要です(何にでも言えますが)。
逆に言えば、それができないと何も得られません。どう活かすかは個人次第です。
正直な所、いい環境を求めるならフィリピン以外にもいいところはたくさんあると思います。
例えばですが、スタートアップの出現で盛り上がっているサンフランシスコにも無料の語学学校、プログラミング学校がありますし、IT系のミートアップが盛んに行われているので、本人の努力次第で質のいい学習ができるかと思います。
ただ、自分に合った質のいい学習方法というのは見つけるのが難しいので、ITど素人だと特に、最初はこういったアクトハウスのような留学プログラムで学習をし始めた方がスムーズにこちらの世界へ来れるかと思います。
参加した今ならわかることですけどね。
逆にアクトハウスのような留学プログラムのメリットは、いろんな方と出会えることです。
ビジネスの話ができる人、プログラミングをやっている人が身近にいなかったので、そういった話ができる仲間ができたと考えると良かったなーと思います。
平然と仲間と言っていますが、今期は僕が最年少で、先輩方みんな仲良くしてくれて、本当に嬉しかったです(棒読み)。
アクトハウスについて疑問がある方は気軽にコメントください。
同期生の先輩の記事「セブ留学アクトハウスの6ヶ月が終わったので、評判や真相を本音で語る。」
追記と注意事項
僕が参加したのは2016年10月期です。今は多くが改善されているようなので、詳しくは「アクトハウスの評判や口コミについて。公式回答です。」をご覧ください。
この記事の回答に対する個人的な意見を書いていきます。
ただ、大変残念なことに、ご参加いただいた方のうち一部の方には、アクトハウスが提供するサービスにご満足・ご納得をいただくことができず、不満を募らせてしまった方もいらっしゃったようです。まず、そのように感じさせてしまったことについては、運営側として本当に申し訳なく、考えております。
2018年1月時点でアクトハウス運営事務局が確認している口コミサイトのうち、残念ながらアクトハウスに対してご満足をいただけなかった方の記事は、いずれも、「2016年10月スタート6ヶ月コース」にご参加された方のものです。(2件、確認しております) つまり、「現在参加中の方」ではございませんから、それらの情報は必ずしも「最新のもの」とは限りません。
まず、僕のこのブログの記事の内容に関してですが、同期生が事実だと言っています。
そして、全体的な内容として、一部の方に不満を持たれている、確認できるものとしてはブログに限り2点確認していると書かれていました(一部抜粋です。誤解されるのは嫌なので、ちゃんと記事をみてくださいね)。このブログが少数派で悪者みたいな誤解を持たれかねないのでここは言わせてください。
僕が参加した当時は、当時の部屋のUnit4は掲載されていなかったうえ、面談やメールで部屋に関する質問をしたにもかかわらず、部屋が違うなどの説明もありませんでした。プログラミングのカリキュラムに関しても少ししか触れていなかったRubyなどの言語が学習できるような記載、存在していないメンターの記載など、嘘をついているわけではないですが明らかに誇大広告でした。それは当時のアクトハウス生から(確認ができないので全員がとは言いませんが)「詐欺ではないか?、誇大広告すぎる、友達には進められない」という声が多く出ていました。
また、実際にこの記事を公開後、ありがたいことに過去の卒業生からコメントやお問い合わせを多くいただきました。コメントは承認制で過激なものは載せないなど配慮をしましたが、アクトハウス卒業後も不満を持ち、不満を僕に共有するということはそれなりに不満を持っていたと言えるでしょう。
それで、なぜこの記事を書いたのか?わざわざ書く必要があるのか?サービスに関する誹謗中傷じゃないのか?と思うかもしれません。そしてアクトハウスの代表の清宮さん、新村さんは心良く思ってないはずです。
まず、前提として、僕は「アクトハウス」の理念・サービスが好きで、少しでも良い方向に傾けば良いと思って書きました。
当時は、ネットに情報がない、情報が正確でない、参加者が不満を持っているが共有されていない、という状態だったので、間違いなく水面下(現実)で口コミによる不満が共有されていくか、ネット上で匿名による悪い口コミが増えていくと当時思いました。
そのうえで、ブログで透明性のある情報を公開(よく思われないのを覚悟で)することによって、参加者がこの記事を見ることを前提とすれば(SEO頑張った)、参加者のアクトハウスに対するサービスのギャップが減り、相対的に満足度が高くなると考えました。
また、この記事の影響でアクトハウスのサービス運営に支障が出ると思いますが、そうなって初めてサービス改善の優先度が上がり、結果的にサービスの質が加速化すると考えました。
結果的に僕が参加した期以降に、悪い評判・口コミがなく、良い評判・口コミが増え、この僕の記事が嘘じゃんってなればこの記事の役割は終わりです。そしてこれからのアクトハウス生にブログの重要さや、SEOなどによるコンテンツマーケティングの影響力の強さを知ってもらい、良い評判・口コミが増えることにつながればと思い、「SEO初心者でも簡単!多アクセスブログの作り方7つの手順」この記事も書きました。
頃合いを見てこの記事を削除したら、透明性の高いアクトハウスの情報が増え、公式サイトも透明性が出て、サービスも良くなっているのであれば嬉しいです。
これでも記事公開前は同期生に相談しましたし、今でもこれは正しい判断だったと思っています。
>個人ブログサイトに掲載されたアクトハウスの評判・口コミに関する記事に、「英語はどう頑張ってもビジネスレベルにならない」と書いてありました。実際どうなんでしょうか。
アクトハウスに参加した時点で、どれくらいの英語力を持っているか、というところにもよりますし、参加中にどれくらい頑張って学習と実践(英語の場合はとにかく「話す」こと)ができたか、によってきます。実際に、中級レベルの英会話力だった方が、ビジネスレベルの英会話力を身に着けていたり、英会話講師から薦められてIELTS受験をなさった方もいらっしゃいました。
この回答についてですが、僕の持論だと99%がビジネスレベルに到達しないと考えています。前提としてビジネスレベルがどの程度かという定義が必要になりますが、今現在、僕自身がサンフランシスコでソフトウェアエンジニアとして働いて給料をもらい、現地で暮らしているので、それを基準に言います。
僕がビジネスレベルに到達するのはほぼ不可能だと考えるのは、フィリピンにそれらを学ぶ環境がないからです。ビジネスレベルというのは専門用語を理解したうえで、相手の意図を汲み、自分の意思を確実に伝える能力が必要になります。そうなればフィリピン人講師が最低でも欧米レベルの学部卒、修士卒の専門知識レベルがあり、実際に勤務経験があるなどしなければ話にならないわけです。このレベルの優秀な人はフィリピンの経済レベル的にほぼいないうえ、いたとしても語学学校で英語教師をやっていないです。
それに6ヶ月間フィリピンに留学すればビジネスレベルに到達するだろうという英語力を持っている人がアクトハウスに来ることはほぼないと考えています。そのレベルは確実に欧米の学部の講義を聞いて理解できるレベルに到達しているからです。今はハーバードの講義ですらオンラインで無料で見れるので、それらを見たほうが英語もプログラミングも学習効率が良いでしょう。そのレベルであれば視野も広いので将来の選択肢にアクトハウスが見えているかと言われると正直ないのではないのか?と思ってます。
>個人ブログサイトに掲載されたアクトハウスの評判・口コミに関する記事やツイッターのポストに、「アクトハウスのIT・ビジネスカリキュラムは日本語で講義が展開される」という記述がありました。どうしてアクトハウスのIT・ビジネスカリキュラムは英語で講義をしないのですか?
日本人講師が、私たちの母国語である日本語でIT・ビジネスカリキュラムを教えることで、着実に身に着けていただきたい、と考えているからです。ことさらITに関しては、専門用語が頻出し、最初のうちは一つ一つの理解にどうしても時間がかかってしまうものです。限られた時間の中で効率的に多くの知識をインプットしていくためにも、日本語での講義にこだわっています。
これに関しても、英語で教えられる人材がフィリピンにいるわけがないです。
サンフランシスコの学費が無料(実際は就職後の初任給の数%を後払いする契約)のプログラミング学校では、最低でも学部卒・修士卒でGoogleやFacebook、Airbnbなどで今現在働いている人が講師になっています。学生の卒業後も現地の大手IT企業に就職し、ほとんどが年俸1000万円以上の給料をもらっています。
また、先ほども言ったように、海外の有名大学の講義は無料で見られる時代なので、英語でカリキュラムをやりたいと言えるほど英語力に自信があるのであればこの質問をするのは野暮です。
僕は仕事でGoogleやTwilioなどの本社に行ったり、テック系イベントでUCバークレー、スタンフォードの学生などと話す機会が日本にいた時と比べ多々ありますが、日本語でコンピュータサイエンスを学んだせいで、彼らと話していて、フィルターがかかってしまっていることに不便を感じます。これではサンフランシスコで働くのにかなり不利になります。海外志向があるのであれば、時間がかかっても英語で学ぶことをおすすめします。(フリーランス志望とかは別です)
フィリピンでは現地語に専門用語に該当するものがないため、英語で学習しています。日本では、かの有名な福沢諭吉が渡米・渡欧し、学問を学び、専門用語に該当する日本語がなかったので、わざわざ語彙を作り、辞書に追加していったため、日本語でも高等教育が受けられます。
2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授は、外国に行ったことすらなく、英語が全くしゃべれないことを授賞式でスピーチしたことに、海外のメディアはかなり驚いていました。日本では全く報道されませんでしたが、今の時代は、英語でないと最先端の教育が受けられないというのがグローバルスタンダードです。
僕的には英語で学ぶことはかなり重要だと考えていて、海外の大学に入り直すことを考えてすでに準備しています。これはサンフランシスコで働かなければ気づかなかったことです。わざわざ海外で日本語でプログラミングとビジネスを学ぶのは時間の無駄とは言いませんが、正直かなり非効率だったなーと思います。フィリピンで人材を見つける+半年間という時間制約があるので仕方ないと思いますが、そもそも代表自体が英語力、プログラミングの技術力がグローバルレベルで高く、海外でバリバリ働いていた(アクトハウスの前に)わけではないので、この重要性に気づいていないというのが大きいかもしれないです。
とまぁ、いろいろ書きましたがアクトハウスで学んだことが基礎になっていることは間違いないです。
ただ、効率を求めるならサンフランシスコに来て無料の語学学校+格安の語学学校の両方に通い、1年間英語のみに集中し、たまにテックイベントに言ってみるなどし、その後は現地のプログラミング学校へ通うのが良いです。家賃はワンルームで30万くらい、シェアハウスで10万くらいしますが、やり方によってかなり安くできます。少なくとも半年間でアクトハウスと同額か少し安くできると思います。(ITの最先端は間違いなくサンフランシスコ近辺に集中しているので、そこで働きたい人が対象です。)
ビザの取得や語学学校とのアポイントメント、プログラミング学校のリサーチなど全部自分でやらなくてはならないので、「めんどくさそう、難しい」などで思考停止してしまう人は0から何でもやってくれるアクトハウスは便利ですよ。実際、当時はいつの間にかフィリピン来ちゃったなって思いました。
物事には順序があり、いきなりサンフランシスコは難しいのも事実なので、とりあえずアクトハウス行ってみれば?ってことです。半年たったら間違いなく見る世界が変わってるでしょう。
元アクトハウス生です。
自分たちには甘く、時に立場の弱い生徒(年下や低身長、女)にしわ寄せがきます。
フィリピンでの生活上の問題(虫、交通、住環境、Wifiなど)は仕方ありませんが、セブの他の語学学校と比べてもスタッフの質が最悪でした。他室のメンターに授業について質問しに行くにも同室のメンターに阻害されたり、「ルームメイトが明らかな違反行為をしているので注意してほしい」など具体的な要望を伝えてもはぐらかすかこちらの努力不足とするばかりで何も実行してくれませんでした。
授業以外の内容に至っては、要望どころか質問すること(部屋の中にある備品は使えるか?といった内容)さえ甘えとみなされていました。異性スタッフがノックもせず寝室を覗き込み口を出すこともありました。やんわりとやめてほしい旨を伝えましたが「他人の意見を聞き入れない」とみなしていました。正直キリがありません。一部のメンターの方は熱心に教えてはくださいましたが、授業以外の事に関しては積極的に問題を解決しようとはしませんでした。
バッチメイト(女子大生)も「ことば巧みで、嘘は記載してはいないものの正直がっかりした。留学を検討している友人に進める気になれない」と言っていました。
勘違いされる人が一人でも減る意味があります。応援しています。
コメントありがとうございます。
メンターは同居するという関係上、講義だけでなく居住環境にまで影響を及ぼすので、その期によって当たり外れがあるようですね。そこは早期改善が必要ですね。金額に対して、サービスの質の変動が大きすぎるので今思うとゾッとします。
今期の6ヶ月コースは女性がおらず男性のみでしたので、生活上のトラブルは少なかったと思います。基本的には男性が多いので、女性は肩身狭い思いをするでしょうね…。
>>バッチメイト(女子大生)も「ことば巧みで、嘘は記載してはいないものの正直がっかりした。留学を検討している友人に進める気になれない」と言っていました。
これは、今期でもいろんな人が言っていました。ただ、僕は起業、ビジネス、IT、英語といった単語に無縁だった方が来ると学べることが多いと思います。
今期のメンターさんはいい人ばかりだったので、来期も同じメンターさんであれば友人に勧められますが、そうではないので簡単に勧められないのは事実ですね。
アクトハウスのビジネスモデルは好きですし、応援しています。
>>応援しています。
ありがとうございます。
コメント返信ありがとうございます。
外部機関か指摘する人がいれば変わるといいですよね。
>今期の6ヶ月コースは女性がおらず男性のみでしたので、生活上のトラブルは少なかったと思います。基本的には男性が多いので、女性は肩身狭い思いをするでしょうね…。
本当だw写真に写っているの全員男性ですね。男性だけでしたらまだ平和そうですね。
体験記や卒業生と言われている起業家、ブロガーが全員男性なのを見ての通り、女性には本当に厳しいと思います。
ちなみに私より前の期にも途中で辞めた女性がいます。最初に契約書で取り決めた通りの返金もされなかったそうです。
>今期のメンターさんはいい人ばかりだったので、来期も同じメンターさんであれば友人に勧められますが、そうではないので簡単に勧められないのは事実ですね。
私の期が外れだったのかもしれませんが…
英語の方は私の期はちょうどマネージャー入れ替わりの時期でした。
One to One Englishは、元々韓国人の小学校低学年ぐらいの子供たちを対象にした学校でした。最初はあの大きな滑り台がある部屋を改装して、アクトハウス生がチームプロジェクトを行う教室にする予定でしたが、突如One to One側が台湾人をマネージャにすると言ってきて、当時の先生は2名を残してジュニアクラス担当として新校舎へ異動しました。今は台湾人の子供中心の学校のようですね。
>ただ、僕は起業、ビジネス、IT、英語といった単語に無縁だった方が来ると学べることが多いと思います。
渋谷駅付近は聖地ですよ!21Cafe、侍エンジニア塾などの他、最短1ヶ月〜外国人と住めるシェアハウスや格安宿泊施設、短期集中TOEIC講座もあります。長期休暇の際にでもぜひ。
https://tech-camp.in/note/316/
http://blog.nagocre.com/travel/2013/06/guesthouse-in-tokyo.php
そういえば依頼主が日本の企業で、報酬が日本の口座に振り込まれる場合、国外滞在中の学生でも月8万相当の収入を得たら原則確定申告が必要(もし税金が発生していて無視したら罰金ありの脱税行為)ですが、その辺授業でやりましたか?営業する際、依頼主に「セブに住んでいる」と伝えましたか?(税金の分金額が変わります)
アクトハウスの雇用者としての扱いであったり、日本での各個人の状況(住民票、バイトなど年間所得)によって変わるので複雑な話になりますが…
https://crowdworks.jp/consultation/threads/3643
全然アクトハウスの本当の評判(出てくるのはステマ記事ばかり)が赤裸々に書いてあるところが無いので、この記事応援しています!私は応募しようか悩んでいるところなんですが、デザインの講義はよかったということですが、どのメンターさんだったんでしょうか?
応援ありがとうございます。かなり更新できていませんがw
私の期では、デザインの講義が1ヶ月ほどしかありませんでしたが、かなり充実した講義でした。
デザインのメンターさんは2人いたのですが、アクトハウス卒業生で現在はフリーランスとして活動されている方、もう一方は、金子いづみさん(https://acthouse.net/freeandeasy/01)でした。
お二方とも1ヶ月という期間はデザインを学ぶうえで短いと認識されており、課題も多く出され忙しい1ヶ月間でしたが、かなり充実した講義内容でした。アイデアさえあれば、何でも作れそうというレベルでフォトショップとイラストレーターの扱いは慣れました。
デザインに対する根底の認識は同じですが、お二方ともデザインに関して違う視点を持っていたので、大変興味深い講義でした。
ただ、このお二方は当分メンターになる予定がないと思います。理由はプライベートな部分も含まれるので言えませんが。また、これからの期でデザイン講義が1ヶ月間だけでなく、3ヶ月間、6ヶ月間となる可能性もありますし、デザインのメンターさんが1人だけの可能性もあります。
むしろ、今回デザインのメンターさんが2人だったことの方が珍しいかもしれません。
やはり良いメンターに共通するのは、本当に教えてあげたい気持ちであったり、アクトハウス生のためなどの共通意思を持っていました。
仕事で来たという理由であったり、給料のためといったような意識のメンターさんはすぐに分かりました(少数派ですが)。
現在参加を検討中で、以前に参加された方より、運営側の対応が酷かったと聞き、とても悩んでいます。具体的にどのようなことがありましたでしょうか?
問題がなければ参加をしたいと考えているのですが
私の期では、対応が酷かったということはありませんでした。
ただ、過去の話を聞いた限りだと、大多数のメンターさんが毎期継続してメンターをやることはほとんどないので、完全に運頼りになりますね…。
生活環境から講義の質まで全てメンターに左右されるので。