小郷
「子育て中の皆さん、そして子どもたちにとっても気になる話題です。」
飯田暁子記者(報道局)
「このグラフ、なんのグラフかわかるでしょうか?
戦後から伸びていくんですけれども、20年ほど前からは、ほぼ横ばいになっています。」
女性
「わからないです。」
女性
「なんでしょう…。」
答えは、17歳男子の平均身長。
20年前をピークに横ばいが続いています。
女子も同じ傾向です。
女性
「意外でした。
今の子はみんな、どんどん大きくなっているのかなと思って。」
女性
「もっと(男子の身長が)高いとうれしい。」
小郷
「日本人の平均身長が伸びなくなってきているとは、知りませんでした。」
近田
「取材にあたった飯田記者とお伝えします。
どうして伸びが止まったのでしょうか?」
飯田記者
「身長の伸びは遺伝に加えて、『栄養・睡眠・運動』の3つの要素が関わっていると言われています。
このうち、かつては不足していた栄養については状態が十分に改善されたことで、日本人の身長はピークを迎えたのではないか、という専門家もいます。
一方で、睡眠や運動、それに外遊びの機会は減る傾向にありますから、子どもの身長には好ましくない状況にあると警鐘を鳴らす専門家もいるんです。
子どもの健やかな成長のためにはどうすればよいのか、聞いてきました。」