スカル&ボーンズを設立したウィリアム・ハンティントン・ラッセル

「イルミナティ 悪魔の13血流―世界を収奪支配する巨大名家の素顔」 ⑤

フリッツ スプリングマイヤー (著), Fritz Springmeier (原著), 太田 龍 (翻訳) P412から

スカル&ボーンズを設立したウィリアム・ハンティントン・ラッセル

1986年、アントニー・サットンはスカル&ボーンズの真の姿を暴露する本を出版した。内部情報を持つある人が研究者たちに大きな小包(高さ20センチにもなるスカル&ボーンズに関する書類の束)を送ってよこした。アントニー・サットンは勇敢かつ知的な人物であったので、この情報をパワフルな本にまとめたのである。スカル&ボーンズは1833年、エール大学でウィリアム・ハンティントン・ラッセル将軍とアルフォンソ・タフトによって設立された。その後1856年に法的な会社組織として「ラッセル・トラスト」と名を改めている。

私もスカル&ボーンズに関する情報をファイルにしてためていた。スカル&ボーンズのもとの名は「ソサエティ・オブ・ブラザーズ・イン・ユニティ」という。イルミナティはエール大学で五つの友愛団を作った。スカル&ボーンズに加えての「スクロール・アンド・キー」「ブック・アンド・スネーク」「ウルフルズ・ヘッド」「ベルセラス」である。そのほかにプリンストン大学では「ポールセラン・クラブ」(別名「ポーまたはピッグ・クラブ」)を、オックスフォード大学では「グループ」を設立した。その後にローズ奨学金がスタートしたのである。我々はいつも、なぜアイビーリーグの大学の卒業生だけが特別優遇されるのか疑問に思っていた。これがの答えである。

これらのイルミナティ系友愛団体の及ぼす影響、歴史、儀式に関してはとてもこの本には書ききれない。メンバーのうちの数名のリストは巻末に記しておくことにしょう。スカル&ボーンズの会員はエリート一族の出身であり、アメリカ合衆国全体に絶対的な権力を振るっている。

ラッセル・トラストはのちにワッケンハットという警備会社を設立した。それはイルミナティのいわば私設軍隊で、UFO基地のような重要施設をガードしている。

ウィリアム・ハンティントン・ラッセル(1809~85)重要人物である。彼はエール大学の創始者ジェームズ・ピアポイント師の協力者であったノディア・ラッセル師の子孫であるるコリンズ家というイルミナティの一族とユニテリアン教会もエール大学の設立にかかわっている。ジェームズ・ピアポイント師の子孫たちはメーソンになったり、スカル&ボーンズの会員になったり、ダイアナ妃と血縁関係にある者と結婚したりしている。ジェームズ・ピアポイント師の曾孫娘はイルミナティの資本家ジョン・ピアポイント・モルガンと結婚した。

一方、もう一人の創始者ノディア・ラッセル師の子孫たちは奴隷貿易やアヘン戦争に従事し、海賊を働く者もあった。なかでも特質すべき子孫はスカル&ボーンズの創始者ウィリアム・ハンティントン・ラッセルである。この一族の会社であるラッセル&カンパニーの商標は髑髏と骨(スカル&ボーンズ)である。この会社の経営陣の一人にはウォーレン・デラノ・ジュニアがいた。彼はFDR[フランクリン・ゲラノ・ルーズベルト]の祖父にあたり、ラッセル&カンパニーの中国における。(アヘン貿易の)運営責任者だった。

タフト家もスカル&ボーンズ中の重要な家系である。ジョージ・ブッシュはタフト家とも、メロヴィング王朝ともつながりがある。ビル・クリントン大統領もタフト家や、おそらくはロックフェラー家とも関係がある。イングランドの系譜研究の第一人者が言うには、ビル・クリントンには大いにメロヴィング王朝の血が流れているとのことである。

ラッセル家とタフト家は密接に結び付いている。この両家はエホバの証人とモルモン教において、それぞれ指導的役割を果たしている。私はまた、エホバの証人やモルモン教LDS教会の指導者たちの手で執り行われたイルミナティの悪魔儀式に参加した多数の人々から話を聞いているのである。

広告
Report this ad
Report this ad
標準

コメントを残す