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国際忍者学会、伊賀で設立 実像解明、世界に発信へ

 海外から注目されている忍者を学術的に研究する「国際忍者学会」が三重大(津市)などの関係者によって17日設立され、伊賀流忍者発祥の地の三重県伊賀市で記念大会があった。

 忍者の実像を歴史学、栄養学、医学、文学などから解き明かし、成果を国内外に発信する狙い。年数回の研究会や学会誌の制作に取り組むほか、テーマごとの分科会も設置する。会長には中島篤巳さん(古流武術連合会長)を選出した。

 記念大会では、鈴木英敬知事が忍者の衣装で「大変意義のあること」とあいさつし、国内外の研究者8人がこれまでの研究成果を発表。山梨学院大のウィリアム・リード教授は脳波の分析から、忍者の呪文を唱えることで「落ち着く効果がある」と説明した。

 会場には約200人が訪れ、忍者衣装の外国人や愛好家らが研究者の発表に聞き入っていた。学会役員に選出された大手出版社勤務の井上直哉さん(26)=東京都小金井市=は「忍者の学術研究を民間と大学で深めていきたい」と話した。

(中日新聞)

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