「きれいだね。」
男はつぶやいた。
「この景色のこと?それともあたいのこと?」
「ふっ。君よりキレイなものがこの世に存在するのかい?」
「もうっ!!何言ってんのよっ!」
・・・。
見つめ合う2人。そして女性が目を閉じ・・・。
普通のバルコニーならロマンチックな景色に恋も実ってチューも出来るのかもしれない。
しかしスペインはクエンカにある「宙づりの家」では厳しいだろう。なぜならバルコニーが突き出ていてすぐ下は崖なのだから。
見てぶるぶるした
バルコニーが突き出している
初めてこの「宙吊りの家」を目にしたときにぶるぶると身震いしたのを覚えている。
もしあのバルコニーに好きな女性と行くことが出来たなら怖くて僕から抱きついてしまうだろう。
床が抜けてしまわないか不安で恋どころではない。
この道の左側も崖
S字に曲がった斜面。
緑。
突き出したバルコニー。
青い空と白い雲。
道の先はトンネルのような感じで通れるようになっていて、僕は出来るだけ崖から離れるようにして進んだ。
遠くから見てもぶるぶるした
洗濯ものはよく乾きそう
高層のマンション等がないので日の当たりは最高。
でもだからといって洗濯ものを干すのはおすすめしない。強い風が吹き荒れると布団はどこまでもふっとんでいくでしょうから。
下は道路
相当な高さの所から突き出しているバルコニー。
視線はまず最初にあの「宙吊りの家」にいってから下に道路や木々があることに気づかされる。
サンパブロ橋と一緒に撮影
写真中央に宙吊りの家とすぐ近くにサンパブロ橋
少し見にくいですが橋を渡っている人が2人います。
それにしても凄まじい景色。
様々な呼び名がある世界遺産のクエンカ。その中の1つである「城塞都市」を証明してくれるような風景を撮影。
他には空中都市、魔法にかけられた街、時が止まった街と呼ばれています。
まとめ
晴れた日はやっぱり日当たりが最高
この周りの景色からするに夜は真っ暗かと。
夜に行ってないので分からないけどバルコニーから満点の星空が見えたりしたら最高にロマンチック。まぁ場所が場所だけにスリルも満点なんてことに・・・。
とにもかくにも「宙吊りの家」で好きな人といちゃいちゃするのはお互いに高いところが得意じゃないと無理ですね。
いい天気だけどどこも洗濯もんを干してないなぁ。