思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ウィルコム(現・ソフトバンク、ウィルコム沖縄)の京セラ製PHS「HONEY BEE 5」(WX07K)です。
HONEY BEE 5は、コンパクトなボディにポップなカラーバリエーションを揃えたHONEY BEEシリーズの7機種目となった製品です。
7機種目なのに「5」となったのは、シリーズ唯一の折り畳み型モデル「HONEY BEE BOX」と、ソフトバンクモバイル向けに提供されたAndroidスマートフォン「HONEY BEE 101K」が派生モデルとの位置づけで販売されたためで、正統進化モデルとしては「5番目」ということになります。
HONEY BEEシリーズのPHS端末としては初めて防水(IPX5/IPX7)とBluetoothに対応しています。
「2台目の端末」を想定して開発されてきたシリーズでしたが、1台目となる端末がフィーチャーフォンからスマートフォンに移り変わってきたことからHONEY BEE 5ではスマホとの連携機能を強化。Bluetooth機能を利用して、スマホにかかってきた電話にHONEY BEE 5で応答できるほか、メール着信の通知などが確認できるようになっています。
時代の流れに合わせ機能を進化させてきたHONEY BEEシリーズでしたが、HONEY BEE 5がPHS端末としては最後の製品になっています。
(機材協力:携帯市場)
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