田中刑事選手に母校から声援
ピョンチャンオリンピック、フィギュアスケートの男子シングル、後半のフリーに倉敷市出身の田中刑事選手が出場し、前半との合計で18位に終わりました。
母校の小学校では17日も地元の人たちなどが声援を送りました。
田中選手は全体の5番目に登場し、冒頭の4回転サルコーを決めてオリンピックで初めて4回転ジャンプに成功しました。
しかし、次の4回転サルコーからの連続ジャンプで転倒し、その後もジャンプが乱れました。
得点は164.78で、16日に行われた前半のショートプログラムとの合計は244.83となり、18位に終わりました。
田中選手の母校、倉敷市の連島神亀小学校では、田中選手が所属するスケートクラブの子どもたちなどおよそ400人が演技を見守り、冒頭の4回転サルコーが成功すると大きな拍手が送られていました。
訪れた30代の女性は、「とにかく無事に滑ってほしいという思いで見ていました。1番練習していたはずの4回転ジャンプが成功した時には、思わず涙が出ました」と話していました。
田中選手を小学生のころから指導してきたスケートクラブの佐々木美行監督は「彼らしいパフォーマンスでしたが、思うように滑れず、悔いが残った部分もあると思います。今回の反省を生かして次のオリンピックを目指してほしいです」と話していました。