すみません、そのメッセージの送り先は私であってます?って思うくらい大変ありがたいことに、いろんな方から私の分際でリアクションやコメントを頂いています。これはマジパネエありがたみ。世の中意外と慈悲のかたまり。そして圧倒的感謝。空前絶後。超絶怒濤。今のマイブーム四字熟語。そして無駄に韻を踏むこと。決して譲れないぜこの美学。何者にも媚びず己を磨く。察しの通りライムスターもマイブーム。イェア。
とにかくこの世にいろんな意見がある中で共感してもらえたり、ゲイの方からもよく考察できてますね的なコメントを頂いてびっくりしつつも軽めに盆踊りするレベルに喜んで何回か拝見しております。ありがたみストップ高。「ここはこう思う!」とか「自分の経験上はこう思った!」とか「アンタちょっと表出な!タイマンだ!」とかなんかあればコメントなりツイッターなりでお送り頂けたら非常に楽しく読みます。ちなみに表に出てもタイマンはしません。私は平和主義。
そこそこ長めにやってるくせにはてなブログのコメントの仕組みが分かってなくて、返信もうまいこと出来てるんだから出来てないんだかもアレなんですが、もしトチ狂っていてもレスポンスが欲しい!という方がいらっしゃいましたら、その旨を書いていただけたら公開して返信したり個人的なものはメールで返信したりします。臨機応変に場面対応。私の生き方は常に適当。毎度くだらない話にお付き合い頂きありがとうございます。
そういえば、多分小学生ぶりにめざましジャンケンに参加しました。なにあのアラフォーのテンション。眞島秀和は数十秒でも最高の仕事するぞ。
今回はあらすじからして不穏な雰囲気が感じ取られてはいましたが、予想以上の不穏さ。まだご覧になっていない方は、休みの前日にご覧になってください。絶対に休みの前日よ。どうか私の二の舞は踏まないで。
http://fod-sp.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4d83/
いやもうちょっとさ……とりあえず一旦みんなパセラかカラ館に集合〜〜〜!!フリータイムで会議しま〜〜す!!二次会議はファミレスのドリンクバーで〜〜す!!つって。だってなんかここに来てものすごい情報をブチ込んできましたよね?折り返しのはずの5話がとんでもないことになってる。まだその大風呂敷を広げるんですか??みたいな。設定の盛り込み方にヒリヒリして私の情緒もバイオリズムもバキバキに狂いまくりですが、この気持ちをどうにかするために妄想考察をやります。早めに吐き出さないと一週間を棒に振りそう、というような熱量でお送り致します。いつにも増して散漫で結局何を言いたいのか分からなくなってる予感しかしないので、どうしても眠れない夜とかにお経の感覚でフワーッと読んでいただけたら何かしらの供養になるかもしれません。何かしらの。基本的にここに書かれた文章は真に受けずサラーッと受け流し、穏やかな慈悲の心で今回もよろしくどうぞ。
渉はあの貼り紙の一件を経て、事務所からの独立を決めます。すると留美ネエが「独立しないって言ってたじゃない。あの紙のことならみんな真に受けてないよ」などと引き留めようとする。その時に渉が「それはそれで、居心地が悪いんだよ」と言うのです。私はそのセリフを聞いた時、ん???それってもうさりげなくカミングアウトになってないか??って思いました。その理由は、留美ネエの言うように同僚はみんな「真に受けていない」=「渉はゲイなわけがない」って思われていることが「居心地が悪い」につながっているんだとしたら、それは結果として自分がゲイであることを肯定してることになる。渉はいくらクローゼットであっても、自分がゲイであることはちゃんと受け入れているし、同性の恋人もいる。本当の自分を間接的にでも否定される場に、身を置き続けようとは思えない……という意味じゃないかなって。どうだろう。これって渉にとってかなり大きな変化だなと思ったんですよ。今までの朔の言葉がかなり響いてる。
それから渉は「迷ってた俺の背中をあの怪文書が押してくれたって思うことにする。そうすれば犯人を恨む気持ちもわかない」ああ、平和主義。これはもう私の2、300歩先を行く平和主義です。渉は争いどころか、人に対して出来るだけ負の感情を抱きたくない系の平和主義。ものすごく大事にされて育ったんだろうな……わたるん……。あ、留美ネエのネエを付けるの地味に面倒だからこの後は普通に留美にしますね。マジで地味に面倒。
続いて小宮山妻はインスタ映え改め、インスタ見栄のためにリア充代行サービスを利用していたという切なすぎる闇。社宅の時に我々コーポラティブハウス引っ越しますのオホホホって遠回しに自慢して友達いなくなっちゃったのかな……はたまた元々いないのか……闇……。
あ、ここで小宮山妻から「アライカップル」という単語が出てきます。アライは支援を意味するallyから来ている単語で、LGBTを理解し支援をする人という意味を持ちます。そして私もまさにこのアライなんすかね。意識したことがないのであれですけど。なぜか私はよくカミングアウトされることが多くて「何で私に言ってくれたの?」って聞いたら「なんかもう母性がヤバイから聞いて欲しくなっちゃった」って言われました。当時19歳で母性がヤバイって良いんだか悪いんだか………。そういえば最近はLGBTQ +って言うんですよね。クエッショニング、クィア、アセクシャルとか色々と含める言い方だそうです。知らないところで色々なことがアップデートされている。
そして娘がダンスに打ち込む様を偶然見かける小宮山夫。小宮山夫はとにかく娘のゆかがきらめく姿に感動し、こうしちゃいられないぞと動き出します。何となくその頑張りが小宮山妻の前では功を奏しそうにないのがあまりにも切ない……素敵な夫なのに……。
毎度亮司に憤りつつ心配してる川村家では、息子が来る日程を決めている様子。「引っ越しにかかった費用、ちゃんと請求してくれよ」とかいう亮司……そうじゃない…そうじゃないんだ亮司……!!!!!ちひろは切なげに「私たちの関係ってなんだったんだろうね」と言う。そうだよ……亮司……私たちにその男気を見せてよ……!!!!っていうか、ここの季節が夏だった。てっきり秋らへんなのかと思ってました。季節感が見えてなかった。
続いて五十嵐家では、予告通りに人工授精にステップアップ。奈々の影響もあってフラットな考えを持つようになった大器は、よりよい精子を採取しようと色々と調べて褌を取り入れたりする。いやあ、やっぱり大器って相当クレバー。大器は常に奈々が自分に対して必要としていることをちゃんと気付いて理解しようとする。もし結果として、自分に求められてることが理解できなかったとしてもその姿勢に至ることが重要なの。実はそれが一番難しいことだと思うから。夫婦の愛というか、夫婦の一番美しい部分が描かれてる気がしてしみじみしたわ。独身ながらに。
男性と女性は脳の作りからして違う生き物であって、お互いを完全に理解するのは不可能です。それでも相手を思いやる気持ちとか相手を理解したいという気持ちで、どうにかしてその差異を埋めていこうとするわけじゃないですか。それが成熟していくと性別や年齢を超えた絆、信頼関係になるのよね。だからお互いが相手に関心を持ち続けることによって、夫婦は円満にやっていけるんじゃないかなと。人間関係は結果よりも過程。ちなみに私は何にしても結果を求めがち。だから友達も少なくて恋愛もろくにできないんだろって?大きなお世話!!まとめて表出な!!一人ずつタイマン張るぞ!!
えー、すごく今更ながら、24歳スーパーシングル女が偉そうに何を?そして突然の一人コントは何?と思われるのではないかと思いますが、なにぶん可哀想な妄想考察オバケなんだなと思って大目に見ていただけると幸いです。
続きまして、奈々とちひろと朔が共有スペースにいるシーン。おっとついにパワーアップしたヒーリングタイム!と思ったらちひろの別れの挨拶。ねえ……亮司……。朔が「せっかく仲良くなったのに寂しい」って言うと、ちひろ「私も寂しい〜」って言うの。本当にちひろには早めに合流して欲しかった。この気立ての良いギャル感が最高。私が大好きなやつよ。これからますます仲良くなりそうだったのに……ねえ、亮司……今からでも遅くないから……。ちひろは、わざと出ていくまでチャンスを与えたのに亮司は何にも言って来なかったから、ヨリ戻すつもりがない、と言うのです。それを受けて朔が「男にそんなこと期待しちゃダメだって。男なんかプライドの高い小心者ばっかりなんだから、自分からリスクのあることするわけないでしょ。ヨリを戻したいなら女から言わなきゃ」ええ……説得力がすごい……。実体験に基づいてそう。ちひろが「え〜〜めんどくさい」とぼやくと「めんどくさいのが恋愛だからね」ここも説得力がすごい。「違う環境で育った人間同士が心を通わせるなんて、そもそも無理なことしてる。恋愛関係が続くこと自体、奇跡なんだよ」なんか可愛いパステルカラーのジョウロ持ちながら熱弁してるんですけど、真理を的確に突いてくるんだよね。物の本質を見抜いている。「めんどくさいこと、些細なことを乗り越えて、それでもこの人とって思えた人たちだけが奇跡の山、"恋愛"に登頂できる」これはもはや説得力の兄貴ですわ。今年に入ってわりとすぐに婚活とか恋活とかなんかそういうの全部やめてシングルをエンジョイしてる私を弟子にしてください兄貴〜〜〜〜。
この流れで小宮山のもかちゃん、パパとママと山を描くの巻。なんだこのカット割り。将来もかちゃんは大物になりそうですよね。そして中学受験を控えたゆかちゃんの夏期講習の金額を見てゾッとする小宮山妻。中高一貫狙い。これな……私はNバッグのところに小3からガンガン通ってましたが、それくらいしてたんだろうな……あの夏期講習……近隣の校舎に飛ばされたりするやつまだやってんのかな……。それにしても我が家は教育への投資を惜しまない家庭で大変ありがたかった。今なら分かるありがたみ。しかしそれなりに投資してもらったわりに、この出来上がりのクオリティとパフォーマンスが悪くてマジの申し訳なさあるよね……年を追うごとに……。
すると塾から連絡があり、ゆかちゃんが塾をサボっているらしいとのこと。「エッ塾の前まで送り届けましたけど!?」と狼狽える小宮山妻。完全に台風を巻き起こす時の顔。やっぱり真飛さんってすごい。表現力。とても高貴で高尚な顔芸。顔芸っていうとなんか一気に面白いやつみたいな感じになっちゃうけど、真飛さんはそうじゃない。とても高貴なお顔の芸。とにかく焦る小宮山妻、もかちゃんを奈々に預けて急遽塾へ。ここのもかちゃんの演技力。母のスカートを掴むところすごいな〜と思いながら見てました。一方その頃、番組のオーディションを受けるゆかちゃん。怪我したメンバーのアンダーとしてキレッキレに踊り、メンバーの子の父に送り届けてもらったところでOMG。小宮山妻がいる。これは怖いぞ……。そしてもかちゃんの子守りをする五十嵐家。とてもドタバタ。そして深キョンはかわいい。ここではチャイルドヒーリングタイム。家ではゆかちゃんを問い詰める小宮山妻。萎縮するゆかちゃんに、帰宅してきた小宮山夫の果敢なフォロー。果敢だわ。結果、ゆかちゃんにも外出禁止令が。なかなかハードやな。遊び疲れたもかちゃんを小宮山妻が引き取りにいき、五十嵐家は普段通りの二人。と思ったら、タイトルバック直前の松ケンの赤褌で笑った。突然の遊び心。って、タイトルバックに亮司の息子が加わっているーー!!そこはかとなくサブカルな雰囲気の息子。ちなみに演じてるのはレプロの和田庵くんです。
リビングに追い出される小宮山夫……。何やら過去に誘拐っぽいことがあったっぽいですよね。それっぽい、それっぽい。だからやけに警戒してたのか。小宮山夫は「受験は、ゆかの意志なのか?」と問います。妻は「ゆかはまだ小学生なの。まだまだ親の助言が必要な年齢で、ここで受験しておけば高校受験、大学受験で苦労しなくて済むの。あの子の将来を考えれば、中学受験が最善の策なのよ」夫は「10歳の子供にも意志はあると思うけどね」と返す。
ここ、私は妻の意見がすごくよく分かる派なんだよな。自分が中学受験を経験してるせいだと思うんですけど。完全に私に限った話ですが、中学受験はやってよかったなと心から思っています。現に高校受験はしなくて済んで、大学受験に集中できた。小学生のときの私は何か打ち込めるものは無く、かと言って勉強もやりたくなかった。無理矢理、ただ母親に言われるがままに塾に通って平日はほぼ毎日夜まで授業、休日もテストで遊びに行けない。毎週テストのたびに偏差値が出るし、成績のクラス分けで一喜一憂させられる。夜は疲れて寝るだけ。文にするとつまんない小学校生活だったなと思うけど、今はその境遇に耐えるだけの価値があった。中学受験したことで得るものはめちゃくちゃたくさんあります。それは知識だけじゃなくて、度胸だったり精神的な面でも。高校、大学、社会に出た今に至るまで息づいています。
もちろん子供の意志を尊重することは何よりも大事だけど、子供を育てることってただ尊重するだけで上手くものでもない。私は最近、親は子供に対して人生の中にある選択肢の存在をより多く気付かせることが役目なんじゃないかなって思っていて、そう考えると親の勧めによって中学受験をさせるのは大いにアリなのよ。アリ寄りのアリ。その時に打ち込めるものがないのならば尚更ね。でも、ゆかちゃんはダンスがな……ダンスも極めさせてやりたいよな……。だから小宮山夫の気持ちもめちゃくちゃ分かる。学生時代に打ち込めることがあるのはいいよね。私も大して打ち込まなかったから、部活に燃える学生を見ると羨ましいなと思います。でも私は学校が終われば色々なオタクとして、色々と打ち込んでいた思い出が蘇ります。情熱持って打ち込めるならなんだっていいんだわ。とりあえずゆかちゃんの受験上手くいくことを祈るね。
そしてBASEのターン。ヒリヒリした留美が登場。早々につらいモードよ。朔がどうぞ、と椅子を指しますがスルーして奥に座る留美。あーっ怖い!!!そしてこのタイミングでマスターが買い物へ。そして白をグラスで頂く留美。おもむろに封筒を差し出し、朔に探偵事務所からの報告書を見せます。そこには「調査対象者:青木朔」の文字。住んでるところ、勤めている場所、体型まで映ってましたけど……はーーー!!!めっちゃ怖い!!!!
留美「世間知らずのお坊ちゃんかと思ったけど、結構複雑な生い立ちしてるのね」
朔「俺が広瀬渉の甥かどうか確かめるためにこんなことを?」
留美「甥じゃないことは最初からわかってた。だって彼一人っ子だもん」
私は思わずテレビの前で頭を抱えたね。そりゃ知ってるよな。結婚を考えるほどの相手の家族構成、知ってる知ってる。改めて一人っ子の甥って何者だよって。もうわたるん………そういうところなんだぞ………自覚がないんだろうけど……マジで……。そして朔は留美になぜあんな貼り紙をしたか、と問います。
留美「彼って真面目で完璧主義でしょ?隙がないようで結構脇が甘いのよね。私はそういうところも好きだけど」あーーーほらーーー!!わたるんそういうところだって毎回言ってるじゃんーーー!!!もーーー!!「そういうところに漬け込む人が許せないの」ここから事態が急変しますので、一回深呼吸しとこ。とりあえず吐いてから吸お。
留美「施設育ちなんて苦労したでしょ」
朔「施設には俺より悲惨な奴がいっぱいいたので。親の顔知らないだけ、俺はまだマシだと思いましたよ」施設育ちで、親の顔を知らない………あーだから愛に飢えてるのか……すごく納得した……。
留美「でも学校は中学までしか出てないし、10代の間は食べられなくて、いろんな男性の家を転々としてたのよね」すると、朔は食い気味に「知ってますよ、彼は全部」と言います。
ここはね……私は渉は朔の過去を知らないと踏んでます。渉に聞かれてないから話してないんだと思うの。朔は聞かれたら答えると言っていたので、多分聞かれてないから何も言っていない……と、思う。難しい。これまで苦労して色んなこと経験してきた朔は、臆病な小心者でプライドが高くて真面目で完璧主義なのに脇が甘い、そんな世間知らずなところもある渉をどう言う気持ちで見てきたのか。
なんか、二人が出会った時、朔の中では恋は始まってなかったような気がしてきました。きっと朔は元カレに捨てられた後、明日を生きるために次の男を探していた。ちょうどその時に渉と出会って、関わっていくうちにだんだん好きになったんじゃないかな。例えば、出会ったその日にすぐ寝ないとか「こういうことはやっぱり付き合ってからじゃないと」「君は若いんだから、自分の体大事にしなきゃ」とか、なんかそういう渉のやけに真面目で誠実な感じが新鮮だったりして。それに渉は朔が愛を注いだらそのまま受け止めてくれるし、何もしなくてもちゃんと自分を愛してくれる。まるで無償の愛。だから朔は渉のそばにいるようになった。朔が一番欲しいのは愛情であり、無償の愛といえば家族。1話の養子縁組の話もここでちょっと繋がりそう。これは全部妄想です。
留美「じゃあ、広瀬くんの家に転がり込んだ理由も話した?」はっと黙る朔。留美は高圧的に「あなたは彼にふさわしくない。将来の邪魔になるようなことはしないで」と言って店を出ます。いや、待って。この急な盛り込み方おかしくない??5話でこの盛り込み??と思ったんですけど、1話で朔が渉の家に初めて来た時に朔の荷物がめちゃくちゃ少なかったじゃないですか。まさかの家具付きレオパレス?とか呑気に思ってたんだけど、そういうことだったか………そうかあ……渉の家に来た理由があるのか……。将来の邪魔ってことは、なんとなく施設が関係ある?あとは何だろう。将来の邪魔って何だろうな。そもそも施設育ちの子と付き合うこと自体が将来の邪魔って捉え方もありそう。……何このつまらない推理?
朔が家に帰ると、独立のために忙しく準備をする渉。そしてライトな感じの「おかえり」。今回も眞島秀和の最高の仕事が始まっております。朔は渉に「手伝おうか?なんかない?俺にできそうなこと」と言う。バックグラウンド聞いた後のせいで際立つ健気さ。渉は「フォトショップ使える?」とか「じゃあエクセルは?」と聞く。朔はフォトショもエクセルも知りません。このタイミングでめちゃくちゃ痛いところをつくよね。
これはただの余談ですが、親の所得格差は子供の学歴に影響し、最終的には子供の所得にまで影響が出ると言われています。何だかんだで学歴社会も薄れたとは言いつつ、結局は無くならないと思うのよね。だって募集要項に大卒以上って書かれてたら、中卒と高卒は選考すらしてくれない。それってガンガン学歴フィルターかけてきてるって話じゃない??親の所得は子供が育つ環境と密接に関係しているし、なかなかその格差から逃れられない。唯一そこから逃れる手立てとしては、とにかく勉強すること。やっぱ勉強はできるうちにしておいた方がいいなと大人になってから強く思うもんね。一応、義務教育として学びの機会はどんなところにも平等にあるわけだから。北野武の菊次郎とさき、深キョンが出てた下剋上受験とか見てると、勉強ひとつで境遇や人生も変えられる……って、なんか私、変なセミナーとか宗教の人みたいになってません?情緒が不安定。
ハイ、話を急激に戻しまして、渉は朔に「いいよ、気持ちだけで十分。ありがとね」と言って笑うのです。そういう渉の優しい言葉が、朔と渉の差をありありと見せられているようですっごい切なかった。ああ、眞島秀和の最高の仕事。朔は階段を登り、渉の見えない壁にもたれかかって遠くを見る。しんどい……ここまでで非常にカロリーが高い……ご飯をバターで炒めてラードのせてごま油かけてるくらいカロリーが高い……。
トイレから出てきて落ち込む奈々。電話が鳴る。琴音が破水したと連絡があり、急いで駆けつける奈々。琴音は緊急の帝王切開で、奈々が立ち会うことに。不安そうな琴の手を握る。
そこで大器が奈々からのメッセージを見ます。「赤ちゃん、できてなかった」……この時の大器の気持ちよ。自分にはまだできなかったのに、赤ちゃんが生まれるところに立ち会うのってどんな気持ちなんだろう。それでも感動するんだろうか。するかな。人から人が生まれて、小さい体でこの世に生きていくんだなと思ったらやっぱり感動するか。色々考えちゃうかもしれないけど、結局は感動しちゃう。
琴音に語りかける奈々の話を、扉を隔てて聞いてた高畑淳子がすごかった。表情も、声のトーンも、すごい空気を作る女優さんですよね。高畑淳子のプロフェッショナルな仕事。その後の知らないフリしてくんない?って言う松ケンの顔もよかった。すごく複雑な感情が見えて。
ラストスパートの川村家。最後の荷物を持ったちひろと亮司がパッと向き合ってキスしてベッドに雪崩れ込みます。いきなりのスピード感パネエ。ていうかこれ副音声が平山さんとメアリージュンだったんでしょ??まーーーとんでもないことやらせますね、フジテレビさんは。改めて自分たちでラブシーン見せるなんて、とんだアブノーマルなプレイじゃないの?ええ?と思ったら、突然の息子の来襲。ハロー、サブカルボーイ。口紅ベッタベタの亮司に絶句。下着姿のちひろにも絶句。アダルティな二人に放り込まれるサブカルボーイの行く末はいかに………ということでまた次回。
いやー、抜群にハイカロリーな5話。こんなにハイカロリーな流れは久しぶりすぎて、普通に死にそうだったわ。今日も一日生きた心地がしなかったもんね。色んなことを考えすぎて。正直、ここまでで一番ドラマチックな展開を持ってるのって朔じゃないですか。マジでうっかりメインの深キョンが霞みそうになってた。深キョンが霞むことなんて滅多にないからな。とんでもないことだよ。本当にこんな設定ならあと10話は必要なやつじゃん。これからの伏線回収を想像して勝手にゾッとしてます。
そして気づけば今回もここまでで余裕の9000字超えでした。先週から圧倒的まとめる力のなさが露呈しまくり。我ながらもっと簡潔にどうにかならないのかなと思ってはいます。まあ思ってるだけで、何をするってことはないんですけど。そして何と言っても意識が散漫ね。一つの話について書きながら、頭ではもう全然違うこと考えてるっていう。どこで韻を踏めるかなとか。もっと落ち着いた考え方をしたいものですわ。
……と言うわけで、今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました!次回も山場が目白押し。みなさま生きてお会いしましょう。
来週まで生きて、生き抜き、生きねばならぬ。