歴史映画(洋画)には、絶望するほどの悲しいストーリーが多くなっています。しかし、その中には、かすかに希望を抱けるものもあるのです。そこで、歴史映画(洋画)のベスト10を紹介するので、ご覧になってみて下さい。
- No.1:「パールハーバー」
- No.2:「スノーデン」
- No.3:「レヴェナント 蘇りし者」
- No.4:「パリは燃えているか」
- No.5:「ある戦争」
- No.6:「ウィンター・ウォー」
- No.7:「ヒトラー 最後の12日間」
- No.8:「黄金のアデーレ 名画の帰還」
- No.9:「レッド・ドーン」
- No.10:「アフガン」
- 歴史映画(洋画)ベスト10のまとめ
No.1:「パールハーバー」
www.akira-blog.comパールハーバーでは、日本の戦闘機が、次々にアメリカ合衆国の空母を撃沈していく所は迫力があって面白かったですね。ただし史実にはない演出をしていて、日本人として不快感を抱くような出来になっているのは残念の極みです。
それでも迫力のあるシーンは確かですし、ハワイという楽園で、つかの間の平和を楽しむシーンと地獄を見るシーンのギャップの大きさも、この映画の見所になっています。
No.2:「スノーデン」
www.akira-blog.comアメリカ合衆国のスパイであるスノーデンが、祖国を優先するべきか、世界の自由を優先するべきかで頭を悩ませる事になります。あまりお金をかけるような映画ではないので、迫力のある歴史映画を見たい方には物足りないように感じるかもしれません。
しかし最近になって起きた事を題材として扱っている映画だけに、凄く興味が持てる映画でしたし、スノーデンの話が本当であれば、政府に背を向けた彼の勇気には感服してしまいます。
No.3:「レヴェナント 蘇りし者」
www.akira-blog.comレヴェナントは、1823年にアメリカ合衆国で実際に起きた話を題材にした映画です。この映画では、ヒュー・グラス(演:レオナルド・ディカプリオ)が鬼気迫る迫力で、獣に襲われたり、獣を食らうシーンがありました。
特に熊に襲われるシーンは凄くて、喋れない時に息子を失うシーンよりも見応えがありました。
No.4:「パリは燃えているか」
www.akira-blog.comパリは燃えているかでは、ドイツのコルティッツ将軍(演:ゲルト・フレーベさん)が、ヒトラーの命令通りにパリを爆破するべきか悩んでしまうストーリーになっています。
かなり昔の映画になってしまいますが、ナチスドイツの軍隊とレジスタンスの激しい戦いは迫力があって、本当にパリの文化遺産が守られるのかハラハラするような展開です。
No.5:「ある戦争」
www.akira-blog.comデンマークの軍人が、アフガニスタンで大勢の部下の命に危機が迫る中で、空爆を要請する事になります。しかし、その時の行動が罪もない大勢の市民が犠牲になってしまいました。
そこで、クラウス・M・ペデルセン(演:ピルウ・アスベックさん)が裁判にかけられる事になって、有罪か無罪かで争う事になります。この映画では戦争で部隊を指揮する事がいかに難しのか?それを感じさせる歴史映画になっていました。
No.6:「ウィンター・ウォー」
www.akira-blog.com第二次世界大戦で、連合国が対ドイツ戦で最も苛烈を極めた市街戦がスターリングラードの戦いでした。しかし、もう一つのスターリングラードと言われた戦いがあって、それが『アルザスの森』で行われた戦争だったのです。
ウィンター・ウォーでは、アルザスの森の戦争を中心にストーリーが展開されます。木を盾にして戦われる極寒の環境は、地獄そのもので、戦争がいかに厳しいかを教えてくれる映画になっています。
No.7:「ヒトラー 最後の12日間」
www.akira-blog.com人類史上でも、指折りの独裁者がアドルフ・ヒトラーです。そのヒトラーは冷酷非情な男として、知られていました。その男につかえた個人秘書から見たヒトラーの人物像を描いたのが、この『ヒトラー 最後の12日間』だったのです。
ヒトラーは部下たちに厳しい反面で、愛人や個人秘書たちには優しい一面がありました。そのような二面性のあるヒトラーをブルーノ・ガンツというヒトラーの顔によく似た俳優が見事に熱演しています。
No.8:「黄金のアデーレ 名画の帰還」
www.akira-blog.com黄金のアデーレ 名画の帰還では、マリア・アルトマン(演:ヘレン・ミレン)がナチスドイツに奪われた名画を取り戻そうとします。しかし、その名画は、今ではウィーンのブベデーレ美術館にありました。
マリア・アルトマンは弁護士ランドル・シェーンベルク(演:ライアン・レイノルズ)と協力して、裁判を起こしますが、1度は負けてしまいます。マリアはもう1度裁判を起こすのか厳しい決断を迫られる事になるのです。
No.9:「レッド・ドーン」
www.akira-blog.comレッド・ドーンは、北朝鮮がアメリカ合衆国を軍事侵攻するという現実ではありえない事態に陥ります。その北朝鮮を背後で軍事支援していた国もあって、アメリカ合衆国は苦戦を強いられます。
しかしアメリカ合衆国の青年たちはゲリラ戦を展開しようとしますが、それはどこか戦争ごっこという感じがして、今ひとつという所がありました。しかし意外性のあるストーリーだったので、興味のある方は、見ておく価値はあるでしょう。
No.10:「アフガン」
www.akira-blog.comアフガンは、世界の超大国としてアメリカ合衆国と覇を競い合ったソ連(ソビエト連邦)がアフガニスタンに軍事侵攻する事になります。ソ連の兵士たちは厳しい軍事訓練を耐えてきた精鋭でしたが、戦場ではそれほど厳しいものではなかったのです。
そんな拍子抜けする日々が続く中で、命の危険をかえりみない恐るべきイラスム武装勢力が大軍で襲いかかってくるようになって、ソ連軍は地獄の戦場を体験する事になります。
歴史映画(洋画)ベスト10のまとめ
歴史映画(洋画)では、多くの作品が厳しい戦場を扱った作品が多くなっています。それは苛烈極まるもので、地獄の世界が広がっています。所が、そのような厳しい世界も、いつかは終わりがやってきます。
今回紹介した10作品も、いつかは光がさしてくれるので、どのような厳しい事態に陥っても必ず希望がある事を私たちに教えてくれます。