今日は、昨日に引き続き、歴史のお話。
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歴史を勉強していると必ずでてくるのが戦争。
人類の歴史は戦争の歴史といっても過言ではないくらいです。
歴史をみていくと様々な争いがあります。
たとえば、「応仁の乱」「島原の乱」「壬申の乱」などなど。
その他には、「本能寺の変」「桜田門外の変」、さらには「文永の役」「文禄の役」などがあります。
ここで何か気付いたことはありませんか?
「争いと」一括りした中にも「~の乱」「~の変」「~の役」と最後の文字が違っていますよね。
この「乱」「変」「役」の違いはなんでしょう?
「乱」「変」「役」の違い
「応仁の乱」「島原の乱」と「本能寺の変」「桜田門外の変」。
この争いを見比べてみてください。
歴史に詳しい人はもうお気づきかもしれませんね。
そうです。争いの長さが違うのです。
「応仁の乱」や「島原の乱」は、長い期間にわたり続いた争いです。
一方、「本能寺の変」や「桜田門外の変」、短い時間(一瞬)で終わった争いです。
ですので、長期にわたり世の中が乱れる争いを「乱」、短期間で世の中が乱れる争いを「変」といいます。
では「~の役」はどんな意味でしょう?
「文永の役」は、高麗王国が日本に侵攻してきた際の戦い。
「文禄の役」は、豊臣秀吉が朝鮮に侵攻したとき戦い。
これは、どちらも他国との争いです。
他の国と軍事的衝突があった時に使われるのが「役」となるのです。
さいごに
いかがですか?
歴史って面白いですよね~!
ちなみに、「~の陣(大阪冬の陣・夏の陣)」は、時の権力者の命によって、強制的に参集した戦役のことを言います。