私最近とても共感したツイートがあります。
おしっこを我慢し続けると、ブドウ球菌、大腸菌、プロテウス等の細菌が繁殖し、膀胱炎になるのは周知のことですね。それと同じように、感情を我慢しつづけると、心の中に無理が生じ、他人に対してキレる、説教する、正しさを押し付けるということが生まれてくるそうです。どういうことか、ちょっとお話しますね。
感情を我慢するとどうなるか……はこのマンガがわかりやすい
このマンガの作者である田房永子さんいわく、何か理不尽なことに対して「納得できない!」という感情が生まれたとしても、「でも自分にも至らないところがあったしな」などという理屈で感情にフタをすると、自分の中に無理が生じる。その無理は、特に身近な人に対して、いびつなものとして(正しさを求める、説教する、キレる等)として表れてくるだけではなく、自罰的にもなるというもの。
根本には「納得できない!」という感情にフタをしていることがあるので、「私は何も悪くない!」「あの人が悪い!」という、うんこやおしっこのような気持ちを外に出す(排泄)すると楽になるというのが、田房さんのお話。
どこに「排泄」するのが適切か?
田房さんは試行錯誤の末、セラピーやカウンセリング、精神科クリニック、自助グループなどで、感情を「排泄」するのがよいと気づいたそうです。
私もだいたい同じかな。理不尽なふるまいをする主(納得できない!の相手)に対して言うとカドがたち、自分の社会における立場も悪くなる可能性があるので、そういう安全な場所で「排泄」するのが最も望ましいと思う。私もカウンセリングでそういう感情を排泄しています。
私はそれに加えて、理不尽なふるまいをする相手に直接苦情を言ったり怒ったりするというのを、限定的に取り入れている。決して他の人にはおススメはしないけどね。私の場合、その相手は会社の上司や社長。(もう退職したので、前職の上司や社長だけどね)
私の場合、そういう感情は、自分より立場の弱い人(特に奥さま)に出しがちになるので、あえて目上の人(それでいて逆上して反対に殺される可能性が低い)を狙い撃ちして、打算的に怒ったり文句を言ったという感じ。
そのあたりのことは、この記事に詳しく書いているので、興味があれば読んでもらえるとうれしいです😊
理不尽なことに対して我慢せずに「理不尽だ!」と声をあげられるようになると、自分に対する信頼が増す
「カウンセリングなどで感情を排出する」「理不尽な目上の人に怒る・キレる」という形で、自分の我慢を発散させられるようになると、本当に自分が楽になるんだよね。スッとする、スカッとするという気持ちがあるけれども、その気持ちの中の端っこで、自分に対する信頼感が増すように思われてくる。
「よくぞ理不尽に対して理不尽と言えたね!私、やればできる子じゃん!」
みたいな。
カウンセリングや上司・社長に吐き出しているけれども、自分が我慢する本音の感情を認めてほしい本当の相手というのは、他ならぬ自分自身なんだろうと思う。私は私自身に対して「私のこの感情を無視しないで!」と泣き続けていたのだろうね。
いま、こういう「排出」ができるようになって思うことだけれども、自分の肉体と感情がようやく一つになったような気がしています。うまく言語化できないけれども「私のこの肉体も、この感情も、すべて私のもの」というような感じかな😊