「道の駅かつらぎ」工事で”不正な支出” 元副市長らを刑事告発
02/16 20:36
葛城市は損害賠償請求をしたが返還されず刑事告発に踏み切った
奈良県葛城市が発注した「道の駅」の工事に不正な支出があったとして、葛城市が前の副市長などを刑事告発しました。
地方公務員法違反の疑いで葛城市が刑事告発したのは生野吉秀前副市長ら7人です。
葛城市によると去年11月にオープンした「道の駅かつらぎ」の建設前に建っていた、社会福祉法人「柊の郷」のグループホームの移転補償費が根拠なく2500万円増額されました。
さらに、架空の道路補修工事などに約1000万円を支払ったことになっていたということです。
葛城市は去年10月、前市長と生野前副市長のほか、「柊の郷」や道の駅の施工業者2社にあわせて3500万円の損害賠償を請求しましたが、返還されなかったことから刑事告発に踏み切ったということです。