薄く伸び縮みして体にぴったりと貼り付けられる発光ダイオード(LED)ディスプレーを、東京大の染谷隆夫教授(電子工学)らのチームが17日までに開発した。ファッションや医療関係の応用を目指している。
同じく体に貼り付けるセンサーと組み合わせて、心電図の波形を表示するシートも試作した。染谷教授は「スマートフォンやタブレットの代わりに情報を表示するような使い方もできる」と話している。
ディスプレーの厚さは1ミリ。伸び縮みするため動画の表示部分は縦3・8~6・4センチ、横5・8~9・6センチ。最大で名刺程度の大きさになる。
【共同通信】