なぜダイエットにタンパク質が必要?
恐らくダイエットの食事制限と聞いて最初に思い浮かべるのは炭水化物の制限、カロリー制限、糖質制限といったものだと思います。しかしいくら制限しても中には思うように結果が出ないといった人もいると思います。勿論制限すれば痩せられるといった訳ではありませんが、その基礎となる体づくり、それはダイエットには必要なことでもあります。そこで今回はその基礎となる体づくりに必要なタンパク質についてお話したいと思います。
タンパク質とは何か?
タンパク質とは炭水化物や脂質といった栄養素と並ぶ三大栄養素です。筋肉や臓器、ホルモンバランスなど体の調子を整えるのは勿論、人にとっての大きな栄養源となっています。主にアミノ酸で構成されていますが体内に取り込まれることによってタンパク質へと再形成されます。余談ではありますが、毛髪や爪もタンパク質が変性したもので十分に栄養を摂取出来ていないと、こういった爪や毛髪にも影響が出てきてしまいます。特に爪や毛髪への栄養の優先順位は低いので体を巡って最後に行き届けられるといったイメージです。
タンパク質とダイエットどう関係しているの?
ここまででタンパク質の大きな役割について少しは理解してもらえたと思います。ここからはダイエットをする上でタンパク質がどう関係しているのか話していきたいと思います。
タンパク質がもたらす影響
タンパク質が不足すると脂肪を燃焼しにくい体へとなってしまいます。よくリバウンドの原因としても挙げられるのですが食事制限を止めた途端体重が増えたという人がいますが、これは食事制限中は単純に食事量が少ないから結果として痩せ、その時点で体質が燃焼しにくい体へとなってしまい、成功したとしても燃焼しにくいので体重が増えてしまいます。よく誤解されがちですが、太りそうといったイメージで様々な食材を控えると代謝を上げる筋肉も衰えてしまうので摂取するものはしっかり摂取することが大切であり、ダイエットをするのであれば、それに加えて適度な運動が重要になってきます。
タンパク質について抑えておきたいこと
タンパク質は体の調子を整えると紹介しましたが、少し細かく言うと血管や筋肉、細胞にも大きな影響を与えます。これが不足すると血流が悪くなり、筋肉が衰え、代謝が落ち、脂肪が燃えにくいという悪循環に繋がってしまいます。
1日の摂取 目安量
大まかではありますが、体重に対して0.1%が理想とされています。例えば体重が50kgならば50(体重)×0.001(割合0.1%)=0.05(kg)となります。つまり50gです。一食で50g摂るのではなく1日3食の食事で目安量を摂ることが大切です。
食材に含まれるタンパク質の量を知ろう
ここからは短な食材でタンパク質がどのくらい含まれているのか紹介したいと思います。
納豆
1パック 6.6g
ヨーグルト
1皿 1.8g
豆腐
1/3丁 4.9g
スライスチーズ
1枚 4.1g
牛乳
1杯 6.6g
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卵
1個 6.8g
サラダチキン
100g 23.8g
鶏むね肉
70g 14.9g
鶏もも肉
70g 11.0g
牛ひき肉
70g 12.0g
豚ひき肉
70g 12.4g
豚肉肩ロース
70g 12.4g
牛肉肩ロース
70g 11.3g
食パン
6枚切 5.6g
ご飯
1膳 3.0g
鮭
一切れ(70g) 15.7g
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まとめ
今回はダイエットに欠かせないタンパク質について紹介してきました。いくつか食材とそのタンパク質の分量を紹介しましたが、摂取する際はそればかりではなく、様々な食材から栄養を摂り入れることが大切です。また今回の記事を書こうと思い、このことについて知ったのは奥さんがスポーツジムに通っていて、奥さんを通しトレーナーから教えてもらうことが出来たからです。まだまだ紹介したいこともありますが、時間をかけて当ブログでも今後紹介していきたいと思います。