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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1647/1647

1647話

 川遊び――正確には漁だが――をした日の翌日の夕方、セトの背に乗っていたレイは、ようやく目当ての集団を見つけた。
 街道沿いにある街の一つの入り口付近に、大量の馬車が並べられているのを見つけたのだ。
 千人近い人数が乗っている馬車だけに、当然ながらその馬車を全て村や街の中に入れるのは難しい。
 いや、街の規模によっては可能かもしれないが、現在レイの視線の先にある街はそこまで規模の大きな街ではなく、そのような真似は不可能だったのだろう。
 当然のように、ただ馬車だけを街の外に置いておけば、それを見て妙なことを考える者が出かねない。
 そんな訳で、馬の世話を兼ねて何人もの護衛が馬車や馬の周囲にはいた。

(モンスターはともかく、盗賊とかが馬を狙ってきたら厄介だしな)

 この辺りに出るモンスターは、基本的に低ランクモンスターなのは間違いない。
 そのような弱かったり、頭が悪いモンスターよりは、拙いながらも策略を使うことの出来る盗賊の方が、非常に厄介な存在なのは間違いなかった。

「スーラ達を見つけた、降りるぞ!」

 夏らしい夕日に眩しそうにしながら、レイはセト籠の中に声を掛け、セトに地上に向かうように頼む。
 軽く首の後ろを叩かれたセトは、すぐにレイの言葉に従い、翼を羽ばたかせながら地上に向かって降下していく。
 夕日に紛れて降下してくるセトの存在は、最初馬車や馬の周囲で見張りをしていた者達に気が付くのが遅れる。
 不運だったのは、最初にレイとセトに気が付いたのは、レイやセトが一行から離れた後で雇われた護衛だったことだろう。
 セト籠を地上に落ろした音で異変に気が付き、空を見ると、そこにはギルフォンの姿があったのだ。
 当然ながら、護衛はレイやセトのことを聞いてはいたのだが、他人から情報を聞くのと、自分の目で直接見るのとでは大きく違う。
 だからこそ、その男の口からは、悲鳴とも雄叫びともつかない声が上がった。

「う、うわあああああああああああああああああああああああっ!」

 そして、当然のようにそのような声が周囲に響けば、近くにいた者達も何が起こったのかと、緊張する。
 セト籠を落とした時の衝撃は当然のように感じていたのだが、それを上回る声を聞き、そちらに意識を奪われてしまったのだ。

「警戒し……ろ……?」

 警戒しろ! そう叫ぼうとした護衛の冒険者の男だったが、こちらは先程叫んだ者とは違い、レイ達がいる時からギメカラの手配で護衛として雇われていた者だ。
 だからこそ、上空から降りてくるのはセトであると、そう判断したのだ。
 夕日に照らされて眩しかったが、それでもセトのシルエットを見逃すようなことはなかった。
 ……もしここでセトを敵だと勘違いして攻撃しようものなら、間違いなくセトの愛好家……否、信者と呼んでもおかしくない女達に酷い目に遭わせられるかもしれないと、そのような考えもあったのだろうが。
 ともあれ、降りてくる存在をセトと認識した男の冒険者は、素早く叫ぶ。

「攻撃中止! 攻撃するな! 降りてきたのはセトだ! 味方だ!」

 その言葉に、先程の叫び越えを聞いた者達は安堵の息を吐き、構えていた武器を下ろす。

「何だよ、セトか。全く……誰だ、あんな叫び声を上げたのは」
「あー、ほら。レイ達がいなくなってから護衛に加わった奴」
「ああ、なるほど。……それなら、セトを見て驚いてもしょうがないか」

 何人もの護衛達が、それぞれ言葉を交わしながらアンする。
 そんな中、セト籠からエレーナ達が姿を現す。
 当然のように、護衛をしていた者達はそんなエレーナ達の姿に見惚れてしまう。
 娼婦をさせる為に連れ去られた、顔立ちの整った千人近い女達と共に行動していながら、それでも目を奪われる程の美貌の持ち主がエレーナ達だ。
 久しぶりに見る者、今日初めて見る者といったものは関係なく目を奪われている男達に、セトの背から降りたレイは声を掛ける。

「どうやら、ここで正解だったような。俺達がいない間に、随分と進んだらしくて何よりだ」
「レ、レイさん!?」

 エレーナ達の中でも、特に胸元の大きく開いた青いパーティドレスに身を包んでいたマリーナに見惚れていた男は、レイの言葉でようやく我に返る。
 元レジスタンスのことの男は、当然ながらレイの顔を知っていた。
 レイもその男の顔は覚えていたのか、頷いてから口を開く。

「スーラの部下だったよな。悪いけど、スーラやギメカラやロックスといった者達を連れてきてくれないか?」
「は、はい。すぐに!」

 護衛の男はそう言いながら街の中に入っていく。
 街の中に入る手続きは素早く済ませている辺り、街の者からも相応に便宜を図って貰っているのは間違いないだろう。
 そもそもの話、今回のように千人近い集団がこのような小さな街に寄るということは、滅多にない。
 それだけで、上へ下への大騒ぎになっているのは、確実だった。
 もっとも、スーラ達は別に盗賊という訳ではなく、こうして街に寄った以上は相応の金を落とす――その金はゾルゲー商会の支払いとなるが――のだから、街にとっては忌むべき相手ではなく、歓迎すべき相手ではある。
 街の中に入っていく男を見送り、レイはこちらもまた見覚えのある人物に近づいてく。
 名前までは覚えていないが、それでも護衛の冒険者として雇われていた女。
 元々この集団は女が殆ど……それも洗脳されて娼婦をやっていた者達なので、雇われる護衛はそのような相手と問題を起こさないような者を中心にしている。
 そういう意味では男よりも女の冒険者を雇うことが多くなるのは当然だった。

「俺達がいない間、何か大きな問題はなかったか?」
「え? そうですね。何人かは途中で寄った村や街で別れましたけど、それ以外は特に……ああ、でも一度盗賊らしき姿を見ました」

 盗賊と聞いて少しだけレイの口が弧を描いたのは、盗賊喰いと呼ばれることも多いレイが新たな獲物を見つけたからか。
 だが、そんな獰猛なレイの笑みも、女が我知らず数歩後退りながら言葉を発することで収まる。

「ただ、その……こっちの人数が人数なので、向こうは結局こっちに何もしないでそのまま離れていきました」
「……そうか」

 そう呟くレイの言葉が少し残念そうなのは、決して女の気のせいという訳ではない。

「ともあれ、無事で何よりだ。それ以外に何か問題はあったか?」
「その……」

 レイの言葉に、女はそっとセトに視線を向ける。
 そんな様子を見て、何となく何があったのか理解したのだろう。レイは小さく笑みを浮かべて、気にするなと告げる。
 セトを精神的な支柱にしていた者達にとって、自分達の前からセトがいなくなるというのは、どう考えてもプラスになるようなことはなかった。
 そうである以上、そちらの関係で何かが起きたのは確実だと、それくらいはレイにも分かった。

(ヨハンナを連れてこなくて、正解だったよな)

 ミレイヌとこの集団の女達が一触即発の状況になったというのは、以前レイも聞いて知っている。
 そこに、もしミレイヌと双璧を為すかのようなセト愛好家のヨハンナをこの場に連れてくれば……どのような騒動になるのかは、容易に想像出来る。
 尚、当然ながらレイ達がこちらに一度戻るとことになり、女の冒険者を護衛として何人か連れていくということになった時、どこから聞きつけたのか、ヨハンナもそれに立候補した。
 したのだが……ミレイヌのことを考えるとヨハンナを護衛として雇う訳にもいかず、ましてやヨハンナは元遊撃隊の面々の纏め役的な立場にいる人間だ。
 そのような人物であるという理由もあり、結局ヨハンナを雇うという話は流れたのだが……そうなった時のヨハンナの表情は、まさに絶望という言葉がこれ以上ない程に似合うものだった。
 本人は是が非でもレイ達と一緒に行きたかったのだろうが、その辺りは結局のところ立場的に仕方がなかったということだろう。
 ミレイヌばっかリー……という風に嘆いていたとかいなかったとか。
 もっとも、ミレイヌは一応セトに会えはしたが、ロニタスの護衛として雇われている以上はレイと一緒に行動出来る筈もなく、半ばすれ違いだったのだが。
 寧ろレイ達はこの集団とギルムを行ったり来たりとすることから、ヨハンナの方がセトと会う機会そのものは多いだろう。
 それでも、やはりヨハンナにしてみればミレイヌが自分よりも前にセトと会ったというのが、非常に羨ましかったのだろう。

「レイさん!」

 聞こえてきた声に視線を向けると、そこにはスーラ、ギメカラ、ロックスといった三人の姿がある。
 声を掛けてきたのは、ギメカラ。
 レイが戻ってきたというのが、非常に嬉しかったのだろう。その顔には満面の笑みが浮かんでいた。

「ギメカラか。どうやら、そっちも無事だったらしいな。この短時間で随分と進んだのはちょっと驚いたぞ」
「あはは。私達が思っていたよりもスムーズに進むことが出来たんですよ。勿論、色々と問題はありましたが、それでもこちらでどうにか出来る程でしたし」

 レイが来てくれて嬉しいと、本気で心の底から思っているような言葉。
 もっとも、ゾルゲー商会から派遣されている切れ者の男だ。
 当然のようにその言葉や表情が必ずしも本心を口にしているとは限らない。
 だが、それでも今の状況を考えれば、恐らくその言葉と本心はそう大差がない筈だった。

「そう言ってくれて、こっちも助かる。ただ、今回もそこまで長い時間こっちにいる訳にはいかないと思う。多分、数日といったところか」
「そうですか。それでも、レイさん達がいてくれれば、こちらとしては助かります」

 ギメカラにとって、レイ達のような腕の立つ……それでいて、問題を起こさないような相手というのは、喉から手が出る程に欲していた。
 ……レイの場合は、女達との間に問題は起こさないが、それ以外の面で問題を起こす可能性は十分にあったのだが。

「それと、ロックス。ギルムから何人か護衛として女の冒険者を連れてきたから、使ってくれ」
「それは助かる。どうしてもこの人数に対して、護衛の数は少なくてな」
「一応、護衛の人数は前よりも増えてるんだろ? 何人か見たことのない奴もいたし」

 セトの姿を見て驚いていた男の姿を思い出して尋ねるレイだったが、ロックスはそんなレイに首を横に振る。

「いや、駄目だな。そもそも、千人近い集団をこれだけの人数で護衛するって方が無茶なんだよ。雇える護衛も、腕より性格重視だし。……勿論、そうする理由も分かってるんだけどな」

 ロックスも、自分が女達に警戒の視線を向けられているのは分かっている。
 それでもあくまで警戒の視線で、嫌悪に満ちた視線ではないのは、これまでのロックスの行動からだろう。
 使節団の護衛に選ばれるだけあって、ロックスも腕だけではなく性格の方も考慮されている人物なのだから。

「またギルムに戻ったら何人か護衛を連れてくるから、それまで待っててくれ」
「ああ。ただ……出来るだけ早く頼む。それと、ギルムの近くまで行ったら、出来ればお前に最後まで護衛して欲しいんだが、どうだ?」
「あー……だよな」

 ロックスの言葉に、レイは納得する。
 ギルムの近く……正確には、ギルムから近い街のアブエロやサブルスタの周辺には、盗賊が多い。
 ギルムという金のなる木と呼ぶべき場所に向かったり、そこから戻ってきたりする商人を狙って、様々な盗賊が集まってくるのだ。
 それこそ、倒しても全く減らないかの如く。
 集まってくる盗賊の中には、弱い盗賊も多いが、そのような盗賊はそれこそ冒険者や商人の護衛によって淘汰されていく。
 結果として、残る盗賊はそれなりの腕を持つ者達……ということになるのだ。
 そのような場所を通る場合、この一行は明らかに格好の獲物でしかない。
 それを防ぐ為には、盗賊達が襲おうとしないような抑止力が必要となる。

「分かった。……けど、一度あの辺の盗賊を纏めて倒してしまった方が良いかもしれないな。取りあえず今度ギルムに戻る途中でそれらしいのを見つけたら殲滅しておくよ」
「……あ、ああ」

 レイの口からあっさりと出た盗賊を殲滅しておくという言葉に、ロックスは驚く。
 勿論ロックスもレイがどれだけの強さを持っているのかは知っている。ギルムに住んでいれば、当然のようにその辺りの情報は入ってくるからだ。
 だが、それでもこうして間近で堂々とそれを口にするのを見れば、やはり驚くのは当然だった。

「まぁ、その……うん。お手柔らかにな。……いや、寧ろどんどんやってくれって言うべきか?」

 何故か盗賊のことを心配することを口にした自分に気が付き、慌ててそう付け足すのだった。

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